2月17日は、友人からの勧めもあり、茨城県を地盤に開催されている同人誌即売会「C−3」に一般参加させていただいた。
「C−3」は、元々は、常総市にて開催されていた同人誌即売会であったが、利用していた会場の閉館等の理由もあり、現在は、石岡市・取手市・守谷市、3市を巡回しつつ開催されている模様だ。
2005年からリスタートし(正確には1990年代にも開催していた模様だが)、最初は10数サークルと振るわなかった時もあったようだが、地道に継続開催を続けることで、サークル数も次第に増加する。
開催地によりサークル参加数に差はありそうだが、開催3市共に、毎回着実な増加傾向を示している。
会場の「守谷市民交流プラザ」は、関東鉄道常総線・新守谷駅が最寄り駅で、そこから徒歩15分との事。
ただ、関東鉄道は本数も余り多くない。調べてみると、つくばエクスプレスも通る守谷駅からも、休日は1時間1本ペースとはいえ、会場目の前を通るバスが出ている。今回は歩くのがかったるいのでw、守谷からバス利用のソリューションを採択する。
サークル数は、おおよそ25ぐらい。スペース数ベースでは、約40sp。
一般来場者もそんな多くはないが、落ち着いた雰囲気の即売会だ。
ジャンル的には、創作がやや多めの印象もあるが、1ジャンル1サークルの所が多く、相当バラけている印象だ。
頒布物も相当バラけており、同人誌・ラミカ・便せん・CDと多種多様。都会に距離の近い即売会の傾向に沿い、同人誌率も比較的高い。
なお、この守谷市の会場はスペースの都合上、コスプレは「不可」との事。一般来場者の少なさも、それが影響しているのかもしれない。
ちなみに、取手市開催の時は、スペースが広めなので、コスも解禁している模様だ。
会場内には休憩スペースもあり、一般来場者もそこで寛ぐ事が可能。
ちなみに、その休憩スペースには、主催氏が開催した、或いは訪れた茨城県内のイベントパンフレットが多種類陳列され、自由に読む事ができる。
1990年代のイベントカタログも多く、史料的価値も高そうだ…昨日「御射宮司祭」の疲れも残っていたので1時間で退散したが、ここで自分は5時間ぐらい過ごせそうだw
また、お菓子や飲み物も用意され、セルフサービス方式で喉を潤す事もできる。
即売会としては、極めて普通の、地元密着型の即売会であり、取り立てて語れる事は、そんな多くも無い。
この即売会を紹介してくれた友人は、即売会後半に企画される【ビンゴ大会】までの残留を勧めてくれたが、体調も余り良くなかったので、滞在1時間で退散。ビンゴ大会までは残れなかった。
ただ、パンフ折込の「ビンゴ大会景品一覧」と書いたお品書きを見ると、画材・夕張メロンゼリー・茨城名物納豆カレー・ご当地ヒーロー「イバライガー」グッズ・「ホモォ…」のぬいぐるみ・入浴剤セット・お菓子セット等多種多様だ。豊富な(というかカオスですがw)ラインナップを拝見するに、盛り上がったであろうことは想像に難くない。
寧ろ私は、この即売会の主催氏の、茨城の同人イベントに対する、熱き思いをクローズアップしたい。
先に、休憩スペースに茨城即売会のパンフレットが多種陳列されている、しかも1990年代のも多数ある…とは申し上げたが、それは主催氏が、県内数多くの即売会に、長年足を運び続けてきた事の現れである。
更に申せば、それを全てコレクションし、保管する事。これは、即売会に愛着が無ければ成し得ない事だ。愛着が無ければ、速攻資源ゴミの日に出されてしまうだけだw(まあ、収納スペースの都合上止む無く「断捨離」せざるを得ないこともあるが…)
公式サイト内・スタッフ募集のページを見ると、こうも書いてある。
>まずは下記の3つの募集に参加していただいて、そこからより深く「C−3」の運営、事務などにスタッフとして参加していきたいという有志の方がいらっしゃれば、つたない主催の経験知識ではありますが、事務作業を通じて伝えていければと思っております。
>そこから茨城の新たなる同人誌イベントを作り出せる主催者が生まれてくれれば、これほど良いことはないと思うのです。
単に自分の即売会を手伝って貰いたいのみならず、出来る事なら、そういったお手伝いの作業を通じて、自分の経験や知見を、他の方に伝えていきたい。
そして、最終的には、新しい即売会を開催してくれる主催者が出てきて欲しい。そういう思いの籠った文章である。
…とは言え、茨城では主催の成り手が中々居ない。
この「C−3」の他には、日立市の「コミックラブ」等、ごく少数だろう。
そこで「C−3」は、新たな計画を企んでいる。それが、「茨城県移動開催プロジェクト」である。
カタログにも書いてあるが、県都・水戸市での開催を目論見つつ、結城市やつくば市等での開催も夢見ている。
まだ現在進行形…というか、結果は出ていないが、先ずは水戸市での開催に向け、是非頑張っていただきたいと思う。
とは言え、水戸市は即売会に適する会場が見当たらず、それが「C−3」水戸開催の実現しない理由になるのだろう。
(ちなみに、水戸に即売会会場が無いという事象は、かつての「おでかけライブin水戸」が撤退した理由でもあり、加えて「コミケットスペシャル」における水戸市の斬新な提案を生み、コミケの誘致に成功した理由でもある)
水戸は人口も多く、潜在的な需要は、間違いなく有る筈だ。
是非、水戸での即売会開催を、目指して頂きたいし、水戸で開催できるのであれば、私もサークル参加させていただきたい。
「C−3」は、茨城同人に対する熱い思いを抱く主催の開く即売会であり、かつ地道に着実に、開催実績を積み重ねる即売会でもあると思う。
参加者は余り多くないかもしれないが、茨城にご縁のある方は、一度足を運んでも良い即売会だと思う。
「C−3」は、元々は、常総市にて開催されていた同人誌即売会であったが、利用していた会場の閉館等の理由もあり、現在は、石岡市・取手市・守谷市、3市を巡回しつつ開催されている模様だ。
2005年からリスタートし(正確には1990年代にも開催していた模様だが)、最初は10数サークルと振るわなかった時もあったようだが、地道に継続開催を続けることで、サークル数も次第に増加する。
開催地によりサークル参加数に差はありそうだが、開催3市共に、毎回着実な増加傾向を示している。
会場の「守谷市民交流プラザ」は、関東鉄道常総線・新守谷駅が最寄り駅で、そこから徒歩15分との事。
ただ、関東鉄道は本数も余り多くない。調べてみると、つくばエクスプレスも通る守谷駅からも、休日は1時間1本ペースとはいえ、会場目の前を通るバスが出ている。今回は歩くのがかったるいのでw、守谷からバス利用のソリューションを採択する。
サークル数は、おおよそ25ぐらい。スペース数ベースでは、約40sp。
一般来場者もそんな多くはないが、落ち着いた雰囲気の即売会だ。
ジャンル的には、創作がやや多めの印象もあるが、1ジャンル1サークルの所が多く、相当バラけている印象だ。
頒布物も相当バラけており、同人誌・ラミカ・便せん・CDと多種多様。都会に距離の近い即売会の傾向に沿い、同人誌率も比較的高い。
なお、この守谷市の会場はスペースの都合上、コスプレは「不可」との事。一般来場者の少なさも、それが影響しているのかもしれない。
ちなみに、取手市開催の時は、スペースが広めなので、コスも解禁している模様だ。
会場内には休憩スペースもあり、一般来場者もそこで寛ぐ事が可能。
ちなみに、その休憩スペースには、主催氏が開催した、或いは訪れた茨城県内のイベントパンフレットが多種類陳列され、自由に読む事ができる。
1990年代のイベントカタログも多く、史料的価値も高そうだ…昨日「御射宮司祭」の疲れも残っていたので1時間で退散したが、ここで自分は5時間ぐらい過ごせそうだw
また、お菓子や飲み物も用意され、セルフサービス方式で喉を潤す事もできる。
即売会としては、極めて普通の、地元密着型の即売会であり、取り立てて語れる事は、そんな多くも無い。
この即売会を紹介してくれた友人は、即売会後半に企画される【ビンゴ大会】までの残留を勧めてくれたが、体調も余り良くなかったので、滞在1時間で退散。ビンゴ大会までは残れなかった。
ただ、パンフ折込の「ビンゴ大会景品一覧」と書いたお品書きを見ると、画材・夕張メロンゼリー・茨城名物納豆カレー・ご当地ヒーロー「イバライガー」グッズ・「ホモォ…」のぬいぐるみ・入浴剤セット・お菓子セット等多種多様だ。豊富な(というかカオスですがw)ラインナップを拝見するに、盛り上がったであろうことは想像に難くない。
寧ろ私は、この即売会の主催氏の、茨城の同人イベントに対する、熱き思いをクローズアップしたい。
先に、休憩スペースに茨城即売会のパンフレットが多種陳列されている、しかも1990年代のも多数ある…とは申し上げたが、それは主催氏が、県内数多くの即売会に、長年足を運び続けてきた事の現れである。
更に申せば、それを全てコレクションし、保管する事。これは、即売会に愛着が無ければ成し得ない事だ。愛着が無ければ、速攻資源ゴミの日に出されてしまうだけだw(まあ、収納スペースの都合上止む無く「断捨離」せざるを得ないこともあるが…)
公式サイト内・スタッフ募集のページを見ると、こうも書いてある。
>まずは下記の3つの募集に参加していただいて、そこからより深く「C−3」の運営、事務などにスタッフとして参加していきたいという有志の方がいらっしゃれば、つたない主催の経験知識ではありますが、事務作業を通じて伝えていければと思っております。
>そこから茨城の新たなる同人誌イベントを作り出せる主催者が生まれてくれれば、これほど良いことはないと思うのです。
単に自分の即売会を手伝って貰いたいのみならず、出来る事なら、そういったお手伝いの作業を通じて、自分の経験や知見を、他の方に伝えていきたい。
そして、最終的には、新しい即売会を開催してくれる主催者が出てきて欲しい。そういう思いの籠った文章である。
…とは言え、茨城では主催の成り手が中々居ない。
この「C−3」の他には、日立市の「コミックラブ」等、ごく少数だろう。
そこで「C−3」は、新たな計画を企んでいる。それが、「茨城県移動開催プロジェクト」である。
カタログにも書いてあるが、県都・水戸市での開催を目論見つつ、結城市やつくば市等での開催も夢見ている。
まだ現在進行形…というか、結果は出ていないが、先ずは水戸市での開催に向け、是非頑張っていただきたいと思う。
とは言え、水戸市は即売会に適する会場が見当たらず、それが「C−3」水戸開催の実現しない理由になるのだろう。
(ちなみに、水戸に即売会会場が無いという事象は、かつての「おでかけライブin水戸」が撤退した理由でもあり、加えて「コミケットスペシャル」における水戸市の斬新な提案を生み、コミケの誘致に成功した理由でもある)
水戸は人口も多く、潜在的な需要は、間違いなく有る筈だ。
是非、水戸での即売会開催を、目指して頂きたいし、水戸で開催できるのであれば、私もサークル参加させていただきたい。
「C−3」は、茨城同人に対する熱い思いを抱く主催の開く即売会であり、かつ地道に着実に、開催実績を積み重ねる即売会でもあると思う。
参加者は余り多くないかもしれないが、茨城にご縁のある方は、一度足を運んでも良い即売会だと思う。