成人向け同人誌頒布に関する一連の話題の中で、私はここまで、統一基準のガイドラインに期待を寄せるような動きを書いたが、コスカ側の動きが少々暴走気味との指摘もあり、その点が大変気になるところ。
(@++さん「10/23 都施設の成年向け頒布禁止の件 コスカの暴走?」)

例えば、コスカの参加者へのインフォメーションのページにおいて書いてあるこの項目

>コスカを開催している都立産業貿易センターの系列でもある台東館で
>本日(*1)夕刻に急遽、成人向け同人誌の頒布禁止が各即売会主催者へ通告されました。


*1 編者注:更新日が10月22日であり、ここでの本日は10月22日と考えられる

だが、そもそもコスカは台東館じゃなく浜松町館を使っており、台東館に関してコスカは当事者じゃない
何で当事者じゃないのに、台東館のことをあたかも事実であるかのように書いてるのか、という部分も気になる訳だが…

その一方、11月3日台東館開催「クイーンズコロシアム供廖崘増園」緊急・重要なお知らせにおいては、18歳未満の入場を禁止するという条件付きながらも、会場より、成人向け同人誌の頒布を許可されている。これは、台東館利用の当事者のアナウンスであり、事実と認められる。
当事者じゃないコスカのアナウンスと、当事者たる「クイーンズコロシアム供廖崘増園」どちらが事実か、言うまでも無かろう。
コスカが暴走している、と言われるのも頷ける話である。

私はガイドライン必要論者であり、そういう意味でコスカがガイドラインを作ろうとする動きは応援していきたい。
その気持ちは変わりはない。
しかし、コスカが暴走気味たる点を念頭に置いて考えると、都産側とコスカの間で勝手にガイドラインの話を進めて、それを統一基準として運用していこうとするような事態も懸念される。
他主催の要望を聞かずに、或いは安易に妥協して、勝手にガイドラインを策定しても、いかにコスカや高天原の影響力があろうとも、他主催はそれを受け入れないと思う。
ガイドラインの利用を拒否する主催も出るだろうし、ガイドラインに自分なりに改訂を加えて運用する主催も出るだろう。

統一基準が理想と申し上げてはいるが、ガイドラインがコスカ独断で決めて他主催は反発、という事態になれば、それは統一基準とはならない。
都産側との折衝担当者には、安易に妥協することなく、他主催の意見も充分に取り入れ、他主催にも支持されるようなガイドラインづくりを望みたい。