全国各地の同人誌即売会を行脚する私だが、全国行脚の程度が過ぎたようで、即売会でお邪魔した都道府県数は、ついに30を突破してしまった。
…もうこうなったら、日本全国・全都道府県を制覇してみようかなw
残っている都道府県は、北東北・西日本と、東京から見て少し遠めの都道府県に集中している。これらの都道府県の即売会にも、機会を見つけてお邪魔したいものである。
比較的近距離の都道府県で残っている所は、栃木県と岐阜県。栃木なんて私の住んでる県の隣県、その気になればいつでも参加できそうなのだが、何故か当地の都道府県には未だ参加していない。
もう一つの岐阜県も、何故かこれまで参加の機会に恵まれない。隣県・愛知の即売会はよくお邪魔するのだが…
岐阜という場所は、即売会が根付くには立地的に厳しい場所であるようにお見受けする。
1000sp規模の即売会を定期開催する「コミックライブin名古屋」を筆頭に有力即売会が多数存在する大都市「名古屋」も近く、名古屋に地域の同人者が「吸い取られる」ストロー効果の影響をダイレクトに受けるからだ。
それでも、「岐阜コミケ」という即売会が、地場の即売会として長らく定期開催を続けていた。「コミックライブ」と同様、ユウメディア主催の即売会だ。
(それ以外にも多治見・下呂・高山等で時折個人主催の営む即売会はあるが、継続性は無く単発物である)
その岐阜コミケについて、とあるサークルさんのサイトを覗いてみたら、こんな呟きをお見かけした。
「岐阜コミケは次回が最後かもしれない」
どうやら、次回以降の開催予定が一切発表されていないため、今回が最後の即売会になるのではないか?という事だ。
その真偽を確かめるべく、私は、会場の岐阜メモリアルセンターに急行した。
…実際は、青春18きっぷ(注・間違っても「青春18金魚」でわないw)でのんびり西進してるがw)
岐阜メモリアルセンターは、JR岐阜駅からバスで約20分の総合スポーツ施設。
体育館等の他、長良川球場や大小2つのドーム、Jリーグ・FC岐阜のホームグラウンドでもある「長良川競技場」等も建ち、相当な規模のスポーツ施設群である。
「岐阜コミケ」では会場内のアリーナを利用。といっても普段は体育館としての利用、土足厳禁。シートを敷き土足可能なように対応しているが、手間が掛かっていそうだ。
「岐阜コミケ」は普段なら50sp前後の規模だが、今回が最終回という噂を聞きつけたのだろうか?今回は110spと異様に多い。
例大祭前にもかかわらず東方厨は12spと全体の一割を占め、相応の勢力。ボカロの4spは普段とほぼ変わらず。ヘタリアやイナヅマイレブン等の人気ジャンルも、いつも通り多く占めている。
コスプレスペースは会場の約半分の面積を占めており、相当の盛り上がり。これも、他の地方即売会と同様の特徴と言えよう。東方厨の女装レイヤーがやけに目立つw
ラミカ・ポスカのサークルが多めなのも、他の地方即売会と同様の特徴だ。
こうして見ると、岐阜コミケも、他の地方即売会で変わらぬ特徴を有した即売会と言えようか。
唯一の違いは、参加者層。他の地方だと、地元の中高生中心で、それは岐阜コミケにも当然当てはまるのだが、岐阜は、年齢高めの方の参加も決して少なくない。
地元の同人者が、老若男女問わず、年齢層偏りなく参加、という印象だ。
そして、今回の最大の疑問でもある「岐阜コミケは、今回で終了なのか?」という問題。
私は直接、本部スタッフさんにお尋ねした。
スタッフさん曰く、岐阜コミケは今回で終了。次回以降の開催予定は無し、との事。
噂は、残念ながら真実だったようだ。
「岐阜コミケ」は、これまでのべ85回も開催され、地域に根ざし安定・継続開催を図ってきた即売会。
当地の同人世界の発展に大きく貢献した即売会でもあり、その終了は、極めて残念なお話である。
今後サークルさんはどうするか。
名古屋も比較的近いから、名古屋のコミックライブに足を伸ばし参加するという手もある。
だが、名古屋の会場までは岐阜から名古屋乗換えで約1時間、岐阜の方にとってはいささか不便である。
やはり、岐阜の街中で開催され、岐阜人が気軽に参加できる。そういう即売会が興れば…との期待は持ちたい所である。何か即売会が立ち上がれば、それが事実上の「岐阜コミケ」の後継イベントになるだろう。
岐阜県在住或いは岐阜出身の方で、主催としての力量に優れた方は案外多く、「名主催」というべき存在は片手に収まらぬほどお見かけする。
自分的には、岐阜は「主催人材の宝庫」である。
「申込先が岐阜県内な即売会は成功即売会だ」などという胡散臭げな法則を提唱したくなるほどだw
ただ、既存の主催関係者は、それぞれの事情、それぞれの活動フィールドをお持ちであり、彼らに期待するというわけにも行かない。
やはりここは、岐阜に即売会が無いのに寂しい…とお感じの、地元の方にこそ、新たに立ち上がっていただける事を期待したいものである。
…もうこうなったら、日本全国・全都道府県を制覇してみようかなw
残っている都道府県は、北東北・西日本と、東京から見て少し遠めの都道府県に集中している。これらの都道府県の即売会にも、機会を見つけてお邪魔したいものである。
比較的近距離の都道府県で残っている所は、栃木県と岐阜県。栃木なんて私の住んでる県の隣県、その気になればいつでも参加できそうなのだが、何故か当地の都道府県には未だ参加していない。
もう一つの岐阜県も、何故かこれまで参加の機会に恵まれない。隣県・愛知の即売会はよくお邪魔するのだが…
岐阜という場所は、即売会が根付くには立地的に厳しい場所であるようにお見受けする。
1000sp規模の即売会を定期開催する「コミックライブin名古屋」を筆頭に有力即売会が多数存在する大都市「名古屋」も近く、名古屋に地域の同人者が「吸い取られる」ストロー効果の影響をダイレクトに受けるからだ。
それでも、「岐阜コミケ」という即売会が、地場の即売会として長らく定期開催を続けていた。「コミックライブ」と同様、ユウメディア主催の即売会だ。
(それ以外にも多治見・下呂・高山等で時折個人主催の営む即売会はあるが、継続性は無く単発物である)
その岐阜コミケについて、とあるサークルさんのサイトを覗いてみたら、こんな呟きをお見かけした。
「岐阜コミケは次回が最後かもしれない」
どうやら、次回以降の開催予定が一切発表されていないため、今回が最後の即売会になるのではないか?という事だ。
その真偽を確かめるべく、私は、会場の岐阜メモリアルセンターに急行した。
…実際は、青春18きっぷ(注・間違っても「青春18金魚」でわないw)でのんびり西進してるがw)
岐阜メモリアルセンターは、JR岐阜駅からバスで約20分の総合スポーツ施設。
体育館等の他、長良川球場や大小2つのドーム、Jリーグ・FC岐阜のホームグラウンドでもある「長良川競技場」等も建ち、相当な規模のスポーツ施設群である。
「岐阜コミケ」では会場内のアリーナを利用。といっても普段は体育館としての利用、土足厳禁。シートを敷き土足可能なように対応しているが、手間が掛かっていそうだ。
「岐阜コミケ」は普段なら50sp前後の規模だが、今回が最終回という噂を聞きつけたのだろうか?今回は110spと異様に多い。
例大祭前にもかかわらず東方厨は12spと全体の一割を占め、相応の勢力。ボカロの4spは普段とほぼ変わらず。ヘタリアやイナヅマイレブン等の人気ジャンルも、いつも通り多く占めている。
コスプレスペースは会場の約半分の面積を占めており、相当の盛り上がり。これも、他の地方即売会と同様の特徴と言えよう。東方厨の女装レイヤーがやけに目立つw
ラミカ・ポスカのサークルが多めなのも、他の地方即売会と同様の特徴だ。
こうして見ると、岐阜コミケも、他の地方即売会で変わらぬ特徴を有した即売会と言えようか。
唯一の違いは、参加者層。他の地方だと、地元の中高生中心で、それは岐阜コミケにも当然当てはまるのだが、岐阜は、年齢高めの方の参加も決して少なくない。
地元の同人者が、老若男女問わず、年齢層偏りなく参加、という印象だ。
そして、今回の最大の疑問でもある「岐阜コミケは、今回で終了なのか?」という問題。
私は直接、本部スタッフさんにお尋ねした。
スタッフさん曰く、岐阜コミケは今回で終了。次回以降の開催予定は無し、との事。
噂は、残念ながら真実だったようだ。
「岐阜コミケ」は、これまでのべ85回も開催され、地域に根ざし安定・継続開催を図ってきた即売会。
当地の同人世界の発展に大きく貢献した即売会でもあり、その終了は、極めて残念なお話である。
今後サークルさんはどうするか。
名古屋も比較的近いから、名古屋のコミックライブに足を伸ばし参加するという手もある。
だが、名古屋の会場までは岐阜から名古屋乗換えで約1時間、岐阜の方にとってはいささか不便である。
やはり、岐阜の街中で開催され、岐阜人が気軽に参加できる。そういう即売会が興れば…との期待は持ちたい所である。何か即売会が立ち上がれば、それが事実上の「岐阜コミケ」の後継イベントになるだろう。
岐阜県在住或いは岐阜出身の方で、主催としての力量に優れた方は案外多く、「名主催」というべき存在は片手に収まらぬほどお見かけする。
自分的には、岐阜は「主催人材の宝庫」である。
「申込先が岐阜県内な即売会は成功即売会だ」などという胡散臭げな法則を提唱したくなるほどだw
ただ、既存の主催関係者は、それぞれの事情、それぞれの活動フィールドをお持ちであり、彼らに期待するというわけにも行かない。
やはりここは、岐阜に即売会が無いのに寂しい…とお感じの、地元の方にこそ、新たに立ち上がっていただける事を期待したいものである。
知らないで行ったのでショックです