毎週末になると、全国各地で、様々な同人誌即売会が、多数開催される。
開催数が多い以上、即売会同士の日程バッティングなんぞしょっちゅうだ。正直、多少のバッティングなんぞは、仕方ないと思う。
ただ、パイの食い合いになるようなバッティングに関しては、苦言を呈する事もある。
同人誌即売会の世界は、共存共栄や相互扶助の精神が大切だと私は考えるが、パイの食い合いとなる日程バッティングは、サークルの奪い合いとなり、この精神に反するからだ。
また、興行的見地からしても、パイの奪い合いの結果として、両イベントの共倒れが懸念される。全ての即売会に成功して欲しい、という願いを、一応は私も持っているのだが…日程バッティングは、その願いを阻害する恐れがある。
具体的には、同じジャンルの即売会が同日に開催されるケースが一例となろうか。
同じジャンルのサークルが食い合いになるので、例え開催地域が離れていても、同ジャンルの同日バッティングには眉をひそめよう。
ただ、最近は例外も出てきている。
例えば、東方ジャンルのような規模の巨大なジャンルに関しては、もう地域が異なる限り同日バッティングでも何も言わない。
イベント数も収拾付きようが無い数だし、地域単位でサークル参加の住み分けができる。パイの食い合いにはならないだろうし、多少なった所で、動員数が「超多数」から「多数」に変わる程度の話だ。
東京の「例大祭SP」が後出しで他のオンリーにぶつけてきた時ですら、後からぶつけられた米原「まいこみ東方祭」も100サークルを集められる世の中だ。(※1)
東方に関しては、地域が異なってれば、同日バッティングしようと構わない、とまで断言出来よう。
流石に、札幌で同じ日に東方オンリーがバッティングした時は、後出しした方を批判したが…
(※1)但し、これは「まいこみ東方祭」が地元密着の告知をしていた事、東京との距離が離れている事も、例大祭SPの影響で死亡せずに済んだ要因かもしれない。適当な運営のイベントで、東京との距離が近ければ死んでたかも。
と、こんな感じでバッティングの是非について語ったが…まとめるとこんな感じだ。
・「パイの食い合い」となる即売会同士のバッティングには遺憾の意を示す
・具体的には、同日同ジャンルオンリーのバッティング
・但し、パイの食い合いにならず住み分けができる傾向の東方ジャンルのような例外もある。東方は、同日バッティングでも開催地域が違えば文句は言わない。
もう一つ、同日バッティングでも文句を付けない例外があった。
同じ会場で、同じジャンルの別オンリーをやっている場合だ。
例えば、蒲田PIOの大ホールで、とあるジャンルのキャラAのオンリーが開かれ、小ホールでは同じジャンルのキャラBのオンリーが開かれたとする。
この場合、参加サークルはキャラ単位で住み分け可能だ。
一般は、両方のオンリーにハシゴで参加できるから、両イベントの相乗効果も期待できる。
パイの食い合いどころか、相乗効果をもたらす。こういうバッティングならば、寧ろ歓迎だ。
さて、(パイの食い合いとなる)同日バッティングが起きた場合だが…
私が青龍刀を振り回し調教する対象は、基本的に、後出しした側となる。
後出しする側は、公開前にバッティングにならないかどうかを調べたり、調整したりする余裕がある一方、先に公開した側は、日程を変える事が難しいからだ。
後出しする側に選択権があるにも関わらず、バッティングを選択したのだから、バッティングの責は後出し側になる。
もっとも、止むに止まれぬ事情でバッティングを余儀なくされた、なんて話も稀にはあるので、個々の事情を十分勘案した上で、青龍刀振り回すかどうかは決まるが…
ここで留意すべき事が、一つある。
それは、同人イベント情報サイト「ケットコム」において、(予定)として掲載されしイベントは、「公開」した事としてカウントしない、という事だ。
ケットコム自身が主催の即売会の(予定)は、日程がコロコロ変わるので確定情報として取り扱えない。そもそも何処の会場かも分からぬ状態では、催事情報を公開したとも言えないだろう。
また、ケットコム以外が主催の(予定)イベントなら、ほぼ100%日程変更は無い。しかし、サイト上やチラシ等で子細が発表されないから、ケットコムも(予定)として掲載しているに過ぎず、「公開」とは言えない。
(予定)は「未定」であり、「公開」したとは決して言えない。その状態で他のイベントが入っても、そのイベントに同日でぶつけられた、なんて言っちゃいけないと思う。
例えば、先にも述べた、9/19・「例大祭SP」「まいこみ東方祭」、東方オンリー同士のバッティング。
「例大祭SP」が発表される前、ケットコムでは、9/19開催の東方オンリーには、以下の2イベントが掲載されていた。
・滋賀県米原市「まいこみ東方祭」
・東京(予定)「東方素芸祭」
「東方素芸祭」はケットコム主催の、東方キャラオンリー集合型イベント。ケットコム上では、「東方超素芸祭」として掲載されていたこともある。
人によっては、例大祭SPは東方素芸祭とまいこみ東方祭に後出しでぶつけた!とおっしゃる向きもあろうが、私はその言い方は不適切であると思う。
東方素芸祭は開催未決定・未公開のイベントだから、ぶつけた内に入らない。例大祭SPがぶつけてきたのは、まいこみ東方祭だけである。
ちなみに、例大祭SP発表の少し前、東方素芸祭が、まいこみ東方祭と同日に(予定)として入ってきているが…
これを、東方素芸祭がまいこみ東方祭にぶつけてきた、と批判する事も、決して無い。
素芸祭は(予定)扱い。開催未決定段階、開催公表前の段階に過ぎない。
例大祭SPが素芸祭にぶつけたのをノーカウントにするのと同様に、素芸祭がまいこみ東方祭にぶつけたのもノーカウントだ。
ここまで長々と、日程バッティングに関する自身の考えを述べたが、最近、バッティングになりそうな心配事が一つ。
2月12日土曜日開催予定の即売会だが…気になるのはこの即売会。
・東京流通センター開催(ボカロオンリー)「VOCALOID FESTA」
・東京都内(予定・会場未発表)
東方ボカロ&エルシャダイオンリー「ボーマス崇敬祭大問生SP」
「ボーマス崇敬祭大問生SP」はケットコムの主催。東方・ボカロ・エルシャダイの各オンリーを手掛けるケットコムが、3ジャンルのオンリーを合同で発表という構想だろうか。
公式サイトもできておらず詳細は不明瞭だが、11/5以降、ケットコム上に掲載されている。
一方の「VOCALOID FESTA」(ボカフェス)は、東方オンリー・博麗神社例大祭の関係者が、ウッドベル名義で開催するコスプレイベントに「幻想郷びらき」というものがあるが、これと同一名義の主催で新たに立ち上がったボーカロイドオンリー。11/14以降正式に発表された模様だ。
一見、ケットコム側が先に発表し、そこにボカフェスが後出しでぶつけてきたかのようにも見えるが、ケットコムはあくまで(予定)としての発表に過ぎない。
ボカフェスがぶつけてきたとの批判があっても、それは正しくないと思う。
先にも述べた通り、(予定)の即売会と同日にぶつけてきても、それはバッティングの内に入らない物として見なしたい。
ちなみに、仮にケットコムがこの日で正式決定、(予定)を外したとしたら…
ボカロがそのイベント内容の中に入っていれば、ボカロオンリー同士のバッティングという事になる。
ケットコムの後出しと見なし、ケットコムを批判する事になるだろうか。
但し、(予定)を外した時に、東方エルシャダイ等に絞り、ボカロが抜けるのならば、同ジャンルの同日バッティングではないから、ケットコムを批判する事はないだろう。
また、会場がボカフェスと同じ流通センターならば、相乗効果が期待できるから寧ろ歓迎だ。両主催仲良くやってね!な世界だ。
さて、最近のケットコムは、大きいイベントが開催される動きを察知すると、意図的に同日ないし近似日に自身のイベントを(予定)としてぶち込むイタズラをされているようで…
9/19開催の例大祭SPが発表されるより前の段階で、東方素芸祭を9/19に(予定)として入れていたのは、その一環だろう。
3月の例大祭・10月の東方紅楼夢でも、同じ日に自身主催の東方オンリーを、(予定)扱いで入れている。
(その是非はともかく)日程未公表のイベントですら、どこからか情報を嗅ぎ付け(予定)で掲載できる程に、ケットコムの情報収拾力は強力だ。私の耳にすら届く程度の情報、ケットコムが聞き逃す訳無い。知ってて敢えて確信犯で、例大祭や紅楼夢の予定日にわざと(予定)イベントを入れている、と考えるのが自然だろう。
「ネタは上がってるんだ!早く公開しちまえお前ら!」というメッセージ性も込めての(予定)イベントの掲載、とも分析している。
「ボカフェス」開催の報に接した時、これと同日に入った「ボーマス崇敬祭大問生SP」(予定)も、同じ路線かな?と直感した。
ケットコム側だってボカロオンリーをやっている。新たにボカロオンリーを開催する「ボカフェス」が、ボカロオンリー老舗「ボーカロイドマスター」を営むケットコムに、話を通さない訳が無い。主催やるならその程度の話を通すぐらい、して当たり前の世界だろう。
ケットコムが開催発表前に情報を掴んでると考えるのは、極めて当たり前の話。当該イベントの開催予定日に、敢えて(予定)をぶち込むのは、やはりイベントの早期公開を促す「釣り」と見るべき。それが妥当な見解だろう。
ただ、このタイプの(予定)イベントは、他のイベントが開催を発表すれば、ケットコムも予定を取り下げる。
例大祭SP開催発表の時には、その翌々日に、掲載されていた「東方超素芸祭」(予定)を取り下げた。
だが、ボカフェスに関しては、公開されても尚、「ボーマス崇敬祭大問生SP」を取り下げる気配が無い。
…もしかして、ケットコムは、ガチでボカフェスにぶつけるおつもりか…?
そういう心配が生まれてくる。
「ボカフェス」側も他ジャンルとは言え大きな実績を遺した名主催。
ケットコムも、様々なジャンルに手を出し、手を出したジャンル全てにおいて結果を出す。名主催たる事は言を待たない。
名主催同士のバッティングとなれば、激しくも不毛な争いになりかねない。共食いは必死で、興行的見地からもダメージは小さくないだろう。
ボカフェスはもう発表し、今更変えられないだろうが…ケットコムならまだ動かしようがある。
イベント自体を他の日に変えるなり、仮に同日としても、催事内容からボカロを消去するなり、ボカロ同士の同日バッティングが避けられるよう、最善の努力を尽くしていただけるようお願い申し上げたい。
開催数が多い以上、即売会同士の日程バッティングなんぞしょっちゅうだ。正直、多少のバッティングなんぞは、仕方ないと思う。
ただ、パイの食い合いになるようなバッティングに関しては、苦言を呈する事もある。
同人誌即売会の世界は、共存共栄や相互扶助の精神が大切だと私は考えるが、パイの食い合いとなる日程バッティングは、サークルの奪い合いとなり、この精神に反するからだ。
また、興行的見地からしても、パイの奪い合いの結果として、両イベントの共倒れが懸念される。全ての即売会に成功して欲しい、という願いを、一応は私も持っているのだが…日程バッティングは、その願いを阻害する恐れがある。
具体的には、同じジャンルの即売会が同日に開催されるケースが一例となろうか。
同じジャンルのサークルが食い合いになるので、例え開催地域が離れていても、同ジャンルの同日バッティングには眉をひそめよう。
ただ、最近は例外も出てきている。
例えば、東方ジャンルのような規模の巨大なジャンルに関しては、もう地域が異なる限り同日バッティングでも何も言わない。
イベント数も収拾付きようが無い数だし、地域単位でサークル参加の住み分けができる。パイの食い合いにはならないだろうし、多少なった所で、動員数が「超多数」から「多数」に変わる程度の話だ。
東京の「例大祭SP」が後出しで他のオンリーにぶつけてきた時ですら、後からぶつけられた米原「まいこみ東方祭」も100サークルを集められる世の中だ。(※1)
東方に関しては、地域が異なってれば、同日バッティングしようと構わない、とまで断言出来よう。
流石に、札幌で同じ日に東方オンリーがバッティングした時は、後出しした方を批判したが…
(※1)但し、これは「まいこみ東方祭」が地元密着の告知をしていた事、東京との距離が離れている事も、例大祭SPの影響で死亡せずに済んだ要因かもしれない。適当な運営のイベントで、東京との距離が近ければ死んでたかも。
と、こんな感じでバッティングの是非について語ったが…まとめるとこんな感じだ。
・「パイの食い合い」となる即売会同士のバッティングには遺憾の意を示す
・具体的には、同日同ジャンルオンリーのバッティング
・但し、パイの食い合いにならず住み分けができる傾向の東方ジャンルのような例外もある。東方は、同日バッティングでも開催地域が違えば文句は言わない。
もう一つ、同日バッティングでも文句を付けない例外があった。
同じ会場で、同じジャンルの別オンリーをやっている場合だ。
例えば、蒲田PIOの大ホールで、とあるジャンルのキャラAのオンリーが開かれ、小ホールでは同じジャンルのキャラBのオンリーが開かれたとする。
この場合、参加サークルはキャラ単位で住み分け可能だ。
一般は、両方のオンリーにハシゴで参加できるから、両イベントの相乗効果も期待できる。
パイの食い合いどころか、相乗効果をもたらす。こういうバッティングならば、寧ろ歓迎だ。
さて、(パイの食い合いとなる)同日バッティングが起きた場合だが…
私が青龍刀を振り回し調教する対象は、基本的に、後出しした側となる。
後出しする側は、公開前にバッティングにならないかどうかを調べたり、調整したりする余裕がある一方、先に公開した側は、日程を変える事が難しいからだ。
後出しする側に選択権があるにも関わらず、バッティングを選択したのだから、バッティングの責は後出し側になる。
もっとも、止むに止まれぬ事情でバッティングを余儀なくされた、なんて話も稀にはあるので、個々の事情を十分勘案した上で、青龍刀振り回すかどうかは決まるが…
ここで留意すべき事が、一つある。
それは、同人イベント情報サイト「ケットコム」において、(予定)として掲載されしイベントは、「公開」した事としてカウントしない、という事だ。
ケットコム自身が主催の即売会の(予定)は、日程がコロコロ変わるので確定情報として取り扱えない。そもそも何処の会場かも分からぬ状態では、催事情報を公開したとも言えないだろう。
また、ケットコム以外が主催の(予定)イベントなら、ほぼ100%日程変更は無い。しかし、サイト上やチラシ等で子細が発表されないから、ケットコムも(予定)として掲載しているに過ぎず、「公開」とは言えない。
(予定)は「未定」であり、「公開」したとは決して言えない。その状態で他のイベントが入っても、そのイベントに同日でぶつけられた、なんて言っちゃいけないと思う。
例えば、先にも述べた、9/19・「例大祭SP」「まいこみ東方祭」、東方オンリー同士のバッティング。
「例大祭SP」が発表される前、ケットコムでは、9/19開催の東方オンリーには、以下の2イベントが掲載されていた。
・滋賀県米原市「まいこみ東方祭」
・東京(予定)「東方素芸祭」
「東方素芸祭」はケットコム主催の、東方キャラオンリー集合型イベント。ケットコム上では、「東方超素芸祭」として掲載されていたこともある。
人によっては、例大祭SPは東方素芸祭とまいこみ東方祭に後出しでぶつけた!とおっしゃる向きもあろうが、私はその言い方は不適切であると思う。
東方素芸祭は開催未決定・未公開のイベントだから、ぶつけた内に入らない。例大祭SPがぶつけてきたのは、まいこみ東方祭だけである。
ちなみに、例大祭SP発表の少し前、東方素芸祭が、まいこみ東方祭と同日に(予定)として入ってきているが…
これを、東方素芸祭がまいこみ東方祭にぶつけてきた、と批判する事も、決して無い。
素芸祭は(予定)扱い。開催未決定段階、開催公表前の段階に過ぎない。
例大祭SPが素芸祭にぶつけたのをノーカウントにするのと同様に、素芸祭がまいこみ東方祭にぶつけたのもノーカウントだ。
ここまで長々と、日程バッティングに関する自身の考えを述べたが、最近、バッティングになりそうな心配事が一つ。
2月12日土曜日開催予定の即売会だが…気になるのはこの即売会。
・東京流通センター開催(ボカロオンリー)「VOCALOID FESTA」
・東京都内(予定・会場未発表)
東方ボカロ&エルシャダイオンリー「ボーマス崇敬祭大問生SP」
「ボーマス崇敬祭大問生SP」はケットコムの主催。東方・ボカロ・エルシャダイの各オンリーを手掛けるケットコムが、3ジャンルのオンリーを合同で発表という構想だろうか。
公式サイトもできておらず詳細は不明瞭だが、11/5以降、ケットコム上に掲載されている。
一方の「VOCALOID FESTA」(ボカフェス)は、東方オンリー・博麗神社例大祭の関係者が、ウッドベル名義で開催するコスプレイベントに「幻想郷びらき」というものがあるが、これと同一名義の主催で新たに立ち上がったボーカロイドオンリー。11/14以降正式に発表された模様だ。
一見、ケットコム側が先に発表し、そこにボカフェスが後出しでぶつけてきたかのようにも見えるが、ケットコムはあくまで(予定)としての発表に過ぎない。
ボカフェスがぶつけてきたとの批判があっても、それは正しくないと思う。
先にも述べた通り、(予定)の即売会と同日にぶつけてきても、それはバッティングの内に入らない物として見なしたい。
ちなみに、仮にケットコムがこの日で正式決定、(予定)を外したとしたら…
ボカロがそのイベント内容の中に入っていれば、ボカロオンリー同士のバッティングという事になる。
ケットコムの後出しと見なし、ケットコムを批判する事になるだろうか。
但し、(予定)を外した時に、東方エルシャダイ等に絞り、ボカロが抜けるのならば、同ジャンルの同日バッティングではないから、ケットコムを批判する事はないだろう。
また、会場がボカフェスと同じ流通センターならば、相乗効果が期待できるから寧ろ歓迎だ。両主催仲良くやってね!な世界だ。
さて、最近のケットコムは、大きいイベントが開催される動きを察知すると、意図的に同日ないし近似日に自身のイベントを(予定)としてぶち込むイタズラをされているようで…
9/19開催の例大祭SPが発表されるより前の段階で、東方素芸祭を9/19に(予定)として入れていたのは、その一環だろう。
3月の例大祭・10月の東方紅楼夢でも、同じ日に自身主催の東方オンリーを、(予定)扱いで入れている。
(その是非はともかく)日程未公表のイベントですら、どこからか情報を嗅ぎ付け(予定)で掲載できる程に、ケットコムの情報収拾力は強力だ。私の耳にすら届く程度の情報、ケットコムが聞き逃す訳無い。知ってて敢えて確信犯で、例大祭や紅楼夢の予定日にわざと(予定)イベントを入れている、と考えるのが自然だろう。
「ネタは上がってるんだ!早く公開しちまえお前ら!」というメッセージ性も込めての(予定)イベントの掲載、とも分析している。
「ボカフェス」開催の報に接した時、これと同日に入った「ボーマス崇敬祭大問生SP」(予定)も、同じ路線かな?と直感した。
ケットコム側だってボカロオンリーをやっている。新たにボカロオンリーを開催する「ボカフェス」が、ボカロオンリー老舗「ボーカロイドマスター」を営むケットコムに、話を通さない訳が無い。主催やるならその程度の話を通すぐらい、して当たり前の世界だろう。
ケットコムが開催発表前に情報を掴んでると考えるのは、極めて当たり前の話。当該イベントの開催予定日に、敢えて(予定)をぶち込むのは、やはりイベントの早期公開を促す「釣り」と見るべき。それが妥当な見解だろう。
ただ、このタイプの(予定)イベントは、他のイベントが開催を発表すれば、ケットコムも予定を取り下げる。
例大祭SP開催発表の時には、その翌々日に、掲載されていた「東方超素芸祭」(予定)を取り下げた。
だが、ボカフェスに関しては、公開されても尚、「ボーマス崇敬祭大問生SP」を取り下げる気配が無い。
…もしかして、ケットコムは、ガチでボカフェスにぶつけるおつもりか…?
そういう心配が生まれてくる。
「ボカフェス」側も他ジャンルとは言え大きな実績を遺した名主催。
ケットコムも、様々なジャンルに手を出し、手を出したジャンル全てにおいて結果を出す。名主催たる事は言を待たない。
名主催同士のバッティングとなれば、激しくも不毛な争いになりかねない。共食いは必死で、興行的見地からもダメージは小さくないだろう。
ボカフェスはもう発表し、今更変えられないだろうが…ケットコムならまだ動かしようがある。
イベント自体を他の日に変えるなり、仮に同日としても、催事内容からボカロを消去するなり、ボカロ同士の同日バッティングが避けられるよう、最善の努力を尽くしていただけるようお願い申し上げたい。