7月13日、私は名古屋市の「名古屋国際会議場」白鳥ホールにて開催された東方オンリー「アンダーグラウンドカーニバル」にサークル参加させていただいた。
かつて名古屋では、「東方名月祭」という240sp規模の東方オンリーが開催され、好評を博していた。
この東方オンリーは、毎年7月に開催されるが、2回開催した所で、惜しまれつつも打ち止めに。
そこで「名月祭」の日程や会場を踏襲し、毎年7月に開催するようになったオンリーが、この「アンダーグラウンドカーニバル」である。
「アンダーグラウンドカーニバル」は、東方地霊殿オンリーという作品オンリーとしてのくくりながら、上記の経緯から、「東方名月祭」の実質的後継イベントとして認知される。
その甲斐あり、初回から200サークル以上を集める。昨年・2回目も、前回並の水準で盛況を見せる。
個人的に気になる同人誌即売会であったが、昨年・一昨年ともに他の所用とかぶり足を運べず。今回3回目の開催にして、ようやく足を運べた次第である。
昨今の艦これブームなど、幾つかの要因で、東方オンリーのサークル数は、軒並み前年割れとなっている。
どこの東方オンリーも、去年と比べ平均2割減である。
一般参加者はそこまで減少しないから、逆に参加するサークルにとっては、動員係数(1サークル当たりの来場者数)は上がるので、売り上げも期待でき、決して悪い事ばかりではないのだろうが…
サークルが減り気味なのは、正直寂しい所。各イベントとも、これからが踏ん張りどころ、知恵の絞りどころだと思う。
「アンダーグラウンドカーニバル」も例外ではなく、サークル数としては、今回200サークルから162サークルに減少。
スペース数ベースでも、200sp強だ。
とは言え、減っても尚200spを維持できているのは凄いことなのだが…これも過去2回の蓄積の賜物だろうか。
そのせいか、減ってはいるものの、元の数が多い事もあり、寂しさは全く感じない。
一般来場者も、初動で400〜500人が到来。にわか雨が降るなど、天候にも決して恵まれたとは言い難いが、それでもこれだけ多くの一般来場者が集うのは、凄い事である。
そのせいか、当サークルも、多くの参加者にお越しいただき、手応えも充分。多くの方にお越しいただけたことに、心からの感謝を申し上げたい。
今回特徴的に感じたのは、「配置」であろうか。
前回と同じ会場ながらも、前回よりサークル参加数を落とし200sp規模。
こういう場合、スペースが余るから、そこを休憩スペースに当てたり、コスプレスペースに充てるケースが多い。
しかしこのイベントは、サークル島の幅を広めに取っている。そうすることで、スペースが減っても、会場の端から端まで机が配置され、余分なスペースが生まれない。
このような、余分なスペースをつくらない配置の仕方は、参加者にサークルスペースを巡回させ、サークルの売り買いを促進させたい時に使われる手法だ。
下手に休憩スペースやらコスプレスペースやらをつくると、参加者はそこにたまり、サークルスペースに立ち寄らなくなる。
そういうスペースが無ければ、どこかに落ち着いてのタムロもしづらくなり…じゃあサークルでも回ろうか、となるw
そういえば、主催氏は、以前当サークルにご挨拶にお見えに際には、自分のイベントは売り買いの部分を重視したい、とおっしゃっていた。
それも、一つのイベントの在り方だろう。
今回の配置の工夫も、主催氏が確固たるイベント像を持ち、それに則った、という事なのだろう。
とは言え、企画関係は、先月の「古明地こんぷれっくす」との連動企画ぐらいで、殆ど皆無に等しい。
企画を用意しない、というのも一つのイベントの在り方だとは思う。企画が、サークルの頒布活動の妨げになるケースもあるのだし。
ただ、これは私個人の考え方なのだが、東方ジャンルの昨今の規模縮小傾向は、艦これへの転向もあろうが、このジャンルに、またはこのジャンルのオンリーに、「飽き」が生じているからだと考えている。
いつかは辿るマンネリ化への道だが、東方ジャンルのオンリー全体が、そういう道にハマっているかのようにも思える。
そういう昨今の情勢を考えると、何かちょっとした企画でも用意して、イベントに変化やアクセントを付けてみても良いのではないか?とも思う。
一口に企画とは言っても、どこかの太めの人のイベントよろしく、ライブのような大掛かりなものをやらなくちゃいけない訳でも無い。
もっと気軽なもの…落書きコーナーだとかブロックノートだとか、そういうもっと気軽なものでも差し支えないと思う。
変化を付け、少しでも目新しいものを出す…そういう姿勢こそが、マンネリ化を避ける道標になるであろう。
次回開催はまだ未定の模様。続ける意向はお持ちのようなので、何とか会場との調整を付け、次回を決めていただきたい。
そしてその時には、私の戯れ言も心の片隅にでも留めていただければ幸いである。
かつて名古屋では、「東方名月祭」という240sp規模の東方オンリーが開催され、好評を博していた。
この東方オンリーは、毎年7月に開催されるが、2回開催した所で、惜しまれつつも打ち止めに。
そこで「名月祭」の日程や会場を踏襲し、毎年7月に開催するようになったオンリーが、この「アンダーグラウンドカーニバル」である。
「アンダーグラウンドカーニバル」は、東方地霊殿オンリーという作品オンリーとしてのくくりながら、上記の経緯から、「東方名月祭」の実質的後継イベントとして認知される。
その甲斐あり、初回から200サークル以上を集める。昨年・2回目も、前回並の水準で盛況を見せる。
個人的に気になる同人誌即売会であったが、昨年・一昨年ともに他の所用とかぶり足を運べず。今回3回目の開催にして、ようやく足を運べた次第である。
昨今の艦これブームなど、幾つかの要因で、東方オンリーのサークル数は、軒並み前年割れとなっている。
どこの東方オンリーも、去年と比べ平均2割減である。
一般参加者はそこまで減少しないから、逆に参加するサークルにとっては、動員係数(1サークル当たりの来場者数)は上がるので、売り上げも期待でき、決して悪い事ばかりではないのだろうが…
サークルが減り気味なのは、正直寂しい所。各イベントとも、これからが踏ん張りどころ、知恵の絞りどころだと思う。
「アンダーグラウンドカーニバル」も例外ではなく、サークル数としては、今回200サークルから162サークルに減少。
スペース数ベースでも、200sp強だ。
とは言え、減っても尚200spを維持できているのは凄いことなのだが…これも過去2回の蓄積の賜物だろうか。
そのせいか、減ってはいるものの、元の数が多い事もあり、寂しさは全く感じない。
一般来場者も、初動で400〜500人が到来。にわか雨が降るなど、天候にも決して恵まれたとは言い難いが、それでもこれだけ多くの一般来場者が集うのは、凄い事である。
そのせいか、当サークルも、多くの参加者にお越しいただき、手応えも充分。多くの方にお越しいただけたことに、心からの感謝を申し上げたい。
今回特徴的に感じたのは、「配置」であろうか。
前回と同じ会場ながらも、前回よりサークル参加数を落とし200sp規模。
こういう場合、スペースが余るから、そこを休憩スペースに当てたり、コスプレスペースに充てるケースが多い。
しかしこのイベントは、サークル島の幅を広めに取っている。そうすることで、スペースが減っても、会場の端から端まで机が配置され、余分なスペースが生まれない。
このような、余分なスペースをつくらない配置の仕方は、参加者にサークルスペースを巡回させ、サークルの売り買いを促進させたい時に使われる手法だ。
下手に休憩スペースやらコスプレスペースやらをつくると、参加者はそこにたまり、サークルスペースに立ち寄らなくなる。
そういうスペースが無ければ、どこかに落ち着いてのタムロもしづらくなり…じゃあサークルでも回ろうか、となるw
そういえば、主催氏は、以前当サークルにご挨拶にお見えに際には、自分のイベントは売り買いの部分を重視したい、とおっしゃっていた。
それも、一つのイベントの在り方だろう。
今回の配置の工夫も、主催氏が確固たるイベント像を持ち、それに則った、という事なのだろう。
とは言え、企画関係は、先月の「古明地こんぷれっくす」との連動企画ぐらいで、殆ど皆無に等しい。
企画を用意しない、というのも一つのイベントの在り方だとは思う。企画が、サークルの頒布活動の妨げになるケースもあるのだし。
ただ、これは私個人の考え方なのだが、東方ジャンルの昨今の規模縮小傾向は、艦これへの転向もあろうが、このジャンルに、またはこのジャンルのオンリーに、「飽き」が生じているからだと考えている。
いつかは辿るマンネリ化への道だが、東方ジャンルのオンリー全体が、そういう道にハマっているかのようにも思える。
そういう昨今の情勢を考えると、何かちょっとした企画でも用意して、イベントに変化やアクセントを付けてみても良いのではないか?とも思う。
一口に企画とは言っても、どこかの太めの人のイベントよろしく、ライブのような大掛かりなものをやらなくちゃいけない訳でも無い。
もっと気軽なもの…落書きコーナーだとかブロックノートだとか、そういうもっと気軽なものでも差し支えないと思う。
変化を付け、少しでも目新しいものを出す…そういう姿勢こそが、マンネリ化を避ける道標になるであろう。
次回開催はまだ未定の模様。続ける意向はお持ちのようなので、何とか会場との調整を付け、次回を決めていただきたい。
そしてその時には、私の戯れ言も心の片隅にでも留めていただければ幸いである。