2010年09月30日「9/19 まいばらこみゅにけっと2010&まいこみ東方祭」http://blog.livedoor.jp/analstrike/archives/51683041.htmlでも触れたが、「まいばらこみゅにけっと」http://u-go.to/mcc/は、東海地区・滋賀県を中心に、関西地区の一部即売会を含め、幅広く告知に努め、その甲斐あって多くの参加者に恵まれた即売会である。

一部、東方オンリーとしての立場から告知が不充分であったとのお声もいただく。特定の立場に特化した、ユニークな角度からのご意見だが、それはあくまで一つの「参考意見」として承る。
私の考え方としては、東方オンリー「まいこみ東方祭」は、オールジャンル「まいばらこみゅにけっと」内のプチオンリー的扱い。主従の関係で言えば「従」である。
「主」となるのは、あくまでも「まいばらこみゅにけっと」というオールジャンル同人誌即売会である。「主」たる即売会の告知について語っている、という事を念頭に置いていただきたい。

#当記事へのコメントについても、あくまで「まいばらこみゅにけっと」そのものの告知についてのコメントをお願いしたい。


先日、「まいこみ」関係者とお会いしお話をする機会に恵まれた。
当ブログ前回記事もご覧いただいたようだが、幾つかご指摘をいただいた。フォロー的な意味も込め、少し追加でお話をさせていただきたい。


1.東方パワーを利用したいという思いから東方オンリーを開いたのではない。スタッフ等関係者内で「滋賀でも東方のイベントやりたい」という声が上がったから開いた。

前回記事にも「いくらサークル集めようと東方オンリーも併催した所で」という文面があるが…この文面を読むと、東方パワーを利用しようと東方オンリー併催したのだろう、私が捉えているように読めるだろう。
だが、検証した所、「東方パワーを利用したいから東方オンリーを開いた事」を裏付ける具体的な根拠が、一切無い。
完全なこちらの思い込みであり、思い込みで事実と異なる書き方になってしまった事を謹んでお詫びしたい。


2.関西女性向けでも告知を図っていた

関西では主に「こみっく☆トレジャー」や「COMIC COMMUNICATION」でチラシを確認したが、最近コミックシティにもご無沙汰な身…関西女性向け系統の即売会ではどうなのか?というのがイマイチ私も分かりかねていた。
コメント欄では、一部関西女性向けが弱かったのでは?と匂わせる書き方になっていたが、実際にはインテックス大阪開催の「コミックシティ」でチラシを撒いていたとの事。
本当ならば、米原に距離も近い、京都開催のオールジャンル「コミコン」でもチラシを配布したい所だが、諸条件の折り合いが付かなかったとか。コミコンも条件色々厳しいからなあ。折り合いが上手く付けるようであれば、コミコンでの告知もチャレンジしたい所である。
女性向けの系統にも、相応に告知を図っていた事が伺えると思う。


3.滋賀県内 独自の告知方法

滋賀県内…といってもこれと言ったお店が無い訳で。
最近になって「パピルス」さんが同人も扱ってくれる店舗として出てきたし、ようやくアニメイトも草津市に開店した程度だ。
地元のお店で配れる所は、殆ど存在しないも同然だ。

こういう、お店の無い地域での告知はどうするべきか。
私がよく引き合いに出すのは、隣県・福井県は敦賀市の同人誌即売会 「BUTTERFLY」http://www.butterfly-event.net/である。
詳しくは当ブログ・2008年09月24日付「地方開催同人誌即売会の告知方法」をご覧いただきたいが、地元のコンビニエンスストア・スーパー・コミュニティセンターや駅・書店等で告知を図るという地域密着の告知の取り組みを、この記事にてご紹介させていただいた。

「まいこみ」関係者の皆様も、この記事をご覧いただいたようだが、彼らは別のアプローチで、地元への告知を図った。
彼らは、滋賀県内でオタクな皆様の集うオフ会…具体的にはmixi内のヲタオフ会とか、アニソンカラオケの集まりとか、痛車ミーティングとか。そういう集まりに、小まめに顔を出し、口コミベースで告知を図ったとの事。
痛車オフでは、車1台1台にチラシを配布したとか。即売会でサークルスペースにチラシを置くのに、要領似てるのかも…?
こういう小まめな告知で、チラシ10000枚を消化した、とのお話だ。(酔った頭で聞いたので間違っているかも。間違っていたらご指摘下さい)
「まいこみ」は、敦賀「BUTTERFLY」とは別の切り口で、地元密着の告知に取り組んだ。その取り組みは興味深いものあり、敢えて取り上げさせていただいた私大である。
また、その努力の甲斐あって、地元の方が大勢お越しになったのではないかと思う。