前回記事「九州の東方オンリー「東方久遠境」その軌跡について語る」 http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51940742.html において、私は、九州開催の東方オンリー「東方久遠境」について、その軌跡を語った。
私が参加した、3/20久留米開催「ちかっぱかっぱ!」を語るに当たって、その前段階を成すものとして重要、と考えたからだ。
今回は、久遠境「第三期」…即ち、現在の「久遠境/ちかっぱかっぱ!」の体制について語りたい。
第二期までは、あくまでNPO法人Project Arbalest(現在「あるばれすと365」に改称)の主催として開催された久遠境。
実質的主催役に若手を立て、Project Arbalestは後方支援に徹しつつ、後進の育成を図るという体制だった。
第三期は、Project Arbalestから独立した「東方久遠境 時代」という新団体が主催。
Project Arbalestは、当日運営でのスタッフ協力に止まっている。
第二期の方向性を更に進化させ、若手主催により多くの権限と責任を委譲した体制、と言えるだろうか。
今回の久遠境第三期は、久遠境に関する権限や責任を、Project Arbalestから第二期主催陣の1人に委譲。
新団体「東方久遠境 時代」が発足した所が、スタートとなる。
2012年春のことであった。
その後しばらく動きはなかったが、同年4月1日のエイプリルフールにて、「河童オンリー九州で開催!」というネタが披露された。
当初は流石にネタのつもりで、本気で開催するつもりでもなかったようだが、ネタが好評だったのか、気が付いたら、本当に開催する事となってしまったw
これが今回開催された「ちかっぱかっぱ!」である。
更に、第三期から加入した主催陣の1人が、あの悪の組織【UPFG】との関係の深い人物であった。
ご本人はUPFG関係者たることを否定しているが…まあUPFG関係者は、皆さん必ずUPFGであることを否定されるので、そこはスルーしとくw
詳細は後述するが、氏の主催陣加入により、久遠境/ちかっぱかっぱ!に、新たな息吹が吹き込まれたものとも考える。
この「ちかっぱかっぱ!」は、週の真ん中の祝日開催。東京から遠征するにも日帰りとなる。
強行軍過ぎて厳しい、と最初は回避方向だった。
しかし、飛行機代金は平日と同じ扱い。特に某LCCは、平日バーゲンの対象となり、成田〜福岡が片道2480円…!
この機は逃せない…私は即LCCを手配、次いで「ちかっぱ」へのサークル参加も申し込んだw
かくして、東京駅1時30分(バス)→成田4時30分着/6時00分発→福岡8時20分着、福岡18時45分発→成田20時30分着、という強行軍にて、「ちかっぱかっぱ!」遠征と相成った。
会場は、久留米市民会館。
久留米市役所の近くで、JR久留米駅から徒歩10分。
西鉄久留米駅からもバスが頻発して、アクセス的には申し分ない。
更に、空港からの連絡バスも市役所前に停車するので、私のような飛行機組にもアクセス面では便利だった。
サークル入口の列に並ぶ。
少し渋滞気味だが、サークル参加受付とパンフ購入手続きも兼ねており、どうしても時間が掛かるシステム。これは仕方ないか。
周囲を見回すと、同人誌即売会「tenjin.be」参加の際にお見かけしたスタッフの方々を、このイベントのスタッフの中に多くお見かけする。
Project Arbalest(Tenjin.be主催元)は、当日運営の支援ということで、お手伝いに馳せ参じているのだろう。
カタログを拝見すると、協力のクレジットの所に「Project Arbalest」の名前が。
ちなみに、同じく「協力」のクレジットに、Project Arbalestの提携協力団体でもある「コスプレピクニック」の名前も。
コスプレピクニックは、「ちかっぱかっぱ!」においてコスプレ関係の業務を司っている模様だ。
このあたり、「ちかっぱかっぱ!」が、Project Arbalest関連の人的支援を受けて成り立っている構図だ。
過去の久遠境が、Project Arbalest主催だった事の名残とも言えようか。
一般来場者は、朝10時過ぎの時点では、20〜30人ぐらい。開場直前においては、見た感じ100人以上だろうか。
勿論、遅れて来場する方も少なくない。開場は11時だが、13時30分頃までは人の出入りが絶えなかった。
会場の熱気は相当、蒸していたが、ドアを一部全開にし、外の空気を入れたお陰で、蒸し暑さは和らいだ。
参加者は、サークルは遠征組も少なくないが、一般来場者は地元の若い方の参加が多い印象。
一般参加の男女比は9:1ぐらいだろう。
コスプレも盛況で、屋内はサークルをぎゅうぎゅうに配置していたので、野外にスペースを用意した。
朝は雨も降っていたが、イベントが始まる頃には雨も上がってひと安心といったところか。
スタッフとしてこのイベントを手伝ったProject Arbalest関係者の働きもあり、イベント自体は大きな問題もなく、順当に進んでいったと思う。
私も、多くの方にご来訪いただき、頒布物もそこそこ売れた。お越しいただいた皆様方には、この場をお借りして御礼申し上げたい。
一方、イベントカタログは、明らかにUPFG臭溢れる展開であったw
スタッフ等人的な部分はProject Arbalestの影響が強いが、パンフレットはUPFGの影響が強い。
私に言わせれば、このイベントは、Project ArbalestとUPFGの「ハーフ」であるw
Project Arbalestの経験やノウハウを下地に、UPFG関係者が新たな息吹を吹き込んだ構図、とも言える。
別の言い方をすれば、古参(Project Arbalest)の文化に、若い人達(UPFGを指すが、ちかっぱ新主催陣も該当するかも)の新たなパワーが加わり進化した。そう捉える事もできるだろう。
先ず、カタログのスケジュールを拝見すると、「15:30 定時報告」とか書いてあるw
Twitter上では、15時30分になると「サンジハン!」と呟く風習が流行っているが、これは元々UPFG内で流行り、それがUPFG外にも広まり一般化した風習だ。
UPFG界隈では、15時30分に「サンジハン!」と呟く事を、「定時報告」と称している。
…この時点で、「ちかっぱかっぱ!」がUPFGに汚染されていることは、最早論じるまでも無かろうw
カタログを拝見すると、久留米市内を中心に、九州のかっぱ由来の観光地紹介のコーナーが。
読み物として観光ガイドとして、非常に面白い記事だと思うが、それもその筈。
制作協力は、聖地巡礼ガイド本で定評のあるサークル「かんたんのゆめ」さん。昨秋京都の東方オンリーで刊行された記念誌でも、観光ガイドの部分で協力するなど、実績も豊富だ。
「かんたんのゆめ」さんの制作なら、上質で安定している。
…だが、残念ながら「かんたんのゆめ」さんもUPFGの一員である。
氏の起用は極めて妥当な選択とは思うが、皮肉にもそれが益々UPFG色を強めているw
このイベントにおいては、
「久留米が河童の町ということを知って貰いたい」
「久留米の町を知って、楽しんで貰いたい」
そういう主催の思いも、強く感じたイベントであった。
先の「かんたんのゆめ」さん協力による、河童聖地ガイドもその一つであろう。
加えて、カタログ内には、会場「久留米市民会館」の独特な建築様式を紹介するコラムや、幽々子さまが語るという形式での「久留米ラーメン」紹介コラムも掲載されている。
また、サークル参加者には、記念品として、久留米銘菓「河童のへそ」が配られた。イベントカタログにも紹介コーナーが掲載されているが、河童オンリー「ならでは」の芸の細かさを感じた。
また、チラシ置き場には、イベントチラシ等と一緒に、観光協会で発行しているものだろう。【久留米観光のリーフレット】を置いていたのも特徴的な光景だった。
これらを見て、私は、主催側の河童オンリーにかける熱意の強さ、そして、「このイベントを機に、河童の聖地としての久留米を、知って欲しい!楽しんで欲しい!」との思いを感じた。
強行軍ゆえ、せいぜい久留米ラーメンを食した程度。
久留米の町を楽しむ余裕もなく、主催の思いに充分応えられたとは言い難いが、また機会を見つけ、久留米を楽しみたいものである。
こうして、新しい主催の元、「ちかっぱかっぱ!」は無事終了した。
旧主催・Project Arbalestは経験を生かし当日をサポート。
新主催陣が熱意を持って取り組み、悪の組織・UPFG関係者の力も借りつつ、これまでの久遠境とも異なる新たな切り口で、新しい風を吹き込んだ。
古きと新しきが融合し、第三期久遠境=「ちかっぱかっぱ!」は、第二期と比べでもって、新たな展開や進化がもたらされたと言えるだろう。
カタログによると、今後は大分での開催を検討しているとのこと。
大分は、過去オールジャンル「おでかけライブ」に参加した時は、174sp中東方は12spと一定勢力を持つ。
また、この「ちかっぱかっぱ!」においても、大分勢は福岡に次いで多い。
大分は東方クラスタが意外に多く、大分で開催しても、充分戦えると思う。
大分での現地協力者が登場する事を条件にしているようなので、大分で開催を希望される地元人は、今回の主催団体「東方久遠境 時代」に、協力を申し出ては如何だろうか。
もし大分開催が実現するのなら、私も是非参加したいものである。
私が参加した、3/20久留米開催「ちかっぱかっぱ!」を語るに当たって、その前段階を成すものとして重要、と考えたからだ。
今回は、久遠境「第三期」…即ち、現在の「久遠境/ちかっぱかっぱ!」の体制について語りたい。
第二期までは、あくまでNPO法人Project Arbalest(現在「あるばれすと365」に改称)の主催として開催された久遠境。
実質的主催役に若手を立て、Project Arbalestは後方支援に徹しつつ、後進の育成を図るという体制だった。
第三期は、Project Arbalestから独立した「東方久遠境 時代」という新団体が主催。
Project Arbalestは、当日運営でのスタッフ協力に止まっている。
第二期の方向性を更に進化させ、若手主催により多くの権限と責任を委譲した体制、と言えるだろうか。
今回の久遠境第三期は、久遠境に関する権限や責任を、Project Arbalestから第二期主催陣の1人に委譲。
新団体「東方久遠境 時代」が発足した所が、スタートとなる。
2012年春のことであった。
その後しばらく動きはなかったが、同年4月1日のエイプリルフールにて、「河童オンリー九州で開催!」というネタが披露された。
当初は流石にネタのつもりで、本気で開催するつもりでもなかったようだが、ネタが好評だったのか、気が付いたら、本当に開催する事となってしまったw
これが今回開催された「ちかっぱかっぱ!」である。
更に、第三期から加入した主催陣の1人が、あの悪の組織【UPFG】との関係の深い人物であった。
ご本人はUPFG関係者たることを否定しているが…まあUPFG関係者は、皆さん必ずUPFGであることを否定されるので、そこはスルーしとくw
詳細は後述するが、氏の主催陣加入により、久遠境/ちかっぱかっぱ!に、新たな息吹が吹き込まれたものとも考える。
この「ちかっぱかっぱ!」は、週の真ん中の祝日開催。東京から遠征するにも日帰りとなる。
強行軍過ぎて厳しい、と最初は回避方向だった。
しかし、飛行機代金は平日と同じ扱い。特に某LCCは、平日バーゲンの対象となり、成田〜福岡が片道2480円…!
この機は逃せない…私は即LCCを手配、次いで「ちかっぱ」へのサークル参加も申し込んだw
かくして、東京駅1時30分(バス)→成田4時30分着/6時00分発→福岡8時20分着、福岡18時45分発→成田20時30分着、という強行軍にて、「ちかっぱかっぱ!」遠征と相成った。
会場は、久留米市民会館。
久留米市役所の近くで、JR久留米駅から徒歩10分。
西鉄久留米駅からもバスが頻発して、アクセス的には申し分ない。
更に、空港からの連絡バスも市役所前に停車するので、私のような飛行機組にもアクセス面では便利だった。
サークル入口の列に並ぶ。
少し渋滞気味だが、サークル参加受付とパンフ購入手続きも兼ねており、どうしても時間が掛かるシステム。これは仕方ないか。
周囲を見回すと、同人誌即売会「tenjin.be」参加の際にお見かけしたスタッフの方々を、このイベントのスタッフの中に多くお見かけする。
Project Arbalest(Tenjin.be主催元)は、当日運営の支援ということで、お手伝いに馳せ参じているのだろう。
カタログを拝見すると、協力のクレジットの所に「Project Arbalest」の名前が。
ちなみに、同じく「協力」のクレジットに、Project Arbalestの提携協力団体でもある「コスプレピクニック」の名前も。
コスプレピクニックは、「ちかっぱかっぱ!」においてコスプレ関係の業務を司っている模様だ。
このあたり、「ちかっぱかっぱ!」が、Project Arbalest関連の人的支援を受けて成り立っている構図だ。
過去の久遠境が、Project Arbalest主催だった事の名残とも言えようか。
一般来場者は、朝10時過ぎの時点では、20〜30人ぐらい。開場直前においては、見た感じ100人以上だろうか。
勿論、遅れて来場する方も少なくない。開場は11時だが、13時30分頃までは人の出入りが絶えなかった。
会場の熱気は相当、蒸していたが、ドアを一部全開にし、外の空気を入れたお陰で、蒸し暑さは和らいだ。
参加者は、サークルは遠征組も少なくないが、一般来場者は地元の若い方の参加が多い印象。
一般参加の男女比は9:1ぐらいだろう。
コスプレも盛況で、屋内はサークルをぎゅうぎゅうに配置していたので、野外にスペースを用意した。
朝は雨も降っていたが、イベントが始まる頃には雨も上がってひと安心といったところか。
スタッフとしてこのイベントを手伝ったProject Arbalest関係者の働きもあり、イベント自体は大きな問題もなく、順当に進んでいったと思う。
私も、多くの方にご来訪いただき、頒布物もそこそこ売れた。お越しいただいた皆様方には、この場をお借りして御礼申し上げたい。
一方、イベントカタログは、明らかにUPFG臭溢れる展開であったw
スタッフ等人的な部分はProject Arbalestの影響が強いが、パンフレットはUPFGの影響が強い。
私に言わせれば、このイベントは、Project ArbalestとUPFGの「ハーフ」であるw
Project Arbalestの経験やノウハウを下地に、UPFG関係者が新たな息吹を吹き込んだ構図、とも言える。
別の言い方をすれば、古参(Project Arbalest)の文化に、若い人達(UPFGを指すが、ちかっぱ新主催陣も該当するかも)の新たなパワーが加わり進化した。そう捉える事もできるだろう。
先ず、カタログのスケジュールを拝見すると、「15:30 定時報告」とか書いてあるw
Twitter上では、15時30分になると「サンジハン!」と呟く風習が流行っているが、これは元々UPFG内で流行り、それがUPFG外にも広まり一般化した風習だ。
UPFG界隈では、15時30分に「サンジハン!」と呟く事を、「定時報告」と称している。
…この時点で、「ちかっぱかっぱ!」がUPFGに汚染されていることは、最早論じるまでも無かろうw
カタログを拝見すると、久留米市内を中心に、九州のかっぱ由来の観光地紹介のコーナーが。
読み物として観光ガイドとして、非常に面白い記事だと思うが、それもその筈。
制作協力は、聖地巡礼ガイド本で定評のあるサークル「かんたんのゆめ」さん。昨秋京都の東方オンリーで刊行された記念誌でも、観光ガイドの部分で協力するなど、実績も豊富だ。
「かんたんのゆめ」さんの制作なら、上質で安定している。
…だが、残念ながら「かんたんのゆめ」さんもUPFGの一員である。
氏の起用は極めて妥当な選択とは思うが、皮肉にもそれが益々UPFG色を強めているw
このイベントにおいては、
「久留米が河童の町ということを知って貰いたい」
「久留米の町を知って、楽しんで貰いたい」
そういう主催の思いも、強く感じたイベントであった。
先の「かんたんのゆめ」さん協力による、河童聖地ガイドもその一つであろう。
加えて、カタログ内には、会場「久留米市民会館」の独特な建築様式を紹介するコラムや、幽々子さまが語るという形式での「久留米ラーメン」紹介コラムも掲載されている。
また、サークル参加者には、記念品として、久留米銘菓「河童のへそ」が配られた。イベントカタログにも紹介コーナーが掲載されているが、河童オンリー「ならでは」の芸の細かさを感じた。
また、チラシ置き場には、イベントチラシ等と一緒に、観光協会で発行しているものだろう。【久留米観光のリーフレット】を置いていたのも特徴的な光景だった。
これらを見て、私は、主催側の河童オンリーにかける熱意の強さ、そして、「このイベントを機に、河童の聖地としての久留米を、知って欲しい!楽しんで欲しい!」との思いを感じた。
強行軍ゆえ、せいぜい久留米ラーメンを食した程度。
久留米の町を楽しむ余裕もなく、主催の思いに充分応えられたとは言い難いが、また機会を見つけ、久留米を楽しみたいものである。
こうして、新しい主催の元、「ちかっぱかっぱ!」は無事終了した。
旧主催・Project Arbalestは経験を生かし当日をサポート。
新主催陣が熱意を持って取り組み、悪の組織・UPFG関係者の力も借りつつ、これまでの久遠境とも異なる新たな切り口で、新しい風を吹き込んだ。
古きと新しきが融合し、第三期久遠境=「ちかっぱかっぱ!」は、第二期と比べでもって、新たな展開や進化がもたらされたと言えるだろう。
カタログによると、今後は大分での開催を検討しているとのこと。
大分は、過去オールジャンル「おでかけライブ」に参加した時は、174sp中東方は12spと一定勢力を持つ。
また、この「ちかっぱかっぱ!」においても、大分勢は福岡に次いで多い。
大分は東方クラスタが意外に多く、大分で開催しても、充分戦えると思う。
大分での現地協力者が登場する事を条件にしているようなので、大分で開催を希望される地元人は、今回の主催団体「東方久遠境 時代」に、協力を申し出ては如何だろうか。
もし大分開催が実現するのなら、私も是非参加したいものである。