1月24日、ポートメッセ名古屋にて、ユウメディア主催(厳密には「東7ホール」名義での主催)による東方projectオンリー「東方絢文禄」が開催された。
同会場別ホールにて、常時1000sp規模を集める大規模即売会「コミックライブin名古屋」、また「宝島フリーマーケット」「COS-DAY in 名古屋」と同会場での同時開催。
これらのイベントとの相乗効果を狙った事もあり、大変多くの参加者に恵まれ、成功を博した即売会と言えよう。
同会場別ホールにて、常時1000sp規模を集める大規模即売会「コミックライブin名古屋」、また「宝島フリーマーケット」「COS-DAY in 名古屋」と同会場での同時開催。
これらのイベントとの相乗効果を狙った事もあり、大変多くの参加者に恵まれ、成功を博した即売会と言えよう。
参加サークル数も、spベースで約280。初回ながら東海地区最大規模を達成する快挙を成し遂げた。
これだけの快挙を成し遂げた要因としては、先ず、普段のコミックライブからして常時60-100sp程度を集め(この規模だと2-3番目に大きな勢力である)、この地域においては安定した東方サークルの需要がある事が挙げられる。
また、サークル参加費用も(今回限りだが)1000円台に抑え、ライブに参加する、中高生等若年層の東方サークルの取り込みを意識した事も、大きな要因だろう。
これまての名古屋は、東方が今の規模まで人気が爆発する以前の段階で、100sp超のオンリーが複数回開催されていた。
しかしながら、東方の人気爆発後は、意外とオンリーに恵まれず。「香霖堂長月市」「東方名華祭」は良即売会だが、募集50sp程度と小規模。普通にやれば100spは当たり前に突破するこの地域で、東方ジャンル者のニーズを満たす、大きめの即売会は無かった。
そこに大きい箱のポートメッセ名古屋を用意してのオンリーとなれば、大勢参加者が押し寄せるとは想定していたものの、まさか300spに迫る規模となるとは。
名古屋における東方の盛り上がりとパワーがこれ程の物とは。驚きの一方、地方の同人を応援する自分としては嬉しい思いもある。
新年早々幸先の良い朗報、と言えようか。
ただ、今回の「東方絢文禄」には、不満・残念…というより寧ろ「勿体無い」という思いもある。
何が「勿体無い」のか。
明らかに「快挙」と称せられる程の、未曾有の参加サークルを集めたにも関わらず、それを集客に100%生かしきれなかった事への「勿体無い」思いである。
今回の「東方絢文禄」、サイト上にサークルリストを掲載して居なかった。
サークルリスト掲載の是非については、私はそれを掲載しない事を必ずしも否定する訳ではない。
コミケやスパコミのように14000サークルも集まるイベントだと、負担も大きく、サークルリストを掲載しないのもやむ無き事と考える。
また、ジャンル内のローカルルール、主催の意向などの事由により、敢えてサークルリストを掲載しないケースもある。それはそれで主催の意志を尊重したい。
ただ、そういう例外を除いた一般論として申せば、私は、サークルリストを掲載した方が、しないよりも良いんじゃね?とする立場を取る。
その方が、サークルも自分の当選が確認出来る、一般もお目当てのサークルが居るかどうかを確認出来る…と言ったメリットがあるからだ。
今回の「東方絢文禄」がサークルリストを公表しない事に対して、私はこのような感想を持った。
折角、名古屋では史上最大規模のサークルが集まった。
サークルリストを公表する事は、「これだけのサークルが自分の所に集まった」という事をアピールする、絶好のチャンス。
そして、そのアピールは、一般参加者の参加モチベーションを高め、より多くの参加者の来訪を促す。
折角これだけのサークルが集まったのだから、それを「サークルリスト」を通じアピールすれば、もっと多くの来場者を呼べたのに。
折角多くの参加者を集められる機会を、生かしきれなかった所に、「勿体無い」思いを感じた。
主催のユウメディアは企業。企業である以上、より多くの収益を上げるのは当然の事。
確かに今回の来場者は推計2000人以上。サークルリスト無しでも、十分な来場者だったと思う。
だが、サークルリストを掲載する事で、参加モチベーションが上がり、参加を決めた来場者が50人居れば、パンフ代を800円(実際幾らだったのだろう?)と仮定すれば40000円の増収だ。それをみすみす逃す結果になってしまったのだから、やはり勿体無いとしか言いようが無い。
ユウメディアは、サークルリストを掲載しない事で増収の機を逃している。
事はサークル・一般の利便性の問題に留まらず、何より増収の機を逃した事により、ユウメディア自身が「損」をしている。
サークルリスト掲載自体、300サークル程度ではそんな手間はかからない。
僅かの労力を費やさなかったが為に、貴重な収入を失ってしまった。ユウメディアが「企業」という利益を追及する機関であるが故に、その事に対する「残念」な思いが強まる。
これだけの快挙を成し遂げた要因としては、先ず、普段のコミックライブからして常時60-100sp程度を集め(この規模だと2-3番目に大きな勢力である)、この地域においては安定した東方サークルの需要がある事が挙げられる。
また、サークル参加費用も(今回限りだが)1000円台に抑え、ライブに参加する、中高生等若年層の東方サークルの取り込みを意識した事も、大きな要因だろう。
これまての名古屋は、東方が今の規模まで人気が爆発する以前の段階で、100sp超のオンリーが複数回開催されていた。
しかしながら、東方の人気爆発後は、意外とオンリーに恵まれず。「香霖堂長月市」「東方名華祭」は良即売会だが、募集50sp程度と小規模。普通にやれば100spは当たり前に突破するこの地域で、東方ジャンル者のニーズを満たす、大きめの即売会は無かった。
そこに大きい箱のポートメッセ名古屋を用意してのオンリーとなれば、大勢参加者が押し寄せるとは想定していたものの、まさか300spに迫る規模となるとは。
名古屋における東方の盛り上がりとパワーがこれ程の物とは。驚きの一方、地方の同人を応援する自分としては嬉しい思いもある。
新年早々幸先の良い朗報、と言えようか。
ただ、今回の「東方絢文禄」には、不満・残念…というより寧ろ「勿体無い」という思いもある。
何が「勿体無い」のか。
明らかに「快挙」と称せられる程の、未曾有の参加サークルを集めたにも関わらず、それを集客に100%生かしきれなかった事への「勿体無い」思いである。
今回の「東方絢文禄」、サイト上にサークルリストを掲載して居なかった。
サークルリスト掲載の是非については、私はそれを掲載しない事を必ずしも否定する訳ではない。
コミケやスパコミのように14000サークルも集まるイベントだと、負担も大きく、サークルリストを掲載しないのもやむ無き事と考える。
また、ジャンル内のローカルルール、主催の意向などの事由により、敢えてサークルリストを掲載しないケースもある。それはそれで主催の意志を尊重したい。
ただ、そういう例外を除いた一般論として申せば、私は、サークルリストを掲載した方が、しないよりも良いんじゃね?とする立場を取る。
その方が、サークルも自分の当選が確認出来る、一般もお目当てのサークルが居るかどうかを確認出来る…と言ったメリットがあるからだ。
今回の「東方絢文禄」がサークルリストを公表しない事に対して、私はこのような感想を持った。
折角、名古屋では史上最大規模のサークルが集まった。
サークルリストを公表する事は、「これだけのサークルが自分の所に集まった」という事をアピールする、絶好のチャンス。
そして、そのアピールは、一般参加者の参加モチベーションを高め、より多くの参加者の来訪を促す。
折角これだけのサークルが集まったのだから、それを「サークルリスト」を通じアピールすれば、もっと多くの来場者を呼べたのに。
折角多くの参加者を集められる機会を、生かしきれなかった所に、「勿体無い」思いを感じた。
主催のユウメディアは企業。企業である以上、より多くの収益を上げるのは当然の事。
確かに今回の来場者は推計2000人以上。サークルリスト無しでも、十分な来場者だったと思う。
だが、サークルリストを掲載する事で、参加モチベーションが上がり、参加を決めた来場者が50人居れば、パンフ代を800円(実際幾らだったのだろう?)と仮定すれば40000円の増収だ。それをみすみす逃す結果になってしまったのだから、やはり勿体無いとしか言いようが無い。
ユウメディアは、サークルリストを掲載しない事で増収の機を逃している。
事はサークル・一般の利便性の問題に留まらず、何より増収の機を逃した事により、ユウメディア自身が「損」をしている。
サークルリスト掲載自体、300サークル程度ではそんな手間はかからない。
僅かの労力を費やさなかったが為に、貴重な収入を失ってしまった。ユウメディアが「企業」という利益を追及する機関であるが故に、その事に対する「残念」な思いが強まる。
ちなみにライブも900円。
私が気付いた3時前にはカタログ売り切れで、
入場料800円でした。