1月8日は、大阪開催コミックシティ、ならびにボカロ鏡音プチオンリー「かがぺろ!」に参加したが、私はその後、針路を西に取った。
STRIKE HOLE同人誌即売会全国全都道府県制覇の一環として、「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」に参加する為である。
コミックネットワークに関しては、過去に様々な粗相をやらかした事もあり、私の態度や論調は、他の即売会に比べ相当に厳しいものであった。
主催に対し、「即売会主催を引退せよ」レベルの発言を飛ばした事もあるぐらいだ。
だが、今回「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」に参加して、この即売会に関しては応援し賞賛しても良い。そう思わせるだけの「場」づくりができた即売会であったと思う。
勿論、過去から再三再四再五再六…と口が酸っぱくなり過ぎるまでに指摘され続けてきた、コミックネットワークの悪いところはそのままである(苦笑)
例えば告知チラシ/申込書がお店や他イベントに置かれていないとか、WEBが用意されておらずケットコム等でも告知ができないとか。
昔から言われ続けてきたのに、全然改善されない。多分、今後も改善されることは無いだろう。
ただそれでも、今回の佐賀に参加しての感想としては、「地元の若い人々の同人交流の場」として機能している事を鑑み、良即売会と感じている。
会場は、佐賀駅からバス10分の、佐賀市文化会館。
佐賀駅からは10分に1本のペースでバスが運行しており、アクセスの便は決して悪くない。
参加サークルは、60sp規模。
但し、西九州では過去の慣例のようだが、(普通は1sp=机半分だが)1sp=机1つとして割り当てている。
このイベントでも同様に、1sp=机1つである。
だから60spとは言え、机60=通常即売会の120sp分が並んでいる。
そういう配置上の特徴もあって、会場内はサークル机で埋まり、空きスペース少なく混雑している印象。
地方即売会に参加し記事にする時、必ず記すのが、【ジャンル傾向】だが、これは実は結構書きにくい(汗)
コミックライブ等のようにジャンル別に色分けした配置図を出していない、という事情もあるが、それに増して、様々なジャンルの作品を同時平行で頒布する、所謂「よろず」サークルが多かった事も理由となろうか。
ジャンルノンセクションのサークルが極めて多かった、という事である。
ただ、ボカロと東方だけは、参加サークルを集計してみた。
ボカロの扱いは10以上に対し、東方扱ってたところは2〜3ぐらい。
地方即売会の傾向として、【ボカロ<<東方】の地域が大半ではあるものの、地域によっては、ボカロが東方を凌ぐ地域もある。佐賀もそのタイプのようだ。
頒布物傾向は…ラミカは多いがシールも多い。
参加年齢層としては、中高生クラスの若い世代が多いが、このことと頒布物の傾向とは、決して無関係ではないと思う。
九州はコスプレが盛んな土地柄だが、佐賀に関しては、コスは多くもなく少なくもなく。
九州にしては少ない?とも感じたものだが、サークル側との勢力的なバランスは取れていたと思う。
コス勢力が強くなりすぎ、サークルが居づらくなる、といった現象は起こらずに済んでいる。
総じて見て、今回参加した「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」は、サークルも相応に集まっており、地元佐賀の若い世代の交流の場として機能している即売会、と位置付けられる。
コミックネットワークは、過去色々やらかした前歴もあり、正直、余り期待はしていなかった。
ただ、今回はきっちりマトモに即売会運営が出来ていたようで、私の予想は「良い意味で」裏切られたようだ。
過去の佐賀のデータが手元にないので断言はできないが、他の方のお話を聞くに限り、佐賀は年々参加者が増えているとの事。
そうであれば、地方即売会の中でも元気な即売会という事で、今後の発展にも期待したいものである。
今後も、地元の若者たちの場を維持し続けていただける事を期待したい。
最後に、コミックネットワークの改善点を書いておく。
過去聞き入れられた事は皆無なので、余り期待はしていないが、一応挙げておく。
1・島札やポップの使い回しに工夫を
何度も継続開催しており、同じものを使い回す事は否定するものではない。
ただ、使い回し過ぎで紙がボロボロだったり皺が酷かったり…劣化が激しすぎて見栄えが良くない。
何度も使う物なら、ラミネート加工でもすれば、紙をじかに用いるよりは、遥かに劣化が防げて良いのでは?
2・館内BGM
これは主催氏の趣味っぽい雰囲気が漂うのだが(笑)…何でこんなに1980年代アニメのテーマソングのオンパレードなんすかw
私の世代ならともかく、このイベントの参加層を考えるとミスマッチな気がする…
3・公式サイトはやはりあった方が…
即売会を開くのなら、サークルや一般が参加しないと話にならない。
でも、ネットワークはお店でチラシを撒かず、公式サイトも無い。…我々が参加するに、情報が不足し過ぎている。
開催情報を知るには、口コミか、九州在住サークルのサークルインフォメーションか、他のコミックネットワークイベントに参加してそこで情報を仕入れるかしかない。
開催情報を掴む時点で難易度が高い。それがコミックネットワークの現状だ。
やはり公式サイトをこさえ情報発信を行う。チラシをお店や他イベントで撒く。そういう告知努力が、参加者を集めるに当たり、実行して欲しい事である。
そしてそれは、コミックネットワークの安定・継続開催を必ずや助ける筈だ。
最後に、今回佐賀に参加して仕入れた、2012年のコミックネットワーク開催情報をここに記す。
長崎…4/8、6/10
熊本…2/5、4/1
佐賀…3/11、5/6
佐賀は佐賀市文化会館、熊本は熊本市流通情報会館、長崎は長崎県総合福祉センターでの開催と思われる。(2〜4月は確定、5月以降は日程のみの記載)
この情報が、皆様の参加の助けになれば幸いである。
STRIKE HOLE同人誌即売会全国全都道府県制覇の一環として、「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」に参加する為である。
コミックネットワークに関しては、過去に様々な粗相をやらかした事もあり、私の態度や論調は、他の即売会に比べ相当に厳しいものであった。
主催に対し、「即売会主催を引退せよ」レベルの発言を飛ばした事もあるぐらいだ。
だが、今回「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」に参加して、この即売会に関しては応援し賞賛しても良い。そう思わせるだけの「場」づくりができた即売会であったと思う。
勿論、過去から再三再四再五再六…と口が酸っぱくなり過ぎるまでに指摘され続けてきた、コミックネットワークの悪いところはそのままである(苦笑)
例えば告知チラシ/申込書がお店や他イベントに置かれていないとか、WEBが用意されておらずケットコム等でも告知ができないとか。
昔から言われ続けてきたのに、全然改善されない。多分、今後も改善されることは無いだろう。
ただそれでも、今回の佐賀に参加しての感想としては、「地元の若い人々の同人交流の場」として機能している事を鑑み、良即売会と感じている。
会場は、佐賀駅からバス10分の、佐賀市文化会館。
佐賀駅からは10分に1本のペースでバスが運行しており、アクセスの便は決して悪くない。
参加サークルは、60sp規模。
但し、西九州では過去の慣例のようだが、(普通は1sp=机半分だが)1sp=机1つとして割り当てている。
このイベントでも同様に、1sp=机1つである。
だから60spとは言え、机60=通常即売会の120sp分が並んでいる。
そういう配置上の特徴もあって、会場内はサークル机で埋まり、空きスペース少なく混雑している印象。
地方即売会に参加し記事にする時、必ず記すのが、【ジャンル傾向】だが、これは実は結構書きにくい(汗)
コミックライブ等のようにジャンル別に色分けした配置図を出していない、という事情もあるが、それに増して、様々なジャンルの作品を同時平行で頒布する、所謂「よろず」サークルが多かった事も理由となろうか。
ジャンルノンセクションのサークルが極めて多かった、という事である。
ただ、ボカロと東方だけは、参加サークルを集計してみた。
ボカロの扱いは10以上に対し、東方扱ってたところは2〜3ぐらい。
地方即売会の傾向として、【ボカロ<<東方】の地域が大半ではあるものの、地域によっては、ボカロが東方を凌ぐ地域もある。佐賀もそのタイプのようだ。
頒布物傾向は…ラミカは多いがシールも多い。
参加年齢層としては、中高生クラスの若い世代が多いが、このことと頒布物の傾向とは、決して無関係ではないと思う。
九州はコスプレが盛んな土地柄だが、佐賀に関しては、コスは多くもなく少なくもなく。
九州にしては少ない?とも感じたものだが、サークル側との勢力的なバランスは取れていたと思う。
コス勢力が強くなりすぎ、サークルが居づらくなる、といった現象は起こらずに済んでいる。
総じて見て、今回参加した「COMIC NETWORK LAMBDAX佐賀」は、サークルも相応に集まっており、地元佐賀の若い世代の交流の場として機能している即売会、と位置付けられる。
コミックネットワークは、過去色々やらかした前歴もあり、正直、余り期待はしていなかった。
ただ、今回はきっちりマトモに即売会運営が出来ていたようで、私の予想は「良い意味で」裏切られたようだ。
過去の佐賀のデータが手元にないので断言はできないが、他の方のお話を聞くに限り、佐賀は年々参加者が増えているとの事。
そうであれば、地方即売会の中でも元気な即売会という事で、今後の発展にも期待したいものである。
今後も、地元の若者たちの場を維持し続けていただける事を期待したい。
最後に、コミックネットワークの改善点を書いておく。
過去聞き入れられた事は皆無なので、余り期待はしていないが、一応挙げておく。
1・島札やポップの使い回しに工夫を
何度も継続開催しており、同じものを使い回す事は否定するものではない。
ただ、使い回し過ぎで紙がボロボロだったり皺が酷かったり…劣化が激しすぎて見栄えが良くない。
何度も使う物なら、ラミネート加工でもすれば、紙をじかに用いるよりは、遥かに劣化が防げて良いのでは?
2・館内BGM
これは主催氏の趣味っぽい雰囲気が漂うのだが(笑)…何でこんなに1980年代アニメのテーマソングのオンパレードなんすかw
私の世代ならともかく、このイベントの参加層を考えるとミスマッチな気がする…
3・公式サイトはやはりあった方が…
即売会を開くのなら、サークルや一般が参加しないと話にならない。
でも、ネットワークはお店でチラシを撒かず、公式サイトも無い。…我々が参加するに、情報が不足し過ぎている。
開催情報を知るには、口コミか、九州在住サークルのサークルインフォメーションか、他のコミックネットワークイベントに参加してそこで情報を仕入れるかしかない。
開催情報を掴む時点で難易度が高い。それがコミックネットワークの現状だ。
やはり公式サイトをこさえ情報発信を行う。チラシをお店や他イベントで撒く。そういう告知努力が、参加者を集めるに当たり、実行して欲しい事である。
そしてそれは、コミックネットワークの安定・継続開催を必ずや助ける筈だ。
最後に、今回佐賀に参加して仕入れた、2012年のコミックネットワーク開催情報をここに記す。
長崎…4/8、6/10
熊本…2/5、4/1
佐賀…3/11、5/6
佐賀は佐賀市文化会館、熊本は熊本市流通情報会館、長崎は長崎県総合福祉センターでの開催と思われる。(2〜4月は確定、5月以降は日程のみの記載)
この情報が、皆様の参加の助けになれば幸いである。