STRIKE HOLE

同人関係者に役立つ補助金の申請を支援します。補助金申請通らなかった方は、ご相談ください!採択される確率を、確実に上げます。 サークルとしては、同人誌即売会・アニメ聖地町おこしの評論中心にやっています。 【ジャンル解説】同人評論→真面目系、政治評論・電波→アレなアイタタ評論。真面目系とアホ評論の二本立てです。

2018年12月

2018/11/24 香川県観音寺市開催・結城友奈は勇者であるオンリー『勇者部満開』参加レポート

当サークルは、アニメ「聖地」町おこし、いわゆるコンテンツツーリズムの研究を進めている。
全国各地の事例を集め、分析を加えつつ、町おこしの「成功法則」を模索し続けている。

2014年に放映されたアニメ「結城友奈は勇者である」(通称「ゆゆゆ」)は、香川県観音寺市が舞台。
2016年初頭、観音寺市は、国から地方創生関係交付金の助成を受け、これを財源に「アニメ町おこし」目的の補正予算を計上。以後、観音寺市の取組は逐次展開されていく。
当方も「地方創生の交付金を活用しての町おこし」という部分に興味を抱き、観音寺市研究を本格化した。

実は、観音寺研究を本格的に始めた2017年1月までは、当サークルは『結城友奈は勇者である』という作品を名前だけしか存じ上げなかった。
ところが、僅か1週間で「沼」に転落。猛烈なスピードで関連作品まで漁りはじめ、2017年2月の観音寺イベントを、どこに出しても恥ずかしい「ゆゆゆ廃人」として迎えることとなったw

もちろんそれ以後は、関連作品も含め一通りチェック。
観音寺でオンリーイベントがあれば、欠かさず参加し続けている。


◆◆目次
1.同人誌即売会主催「SDF」の聖地開催イベント
2.参考リンク:過去参加の『勇者部満開』参加レポート
3.開催前日「前夜祭」からbar「ワカマツヤ」
4.謎の「第二会場」って何さ
5.サークル数倍増!果たしてサークルとしての売れ行きは…?
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2018/11/18 大阪開催/実用書特化の同人誌即売会『銭けっと』参加レポート

当サークルは、「コンテンツツーリズム取組事例集」シリーズに代表されるが、同人誌ベースではあるものの、実際のビジネス利用にも耐え得る内容の実学系書誌を刊行し続けている。
過去には、ふるさと納税の返礼品にフィギュアを投入することでも知られる某市の市議会にて、市政関係者に当サークルの本が出回ったという話も聞こえてきた。とある自然豊かな町では、商工会関係者に当サークルの書誌が出回っていた、という話も聞いた。
この手の話は時折聞こえてくるので、当サークルの書誌がどこの聖地に出回っているのか?その全容を把握することは、正直申し上げてけっこう困難だw

以前、「アニメ聖地巡礼“本”即売会」にサークル出店した時も感じたことだが、サークル頒布物の性質上、専門性の高い同人誌即売会ならば、たとえ参加者が少なくとも訓練されてる連中ばかりなので反応は良い。
言わば、サークルと一般参加者との「ニーズのマッチング」が図れている、ということ。
実用書系の即売会があれば、良い反応を貰えるのではないか?という期待感はある。

とは言え、都内で開催されるこの手の即売会は、最近人気高騰の『技術書典』に代表されるように、IT系などの「技術書」をメインとしたものが多い。
当サークルの書誌は、実用書ではあるが商業系であり、技術書とは言い難い。さすがに『技術書典』は厳しかろうw
何か良い即売会はないかと模索している中、9月大阪開催の『こみっく☆トレジャー』にて、『銭けっと』主催氏が当サークルへお越しになり、参加しないかとお誘いをいただいた。
当サークルの頒布物ならば、『銭けっと』のコンセプトとも合致するだろう。そう考え、足を運ぶことにした。


◆◆目次
1.やはり理系偏重の傾向
2.銭けっと・当日の様子
3.『銭けっと』総括続きを読む

2018/11/11 都内・Tactics/Key作品オンリー「BrightSeason29」参加レポート

えーすいません、この記事書いて気付いたのでが、先ずはお詫びをば…
冬コミ新刊「同人誌即売会開催史(1990年代)」本文p33にこんなこと書いてました。

「なお、1999年までの段階では(中略)SDFも、まだ即売会の世界に顔を出してはいない。」

うん、これは「コミケットカタログ」による即売会開催事情を調べた限りでは、確かにそうではあります。しかし標題の、SDF主催「BrightSeason」について調べると…

2000/07/02(日)会場:大田区産業プラザPio1F大展示ホール
ONE中心Tactics/Key系only同人誌即売会「BrightSeason6in東京」


という記録が、ケットコムに残ってるではありませんか(汗)
当時は勢いのあった頃。開催ペースも相当短いでしょうが、それでも初回は流石に2000年よか手前でしょう…恐らく上記発言は、事実を調べ足りなかったがゆえのミステイクになるでしょう。恐らく、そこの部分をべた塗り修正して本をお出しする形になるでしょう。まだまだ自分も調べ足りないです…反省し、お詫びを申し上げます…

というわけで本日は、SDF主催のTactics/Key作品オンリー「BrightSeason」参加レポートです。

◆◆目次◆◆
1.「BrightSeason」とは
2.人数は少ないものの、和気藹々とした「BrightSeason」
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スタジオYOUの「個人主催潰し」という定説は、本当に真実か

同人誌即売会主催企業「スタジオYOU」は、今でこそだいぶ撤退傾向が続いてはいるが、全国にネットワークを有する点が特徴的だ。
現存する即売会だけを見ても、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で同人誌即売会を展開している。

筆者は、来たる冬コミにて、1990年代における同人誌即売会開催の歴史を研究しての成果物「同人誌即売会開催史(1990年代)」の刊行を予定している。
発刊に先立ち、1990年代における「スタジオYOU」の活動状況も、当然調べている。

1989年に「コミックライブ」を立ち上げ同人誌即売会の世界に参入した「スタジオYOU」は、1990〜1992年にPCゲームオンリー「パソケット」を全国的に展開。そこで培った全国を網羅するネットワークを活かし、1994年以降、同人誌即売会「おでかけライブ」の全国展開を本格化させた。

この全国展開に関して、こういう話が囁かれている。

「スタジオYOUは、各地で個人主催を潰していった/駆逐していった」

イオンモール等大規模ショッピングモールの全国展開で、当地における旧来からの商店街が廃れていった様になぞらえて語る方もいる。
だが待ってほしい。その定説は、果たして本当なのか?

筆者は、「同人誌即売会開催史(1990年代)」の執筆にあたり、1990年代同人誌即売会の動向を、47都道府県単位で整理・研究した。
その研究過程を経れば経るほど、定説とされてきた「スタジオYOUによる個人主催潰し」はどこまで本当なのか?という疑問が膨れ上がってきたのだ。以下、筆者なりに当時の事情を精査・考察し、筆者が抱いた疑問について詳述したい。


◆◆目次◆◆
1.同人誌即売会の「ライフサイクル」〜同人誌即売会の寿命を考える〜
2.1990年代の同人誌即売会は「国盗り物語」
3.個人主催の即売会減少「真の理由」とは
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冬コミ新刊!「同人誌即売会開催史(1990年代)」刊行のお知らせ

サークル「STRIKE HOLE」の花羅です。
冬コミ新刊、さきほど入稿を済ませ、無事発表出来る見込みとなりましたのでご報告申し上げます。


【刊行物概要】
●書名…「同人誌即売会開催史(1990年代)」

●内容…
2016年夏コミで刊行しました「同人誌即売会開催の歴史(1990年代・Preview)」をベースとしつつも、これに加筆修正や新たな分析を加えた「定本版」となります。
同人誌即売会の過去開催データを収集。集まったデータを基に、1990年代の同人誌即売会開催の歴史を考察。当時の同人誌即売会における歴史的な流れや動きを解説します。
STRIKE HOLE恒例(?)47都道府県別に即売会の歴史を解説するページもあります!

●B5サイズ 表紙モノクロ・本文モノクロ 52ページ

●頒布予定…12/31「コミックマーケット」3日目 配置・I−50b
 サークル「STRIKE HOLE」にて頒布
 コミケ以後も、「STRIKE HOLE」サークル参加イベントにて頒布予定

(以下御託が続きます)

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花羅

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同人イベント評論のポリシーとしては、「否定的な事は極力抑えて前向きな提言を目指す」「男性向け・女性向けの枠、地方・都会の枠に囚われない評論を目指す」の2点を常に念頭に置く所存です。
コンテンツツーリズム・アニメ聖地町おこしの研究・評論も時折やります。
どうぞ宜しくお願い致します。

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