STRIKE HOLE

※2008年01月06日付「伝説の青龍刀系同人誌即売会、川崎に降臨！！」の続きです

確かに私のブログのイメージとしては、例の記事以降、青龍刀で厨イベントを叩き斬る、というイメージが付いているｗ
…まあ、それは自業自得だししょうがないと言えばしょうがない。

だが、私のブログの本来の趣旨としては、

＞同人イベント評論のポリシーとしては、「否定的な事は極力抑えて前向きな提言を目指す」「男性向け・女性向けの枠、地方・都会の枠に囚われない評論を目指す」

と定めている。

初心に戻ろうという事で、１月１日付の記事では、

＞今年は厨イベントを青龍刀で一刀両断・快刀乱麻するブログではなく、地味だけど良イベントを発掘できるブログを目指していきたいなあ、と考えてをります。

と記し、当ブログ本来の目的である「良きイベントを褒める」という部分を強調していきたい、そう考えていた。

だが、こと夢彗星に関してだけは、最早「前向きな提言」だの「良い所を褒める」だの呑気な事ほざけるレベルを遥かに超越している。
この主催団体に関しては、思う存分青龍刀を振りかざし批判申し上げたい。そのように考える。続きを読む

※諸般の事情により、本日よりカテゴリ「夢彗星」を新設致します。

本日１月６日、同人誌即売会「新年初参加」という事で、川崎市産業振興会館開催・らき☆すた・柊姉妹オンリー「柊巫女初詣祭」に参加した。
（同日同会場にて初音ミクオンリー「ネギ畑でつかまえて!」も開催）

この両即売会とも、東京・鹿児島・沖縄を地盤に精力的にオンリーやオールジャンルの即売会を開催されているイベント主催団体「夢彗星」の主催である。
厳密に言えば、初音ミクは「サイバーアイドルプロジェクト」名義での主催となっているが、申し込み先は夢彗星主催と同住所であり、事実上夢彗星主催と考えて差し支えない。

夢彗星の即売会については、昨年以降、様々なブログで批判が上がり、ヘタリアオンリー開催時には「まとめサイト」も登場するほどであった。
私はどちらかと言うと、南九州や沖縄で同人誌即売会を定期的に開催されているという事もあり、地方イベント応援の立場から、心情的には夢彗星擁護だったかもしれない。夢彗星の批判も他サイトに比べれば消極的で、積極的に取り上げる事は無かった。

だが、本日の即売会に対する夢彗星の態度は、到底看過出来るものではない。
詳しい論評は項を改めて述べさせて頂くこととし、先ずは、本日起こったことを時系列的に書き留めたい。続きを読む

参考：当ブログ2007年01月26日付「和歌山同人誌即売会探訪（１）」
　　　当ブログ2007年01月27日付「和歌山同人誌即売会探訪（２）」

昨年この時期、和歌山市を訪れ、同地開催のオールジャンル同人誌即売会に参加。その時の様子をレポートしつつ、あれこれ論じさせていただいた。
あれから一年が経ち、色々動きが見られてきた。嬉しい事、残念な事両方あるが、本日はその点について述べさせていただきたい。

嬉しい事としては、「comic ex-L」（以下「エクセル」と表記）がついに公式サイトをオープンさせた事、が挙げられる。
前回の記事で、県外への告知活動の熱心さ・パンフレット内の読み物の充実ぶりは他の即売会に引けを取らない強みだが、一方で公式サイトを持っておらず告知の足を引っ張っているのは残念、と申し上げた。

私に言わせれば、ＷＥＢの存在はチラシ数千枚以上の効果をもたらす。
県外でチラシ撒き熱心に頑張るパワーがあるのなら、そのパワーをセーブしてでもＷＥＢの整備をしてくれ、とまで申し上げたいぐらいだ。その方がエクセルの為になる。
ＷＥＢサイトの設置は、告知面において非常に重要だ。ＷＥＢがあれば、「ケットコム」や「同人誌即売会検索しすてむ」のような即売会情報検索サイトに掲載され易くなる。掲載されれば、目に付く機会も増え、自然に宣伝となる。
ＷＥＢサイト設置を通じ、より多くの同人者の注目を集める事、そして参加者数の増加に繋がる事を期待したい。

唯一つ気になる事としては、サークル参加の方法が明記されていない事。
申込用紙がダウンロード出来るまでは良い。サークル参加者にとっては有り難い。
だが、それを何所に送れば良いのか、ＷＥＢを見ただけでは全く分からない。至急の改善を、関係者にはお願いしたいものである。
（改善出来れば、サークル参加への障壁が取り除かれ、より参加し易くなる→サークル参加増に繋がるであろう）

あとは、系列の同人ショップ「ex-L shop」もＷＥＢを設置して、オンラインで委託同人誌の通販を行ったり、エクセル本体のＷＥＢとリンクたり、両者の相乗効果で色々出来るんじゃないか、とも思ったがそれはそれで別の話なので省略。



残念な事としては、「comic　ex-L」と並び注目し続けていたもう一つの即売会「ＣＯＭＩ☆ＣＡＮ」が今後の開催をしばらく休止する事。
ＣＯＭＩ☆ＣＡＮについては、当ブログでも以前の記事で、相当に厳しい事を書いてしまった覚えがある。新参の即売会に対して手加減無く、いささか申し訳無い思いもあった。
ただ、主催氏も、当ブログの記事に目を通して頂いている模様で、当ブログで提言した「県外への告知の積極化」「申込用紙のダウンロード」等を実行に移して頂いた。
実は、主催氏ご本人とも６月大阪開催「コミックコミュニケーション」でお話させて頂いたのだが、告知活動頑張っていらっしゃる模様で、陰ながら今後の飛躍を期待していた。

また、コミケ開催前日に「前夜祭」と銘打ったネタ的要素の強い即売会を開催する等、興味深く、意欲的な取り組みも実施された。

しかしながら、ＢＢＳ等拝見するに、今回でしばらく休止する模様だ。再開は「早ければ2008年夏」との事。
大変残念ではあるが、この手の個人主催の即売会は、主催者個人が仕事や家事の合間を縫って開催するもの。本業が忙しくなれば、どうしても本業優先になるのは仕方ない所である。

但し、定期的な開催を継続する事も、参加者の信頼を集め、サークル参加者を増やし、最終的には即売会の盛り上げに繋がる。
定期性が無くなってしまう事は、今までの信頼を崩す事にもなり、マイナスポイントになってしまうのも事実。

既に休止を発表された以上、当方もそれ以上口を挟む事は差し控えるが、再開の折は、無理の無いペースで定期的に継続開催が出来るよう、スケジュール組みを考えていただきたいと願う。

新春のお慶びをお祝い申し上げます。
また、コミックマーケットに参加された皆様、三日間お疲れ様でした。

当ブログSTRIKE HOLEは、本年もアキバエクスプレスの痛さに匹敵するぐらいの頭の悪い電波評論(URLやブログ名を見て頂ければ当ブログの頭の悪さはお察し頂けるとは思いますがｗ)と、同人世界を真面目に考える評論の二本立てで進めて参りたいと考えております。
願わくは、(おこがましいかもしれませんが)同人世界に何らかの貢献を果たせる評論を目指して参りたい、と考えております。

出来れば、今年は厨イベントを青龍刀で一刀両断・快刀乱麻するブログではなく、地味だけど良イベントを発掘できるブログを目指していきたいなあ、と考えてをります。
皆様、本年も宜しくお願い致します。