STRIKE HOLEにおいては毎年恒例ですが、この一年を、「個人的な10大ニュース」という形式にて回顧しております。
以下、個人的10大ニュースを列挙致します。
★参考・昨年の個人的10大ニュース
(次点)久樹輝幸氏、幻想郷の住人「村人A」として周知される!
サークル「久幸繙文」の久樹輝幸氏は、東方オンリー主催として、またサークル主宰として、共に相当の実績を残している人物。
その彼は、昨年以降、この世界の人間でありながらも、【東方Project】の登場人物として、そして幻想郷の人間として、認知されている模様だ。
今年は、11月の京都合同オンリー・アフターイベントにおいて、【村人Aのジオラマ】という「東方の二次創作」が出品された。
在庫の山に埋もれ頭を抱える久樹氏、いや村人Aの姿は、「同人って儲かるらしいぜ」論の欺瞞を我々に教えてくれた。
(ちなみに村人Aの後ろには、稗田阿求と村人A=久樹氏とのツーショット等身大POPも置かれている)
また、サークル「秋葉原大学」は、11月の「博麗神社秋季例大祭」において、幻想郷の住人たちが選挙に出馬したという設定の「選挙公報」を同人誌として刊行。
博麗霊夢や東風谷早苗、チルノらが、この選挙公報の中で「政策」を訴えている。
その中に、久樹氏も出馬し、政策を訴えている。「娘(=稗田阿求)の親権は、あります!」と小保方ばりの主張をされている。
今年に入り、東方の二次創作作品において、久樹氏が登場する機会は、明らかに増えている。
久樹氏は、「村人A」として、現世に存在する人間ながら、幻想郷の人間としても扱われているようである。
【阿求のお父さんオンリー】もしくは【村人Aオンリー】の開催が、待ち望まれる事であろうw
以下、個人的10大ニュースを列挙致します。
★参考・昨年の個人的10大ニュース
(次点)久樹輝幸氏、幻想郷の住人「村人A」として周知される!
サークル「久幸繙文」の久樹輝幸氏は、東方オンリー主催として、またサークル主宰として、共に相当の実績を残している人物。
その彼は、昨年以降、この世界の人間でありながらも、【東方Project】の登場人物として、そして幻想郷の人間として、認知されている模様だ。
今年は、11月の京都合同オンリー・アフターイベントにおいて、【村人Aのジオラマ】という「東方の二次創作」が出品された。
在庫の山に埋もれ頭を抱える久樹氏、いや村人Aの姿は、「同人って儲かるらしいぜ」論の欺瞞を我々に教えてくれた。
(ちなみに村人Aの後ろには、稗田阿求と村人A=久樹氏とのツーショット等身大POPも置かれている)
また、サークル「秋葉原大学」は、11月の「博麗神社秋季例大祭」において、幻想郷の住人たちが選挙に出馬したという設定の「選挙公報」を同人誌として刊行。
博麗霊夢や東風谷早苗、チルノらが、この選挙公報の中で「政策」を訴えている。
その中に、久樹氏も出馬し、政策を訴えている。「娘(=稗田阿求)の親権は、あります!」と小保方ばりの主張をされている。
今年に入り、東方の二次創作作品において、久樹氏が登場する機会は、明らかに増えている。
久樹氏は、「村人A」として、現世に存在する人間ながら、幻想郷の人間としても扱われているようである。
【阿求のお父さんオンリー】もしくは【村人Aオンリー】の開催が、待ち望まれる事であろうw
(第10位)STRIKE HOLE、ブログ記事の削除要請を受ける
今年の1月末に、当ブログは、ライブドアブログ運営よリ、一通のメールが届いた。
内容はネットに公開しないでほしいとの事なので、詳細は明言を避けるが、名誉毀損という事で、プロバイダ責任制限法に基づく「送信防止措置」をとある人物から(ライブドアからは明言されず)依頼を受けたとの事だ。
「送信防止措置」は、ブログ記事削除・非公開等の措置と考えられよう。
当ブログでは指摘された文面が、削除するに相当する「名誉毀損」とは考えてはいない。全くもって心外であり、言いがかりではないか。
当然、この措置の履行は拒否させていただいた。
その代わり、ライブドア判断で削除される可能性も想定し、当該文面を別記事に避難させる事で対応した。
それ以降は特に動きは無く、幸いにも本日現在削除されずに済んでいるのだが。
しかし、私のブログ、前述の久樹氏や、大●州東方祭主催・チ●ンコ増田氏から「名誉毀損だ!謝罪と賠償を要求するニダ!」と訴えられるのなら分からないでもないのだがw…彼らがんな事するわけないでしょうし。
いったい誰が何の目的でやったのだろう。少し不思議である。
★参考リンク「2013年を振り返って(追記)」
(第9位)東方オンリーイベント、規模減少傾向
流石にこれまで拡大と膨張を繰り返してきた「東方Project」のオンリーイベントも、参加サークルが、いよいよ減少傾向に突入した。
数年前から「東方オワコン」と言われ続けても、成長率が鈍るだけで減少には転じていなかったのだが、今年に入り、各東方オンリー共、いよいよ減少基調に突入した。
「艦これ」「ラブライブ!」といった新しい旬ジャンルの登場もあってか、そちらに流れるサークルさんも少なくは無い。そりゃ長年東方やってりゃ飽きが来ない方が不思議だし、新しいものに興味を持ちたがる人間の習性もあるから、仕方ないとは思うが。
それでも尚、「東方オワコン」と言うには時期尚早とも思っている。
オンリーイベントで見ると、艦これは最大1000サークル、一方東方は4000サークルの例大祭・2000サークル弱の紅楼夢をはじめ、3ケタの参加サークル数を擁するオンリーイベントは【無数】に存在する。
同人市場の規模としては、ざっと見て、艦これの数倍の大きさだ。
多少減ったところで、東方界隈のコミュニティは、まだまだ堅固と言えるだろう。
私も、2015年も東方と評論ジャンル中心で活動し続ける予定だ。
但し、イベント主催の経営・興行面を考えるならば、今後の楽観は慎むべきと考える。
これまでのように「黙っててもサークルが集まる」ような展開は減るだろうからだ。
サークル参加数を見積もるに当たっても、これまでの成功体験は捨て、過大に見積もらないよう注意するべきだとも思う。
兎にも角にも、「油断大敵」であろう。
(第8位)聖地遠野開催・東方オンリーの成功
東方オンリーの規模が縮小気味の中、ホットなニュースとしては、岩手県遠野市で開催された東方オンリーの成功が挙げられようか。
遠野市が東方Projectの「聖地」に当たる事の話題性や、初開催という事での「ご祝儀」効果、そして開催1年前から入念に準備や告知活動を行っていた事もあり、交通の便も決して良くない場所ながら、大勢の来場者に恵まれ盛況に終わった。
地元との協調関係を上手く築けた事も、成功の一因であろう。
(しかし、あのJR「快速はまゆり」の混雑は何なのw)
東方下火と言われつつも、興味を引くイベントに人は集まる。イベント次第なんだという事も実感させられた。
★参考リンク「3/2 岩手県遠野市開催東方オンリー「東方紅楼夢9.5 遠野物語」「夢の世紀 魅知の旅」」
(第7位)赤(青)ブーブー通信社・コックローチ武田氏退社
東京・大阪・福岡で大規模同人誌即売会「COMIC CITY」を開催(赤ブーブー通信社名義)し、また大阪で毎年夏冬に開催される男性向けの同人誌即売会「こみっく☆トレジャー」(青ブーブー通信社名義)も開催する、(有)ケイ・コーポレーション。
あれだけの大規模な即売会を、継続かつ安定して開催させる運営力には、私も敬意を表している。
このケイ・コーポレーションの重鎮社員である、コックローチ武田氏が、今年8月(有)ケイ・コーポレーションを退社され、郷里に戻られた。
武田氏は、赤(青)ブーブー通信社の「顔」的存在として、長年活躍し親しまれてきた御仁。
近年では、青ブーブー通信社主催の男性向け即売会「こみっく☆トレジャー」の立ち上げから携わり、「マイナスから出発」ながら現在の規模に育て上げた功労者の一人と言えよう。
氏の退社は、寂しい思いを抱くと共に、時代の「変わり目」を感じた。
ちなみに、氏が立ち上げた創作オンリー「そうさく畑」は、武田氏の個人主催から、一旦赤ブーブー通信社に主催が移管されたが、今後は武田氏の個人主催イベントに戻る模様だ。
再出発を期す「そうさく畑」も、今後応援していきたいと思う。
そして、「COMIC CITY」「こみっく☆トレジャー」共に、副社長氏ら他の社員の頑張りも大きく、今も尚活況を呈している。こちらも参加しつつ応援していきたいとも思う。
★参考リンク「9/6 久々の大阪「こみっく☆トレジャー」参加レポート」
(第6位)北海道で「コミティア」初開催!
明るいニュースとして一つ取り上げたいのが、北海道で初めて開催された「コミティア」の成功ならびに盛況である。
現在、東京では最大5000sp規模にまで成長を遂げた創作オンリー「コミティア」。
東京以外の各所で開催されている「コミティア」は、地元の主催が東京コミティアの許しを得て、「のれん分け」的に開催されている型式だ。
北海道初となる「コミティア」は、元々別即売会「Elysian」を立ち上げ実績を積み重ねていた主催が、「のれん分け」的に「コミティア」の名を冠し創作オンリーを開催する事に。
6月に、従来の即売会「Elysian」内でのプチオンリー形式でプレイベント「北海道コミティア0.5」を開催。そして11月に、「本祭」と言える「北海道コミティア1」の開催となった。
ところが、北海道コミティアは、想定以上にサークルが殺到した。
募集160spだったはずが、直接参加228サークル(242sp)・委託参加が77サークル。
元々「Elysian」と同時開催だった計画が崩れ、「Elysian」を同じ会場の別のホールに移して開催する事に…
しかも北海道コミティアの参加サークルの3/4は道内のサークルとか。どこにこんな北海道のサークルは埋もれていたのやら…既存の即売会から足が遠のくサークルさんを掘り起こせた点、非常に意義深いものを感じる。
これ以外にも、新しい会場を開拓できた点や、艦これ・東方オンリーで実績を積んでいる「寒軍べくたぁ」も協力し、力を合わせてこの規模の即売会を回し切った事なども、意義深い点となる。
「北海道コミティア」の成功を契機に、北海道同人界の発展・活性化にも期待を寄せたいものである。
★参考リンク「11/9 北海道の創作オンリー「北海道コミティア」」
(第5位)STRIKE HOLE、史上最低の恥ずかしい仕掛けを施した評論同人誌を刊行!
当サークルは、冬コミで「これまでに無い悪趣味な酷い本」を刊行致しましたw
多くの皆様にお買い求めいただきました。今頃読者の皆様が【当該部分】をこすって、匂いをくんくん嗅いでいる頃かと思うと、目頭が熱くなりますw
今日気付いたのですが、2014年1月5日に書きあげた当ブログの記事では、「新年の抱負」と題して、こんな事書いていたわけです。
>この他、こするとラベンダーの香りのする印刷様式ってあるじゃないですか!(ね●のしっぽ様のブースで以前お見かけした記憶が)
>それを【男の股間】でつくってみたいですね!
>●●氏(※)の股間から沸き立つ香り!…みたいな煽り文句付きで!
>
>※●●の中には、適宜東方オンリー主催や艦これオンリー主催の名前を入れてお楽しみください!
結局、艦これ・金剛ちゃんの股間になり、香りもレモンになった訳ですが…
てか俺って、今年の1月の時点でこの構想温めていたんですね…皆さんはこんな大人にならないよう、気を付けましょうね(汗)
★参考リンク「STRIKE HOLE 冬コミサークル参加情報」
(第4位)奇跡のV字回復!「夕張まんがまつり(夕張まんがメロン祭り)」
「夕張まんがまつり」は、過疎に悩む夕張市の「町おこし」を志向しての開催。
最盛期は、30sp規模・700人を集める盛況で、地元テレビ局が取材に訪れるほどであったが、ここ最近は低迷。
サークルも一般参加者も集まらず、オワコンの様相を呈していた。
しかし今回、東方・艦これで活動する有力同人サークル「幽閉サテライト」が運営に加入した。
幽閉サテライトは、高い動員力を持つ音楽ライブを「夕張まんがまつり」内に投入。参加サークルも、自身と交友関係のあるサークルを多数引き込んだ。
イベント名も、「夕張まんがメロン祭り」と改題した。
結果、40sp弱・700〜800人の来場で、最盛期以上の動員に。恐ろしいまでのV字回復を果たした。
これは「幽閉」の力あってこその動員力復活、と言えば確かにその通りだろう。
ただ私は、寧ろそれよりも、「新しい力を取り入れ、新しい風を起こす」という夕張まんがまつり側の姿勢がポイントだと思う。
旧来からの運営陣も、幽閉がやりたいように自由にやる事を許容した。その姿勢があったからこそ、幽閉の力を十二分に生かし切り、「夕張まんがメロン祭り」は奇跡のV字回復を成し遂げたのである。(まあ、少し上手く行きすぎた感もあるがw)
全国各地の、下降気味で苦戦中の即売会が、復活を果たすための「ヒント」に繋がると考え、私はこの即売会を高く評価した次第である。
STRIKE HOLE選定・2014年即売会オブザイヤーMVP…は逃すも、MVP級の、殿堂入りな即売会の一つであったと思う。
★参考リンク「6/15 北海道夕張市開催「夕張まんがメロン祭り」」
(前編・当日レポート) (後編・論評中心)
(第3位)最早宴会イベント?「グルメコミックコンベンション」の大ブレイク
この即売会も、前述「夕張まんがまつり」同様、STRIKE HOLE選定・2014年即売会オブザイヤーMVP…は逃すも、MVP級の、殿堂入りな即売会として、私の心に刻まれている。
2013年5月にスタートした、「飲食」をテーマとしたオンリーイベント「グルメコミックコンベンション」は、当初、20サークルも集まらない閑散即売会としてスタートを切った。
ただ、準備不足ゆえの閑散であり、テーマは面白い切り口だとも思うので、宣伝活動さえしっかりしておけば、このイベントは大化けする、とも思った。
んで、確かに予想通り「大化け」はした。
私の予想し得ない、おかしな方向でなw
この即売会は、「飲食」をテーマとした同人誌のイベントだったはずが、ある時から突然【サークルによる飲食の提供】もOKにし始めたw
その中には、アルコールも含まれ、会場内での飲食ならびに飲酒も可となった。
そして、会場内に「キッチン」が完備され、サークルが調理し立てのものを提供する事が可能に…。
その結果、会場は美食美酒に舌鼓を打つ「宴会」イベントに…
サークルも多く集い、60サークルが参加(内調理を行うサークルは1/3程度)。一般参加者も初動200〜300人、最終的には1000人以上が来場したとの事。
これまでにない機軸の、意欲的なイベントという事もあり、これだけの人が集まり盛り上がったのだろう。
その代わり、飲食物に付随するゴミ処理費用・キッチンでの電気代等コストも割高となり、カタログ1000円、飲酒を許可するリストバンドが別途500円。
サークルも、調理サークルは万単位の参加費用が求められる。
逆に言えば、これだけの費用負担を強いられても尚大勢が参加する、という事。この費用負担に勝る魅力が、このイベントには存在するという事だ。
★参考リンク「7/6 キッチン完備の飲食系オンリーイベント「グルメコミックコンベンション」」
(第2位)艦これジャンルを席巻!無駄に脂の乗った「砲雷撃戦!よーい!」
同人イベント主催団体・SDFの「暴走」が止まらない。
昨年6月という、艦隊これくしょんのサービスが始まってから僅か2か月のところでオンリーイベントを開催する、というチートな機動力を発揮したかと思えば、昨年秋には、広島県呉市で聖地開催オンリーに挑戦、大成功を収める。
これだけでも相当脂の乗り切った充実した活動だとは思うのだが、今年に入りますますパワーアップして、最早手が付けられないw
1月には、イベント主催団体「高天原」との合同開催型式にて、東京ビッグサイトを舞台に1000sp規模の艦これオンリーを開催。
これは、艦これジャンル史上最大規模のオンリーイベントでもある。
2月には、舞鶴鎮守府を擁する、京都府舞鶴市で聖地開催オンリー。地元商工会や自衛隊等の協力も仰ぎながら、史跡探索ツアーや物産市なども併催しつつ、好評を博す。
4月には、青森県は下北半島の奥・むつ市大湊での聖地開催オンリー。地元業者や自衛隊の協力も得た屋台出店・艦艇見学ツアーに加え、前日にはむつ市内のシティホテルで地元業者を巻き込んでの、レセプションパーティー「前夜祭」の開催。
6月には、瀬戸内海・江田島にて聖地オンリー。狭い会場で大量の参加者を受け入れる為に、相当な無茶をしまくったw
これらの聖地オンリーに共通して言える事としては、地元団体や地元住民との連携を深め、それが即売会の楽しさを倍増させているという事。そして、アクセスや広さは二の次、海軍ゆかりの施設をチョイスするなど会場への「こだわり」を持っている事だ。
事前に地元との綿密な打ち合わせが欠かせず、労力も相当だろうが、そうして魅力を増す事により、参加者のモチベーションを突き上げ、大量の参加者を呼んでいる、という側面もある。
この他、6月に都内の「例のプール」での開催や、11月には秋葉原のカフェ&バーを舞台に10sp規模の小規模なキャラオンリーの開催も。
聖地オンリーもこなせば、1000spの大規模オンリーもこなし、かつ小規模な特殊オンリーもこなす。他イベントと、ジョイント形式での開催も少なくない。
日本中を縦横無尽に駆け巡って、小規模から大規模まで、ありとあらゆる形態で開催。質量ともに、他の艦これオンリーの追随を許さぬレベルにまで暴走しまくっている。
その年間を通してのパワフルさに敬意を表し、STRIKE HOLE選定「即売会オブザイヤー」MVPは、「砲雷撃戦!よーい!」とさせていただきたい。
★参考リンク
「青森県むつ市大湊・艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!八戦目」」
「6/29 広島県江田島市・艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」」
(第1位)艦これオンリー「浦賀船渠ノ航跡」謎の中止
開催予定3日前に突如の中止。しかもその理由が、既に存在していない会社のロゴや写真を無断使用した事について、その会社の権利を相続する承継会社から咎められ、中止を求められた…という前代未聞の事案。
イベントは中止され、開催されるはずだった会場では、「中止説明会」が開催。
当日行き場を失ったサークルの為に、別の有志が「救済イベント」を開催して対応…。
だが、事態はそんな単純な話では無かった。
権利元に当たる承継会社は、そんな話は聞いていないと答えている模様だ。
そして、承継会社が持っている筈の、ロゴや写真に関する権利は失効している。著作権も失効、意匠権も失効、商標権も存在が確認できない。
だが、権利元を名乗る人間からのクレームは、間違いなく存在している。そのクレームが存在した証拠に、主催は公式サイトからロゴや写真を削除。有力スタッフも狼狽し、我が身可愛さにイベント運営から離脱している。
となると、権利元を名乗る偽者が居て、その人間が有りもしない権利を主張した、という事になる。
それに確かめもせず乗る、主催もスタッフも大概だが、一番の悪質なのは、虚言を働いた人間である。
そして、色々と情報を得た結果、その虚言を働いた人間も、おおよそ判別している。
ただ、これはもう、当サークルが「イベント評論」の中で批判したり、青龍刀振り回して暴れるって程度じゃ最早収まりが付かないレベルである。
私が出る次元ではない。私などはお呼びではない。もっと怖い人、然るべき人がお出ましになるべき案件である。
正直、二の矢を撃ちたいのは山々だが、私が出て邪魔にならないか?という思いもあるし、タイミング的に大丈夫か?という心配もある。
「答え」に辿り着いている方は多少いらっしゃると思うが、皆同じ気持ちなのだろう。
時が来ればお話できるとは思うが、今はまだその時でも無さそうだ。
もう少し我慢して、時が来るのを待ちたいと思う。
・・・しかし今年って、意味不明な理由での即売会中止が、多くないですかね?
★参考リンク「艦これオンリー「浦賀船渠ノ航跡」中止は、偽の権利者が、偽の権利を盾に追い込んだ悲劇ではないか」
(前編) (中編) (後編)
今年の1月末に、当ブログは、ライブドアブログ運営よリ、一通のメールが届いた。
内容はネットに公開しないでほしいとの事なので、詳細は明言を避けるが、名誉毀損という事で、プロバイダ責任制限法に基づく「送信防止措置」をとある人物から(ライブドアからは明言されず)依頼を受けたとの事だ。
「送信防止措置」は、ブログ記事削除・非公開等の措置と考えられよう。
当ブログでは指摘された文面が、削除するに相当する「名誉毀損」とは考えてはいない。全くもって心外であり、言いがかりではないか。
当然、この措置の履行は拒否させていただいた。
その代わり、ライブドア判断で削除される可能性も想定し、当該文面を別記事に避難させる事で対応した。
それ以降は特に動きは無く、幸いにも本日現在削除されずに済んでいるのだが。
しかし、私のブログ、前述の久樹氏や、大●州東方祭主催・チ●ンコ増田氏から「名誉毀損だ!謝罪と賠償を要求するニダ!」と訴えられるのなら分からないでもないのだがw…彼らがんな事するわけないでしょうし。
いったい誰が何の目的でやったのだろう。少し不思議である。
★参考リンク「2013年を振り返って(追記)」
(第9位)東方オンリーイベント、規模減少傾向
流石にこれまで拡大と膨張を繰り返してきた「東方Project」のオンリーイベントも、参加サークルが、いよいよ減少傾向に突入した。
数年前から「東方オワコン」と言われ続けても、成長率が鈍るだけで減少には転じていなかったのだが、今年に入り、各東方オンリー共、いよいよ減少基調に突入した。
「艦これ」「ラブライブ!」といった新しい旬ジャンルの登場もあってか、そちらに流れるサークルさんも少なくは無い。そりゃ長年東方やってりゃ飽きが来ない方が不思議だし、新しいものに興味を持ちたがる人間の習性もあるから、仕方ないとは思うが。
それでも尚、「東方オワコン」と言うには時期尚早とも思っている。
オンリーイベントで見ると、艦これは最大1000サークル、一方東方は4000サークルの例大祭・2000サークル弱の紅楼夢をはじめ、3ケタの参加サークル数を擁するオンリーイベントは【無数】に存在する。
同人市場の規模としては、ざっと見て、艦これの数倍の大きさだ。
多少減ったところで、東方界隈のコミュニティは、まだまだ堅固と言えるだろう。
私も、2015年も東方と評論ジャンル中心で活動し続ける予定だ。
但し、イベント主催の経営・興行面を考えるならば、今後の楽観は慎むべきと考える。
これまでのように「黙っててもサークルが集まる」ような展開は減るだろうからだ。
サークル参加数を見積もるに当たっても、これまでの成功体験は捨て、過大に見積もらないよう注意するべきだとも思う。
兎にも角にも、「油断大敵」であろう。
(第8位)聖地遠野開催・東方オンリーの成功
東方オンリーの規模が縮小気味の中、ホットなニュースとしては、岩手県遠野市で開催された東方オンリーの成功が挙げられようか。
遠野市が東方Projectの「聖地」に当たる事の話題性や、初開催という事での「ご祝儀」効果、そして開催1年前から入念に準備や告知活動を行っていた事もあり、交通の便も決して良くない場所ながら、大勢の来場者に恵まれ盛況に終わった。
地元との協調関係を上手く築けた事も、成功の一因であろう。
(しかし、あのJR「快速はまゆり」の混雑は何なのw)
東方下火と言われつつも、興味を引くイベントに人は集まる。イベント次第なんだという事も実感させられた。
★参考リンク「3/2 岩手県遠野市開催東方オンリー「東方紅楼夢9.5 遠野物語」「夢の世紀 魅知の旅」」
(第7位)赤(青)ブーブー通信社・コックローチ武田氏退社
東京・大阪・福岡で大規模同人誌即売会「COMIC CITY」を開催(赤ブーブー通信社名義)し、また大阪で毎年夏冬に開催される男性向けの同人誌即売会「こみっく☆トレジャー」(青ブーブー通信社名義)も開催する、(有)ケイ・コーポレーション。
あれだけの大規模な即売会を、継続かつ安定して開催させる運営力には、私も敬意を表している。
このケイ・コーポレーションの重鎮社員である、コックローチ武田氏が、今年8月(有)ケイ・コーポレーションを退社され、郷里に戻られた。
武田氏は、赤(青)ブーブー通信社の「顔」的存在として、長年活躍し親しまれてきた御仁。
近年では、青ブーブー通信社主催の男性向け即売会「こみっく☆トレジャー」の立ち上げから携わり、「マイナスから出発」ながら現在の規模に育て上げた功労者の一人と言えよう。
氏の退社は、寂しい思いを抱くと共に、時代の「変わり目」を感じた。
ちなみに、氏が立ち上げた創作オンリー「そうさく畑」は、武田氏の個人主催から、一旦赤ブーブー通信社に主催が移管されたが、今後は武田氏の個人主催イベントに戻る模様だ。
再出発を期す「そうさく畑」も、今後応援していきたいと思う。
そして、「COMIC CITY」「こみっく☆トレジャー」共に、副社長氏ら他の社員の頑張りも大きく、今も尚活況を呈している。こちらも参加しつつ応援していきたいとも思う。
★参考リンク「9/6 久々の大阪「こみっく☆トレジャー」参加レポート」
(第6位)北海道で「コミティア」初開催!
明るいニュースとして一つ取り上げたいのが、北海道で初めて開催された「コミティア」の成功ならびに盛況である。
現在、東京では最大5000sp規模にまで成長を遂げた創作オンリー「コミティア」。
東京以外の各所で開催されている「コミティア」は、地元の主催が東京コミティアの許しを得て、「のれん分け」的に開催されている型式だ。
北海道初となる「コミティア」は、元々別即売会「Elysian」を立ち上げ実績を積み重ねていた主催が、「のれん分け」的に「コミティア」の名を冠し創作オンリーを開催する事に。
6月に、従来の即売会「Elysian」内でのプチオンリー形式でプレイベント「北海道コミティア0.5」を開催。そして11月に、「本祭」と言える「北海道コミティア1」の開催となった。
ところが、北海道コミティアは、想定以上にサークルが殺到した。
募集160spだったはずが、直接参加228サークル(242sp)・委託参加が77サークル。
元々「Elysian」と同時開催だった計画が崩れ、「Elysian」を同じ会場の別のホールに移して開催する事に…
しかも北海道コミティアの参加サークルの3/4は道内のサークルとか。どこにこんな北海道のサークルは埋もれていたのやら…既存の即売会から足が遠のくサークルさんを掘り起こせた点、非常に意義深いものを感じる。
これ以外にも、新しい会場を開拓できた点や、艦これ・東方オンリーで実績を積んでいる「寒軍べくたぁ」も協力し、力を合わせてこの規模の即売会を回し切った事なども、意義深い点となる。
「北海道コミティア」の成功を契機に、北海道同人界の発展・活性化にも期待を寄せたいものである。
★参考リンク「11/9 北海道の創作オンリー「北海道コミティア」」
(第5位)STRIKE HOLE、史上最低の恥ずかしい仕掛けを施した評論同人誌を刊行!
当サークルは、冬コミで「これまでに無い悪趣味な酷い本」を刊行致しましたw
多くの皆様にお買い求めいただきました。今頃読者の皆様が【当該部分】をこすって、匂いをくんくん嗅いでいる頃かと思うと、目頭が熱くなりますw
今日気付いたのですが、2014年1月5日に書きあげた当ブログの記事では、「新年の抱負」と題して、こんな事書いていたわけです。
>この他、こするとラベンダーの香りのする印刷様式ってあるじゃないですか!(ね●のしっぽ様のブースで以前お見かけした記憶が)
>それを【男の股間】でつくってみたいですね!
>●●氏(※)の股間から沸き立つ香り!…みたいな煽り文句付きで!
>
>※●●の中には、適宜東方オンリー主催や艦これオンリー主催の名前を入れてお楽しみください!
結局、艦これ・金剛ちゃんの股間になり、香りもレモンになった訳ですが…
てか俺って、今年の1月の時点でこの構想温めていたんですね…皆さんはこんな大人にならないよう、気を付けましょうね(汗)
★参考リンク「STRIKE HOLE 冬コミサークル参加情報」
(第4位)奇跡のV字回復!「夕張まんがまつり(夕張まんがメロン祭り)」
「夕張まんがまつり」は、過疎に悩む夕張市の「町おこし」を志向しての開催。
最盛期は、30sp規模・700人を集める盛況で、地元テレビ局が取材に訪れるほどであったが、ここ最近は低迷。
サークルも一般参加者も集まらず、オワコンの様相を呈していた。
しかし今回、東方・艦これで活動する有力同人サークル「幽閉サテライト」が運営に加入した。
幽閉サテライトは、高い動員力を持つ音楽ライブを「夕張まんがまつり」内に投入。参加サークルも、自身と交友関係のあるサークルを多数引き込んだ。
イベント名も、「夕張まんがメロン祭り」と改題した。
結果、40sp弱・700〜800人の来場で、最盛期以上の動員に。恐ろしいまでのV字回復を果たした。
これは「幽閉」の力あってこその動員力復活、と言えば確かにその通りだろう。
ただ私は、寧ろそれよりも、「新しい力を取り入れ、新しい風を起こす」という夕張まんがまつり側の姿勢がポイントだと思う。
旧来からの運営陣も、幽閉がやりたいように自由にやる事を許容した。その姿勢があったからこそ、幽閉の力を十二分に生かし切り、「夕張まんがメロン祭り」は奇跡のV字回復を成し遂げたのである。(まあ、少し上手く行きすぎた感もあるがw)
全国各地の、下降気味で苦戦中の即売会が、復活を果たすための「ヒント」に繋がると考え、私はこの即売会を高く評価した次第である。
STRIKE HOLE選定・2014年即売会オブザイヤーMVP…は逃すも、MVP級の、殿堂入りな即売会の一つであったと思う。
★参考リンク「6/15 北海道夕張市開催「夕張まんがメロン祭り」」
(前編・当日レポート) (後編・論評中心)
(第3位)最早宴会イベント?「グルメコミックコンベンション」の大ブレイク
この即売会も、前述「夕張まんがまつり」同様、STRIKE HOLE選定・2014年即売会オブザイヤーMVP…は逃すも、MVP級の、殿堂入りな即売会として、私の心に刻まれている。
2013年5月にスタートした、「飲食」をテーマとしたオンリーイベント「グルメコミックコンベンション」は、当初、20サークルも集まらない閑散即売会としてスタートを切った。
ただ、準備不足ゆえの閑散であり、テーマは面白い切り口だとも思うので、宣伝活動さえしっかりしておけば、このイベントは大化けする、とも思った。
んで、確かに予想通り「大化け」はした。
私の予想し得ない、おかしな方向でなw
この即売会は、「飲食」をテーマとした同人誌のイベントだったはずが、ある時から突然【サークルによる飲食の提供】もOKにし始めたw
その中には、アルコールも含まれ、会場内での飲食ならびに飲酒も可となった。
そして、会場内に「キッチン」が完備され、サークルが調理し立てのものを提供する事が可能に…。
その結果、会場は美食美酒に舌鼓を打つ「宴会」イベントに…
サークルも多く集い、60サークルが参加(内調理を行うサークルは1/3程度)。一般参加者も初動200〜300人、最終的には1000人以上が来場したとの事。
これまでにない機軸の、意欲的なイベントという事もあり、これだけの人が集まり盛り上がったのだろう。
その代わり、飲食物に付随するゴミ処理費用・キッチンでの電気代等コストも割高となり、カタログ1000円、飲酒を許可するリストバンドが別途500円。
サークルも、調理サークルは万単位の参加費用が求められる。
逆に言えば、これだけの費用負担を強いられても尚大勢が参加する、という事。この費用負担に勝る魅力が、このイベントには存在するという事だ。
★参考リンク「7/6 キッチン完備の飲食系オンリーイベント「グルメコミックコンベンション」」
(第2位)艦これジャンルを席巻!無駄に脂の乗った「砲雷撃戦!よーい!」
同人イベント主催団体・SDFの「暴走」が止まらない。
昨年6月という、艦隊これくしょんのサービスが始まってから僅か2か月のところでオンリーイベントを開催する、というチートな機動力を発揮したかと思えば、昨年秋には、広島県呉市で聖地開催オンリーに挑戦、大成功を収める。
これだけでも相当脂の乗り切った充実した活動だとは思うのだが、今年に入りますますパワーアップして、最早手が付けられないw
1月には、イベント主催団体「高天原」との合同開催型式にて、東京ビッグサイトを舞台に1000sp規模の艦これオンリーを開催。
これは、艦これジャンル史上最大規模のオンリーイベントでもある。
2月には、舞鶴鎮守府を擁する、京都府舞鶴市で聖地開催オンリー。地元商工会や自衛隊等の協力も仰ぎながら、史跡探索ツアーや物産市なども併催しつつ、好評を博す。
4月には、青森県は下北半島の奥・むつ市大湊での聖地開催オンリー。地元業者や自衛隊の協力も得た屋台出店・艦艇見学ツアーに加え、前日にはむつ市内のシティホテルで地元業者を巻き込んでの、レセプションパーティー「前夜祭」の開催。
6月には、瀬戸内海・江田島にて聖地オンリー。狭い会場で大量の参加者を受け入れる為に、相当な無茶をしまくったw
これらの聖地オンリーに共通して言える事としては、地元団体や地元住民との連携を深め、それが即売会の楽しさを倍増させているという事。そして、アクセスや広さは二の次、海軍ゆかりの施設をチョイスするなど会場への「こだわり」を持っている事だ。
事前に地元との綿密な打ち合わせが欠かせず、労力も相当だろうが、そうして魅力を増す事により、参加者のモチベーションを突き上げ、大量の参加者を呼んでいる、という側面もある。
この他、6月に都内の「例のプール」での開催や、11月には秋葉原のカフェ&バーを舞台に10sp規模の小規模なキャラオンリーの開催も。
聖地オンリーもこなせば、1000spの大規模オンリーもこなし、かつ小規模な特殊オンリーもこなす。他イベントと、ジョイント形式での開催も少なくない。
日本中を縦横無尽に駆け巡って、小規模から大規模まで、ありとあらゆる形態で開催。質量ともに、他の艦これオンリーの追随を許さぬレベルにまで暴走しまくっている。
その年間を通してのパワフルさに敬意を表し、STRIKE HOLE選定「即売会オブザイヤー」MVPは、「砲雷撃戦!よーい!」とさせていただきたい。
★参考リンク
「青森県むつ市大湊・艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!八戦目」」
「6/29 広島県江田島市・艦これオンリー「砲雷撃戦!よーい!」」
(第1位)艦これオンリー「浦賀船渠ノ航跡」謎の中止
開催予定3日前に突如の中止。しかもその理由が、既に存在していない会社のロゴや写真を無断使用した事について、その会社の権利を相続する承継会社から咎められ、中止を求められた…という前代未聞の事案。
イベントは中止され、開催されるはずだった会場では、「中止説明会」が開催。
当日行き場を失ったサークルの為に、別の有志が「救済イベント」を開催して対応…。
だが、事態はそんな単純な話では無かった。
権利元に当たる承継会社は、そんな話は聞いていないと答えている模様だ。
そして、承継会社が持っている筈の、ロゴや写真に関する権利は失効している。著作権も失効、意匠権も失効、商標権も存在が確認できない。
だが、権利元を名乗る人間からのクレームは、間違いなく存在している。そのクレームが存在した証拠に、主催は公式サイトからロゴや写真を削除。有力スタッフも狼狽し、我が身可愛さにイベント運営から離脱している。
となると、権利元を名乗る偽者が居て、その人間が有りもしない権利を主張した、という事になる。
それに確かめもせず乗る、主催もスタッフも大概だが、一番の悪質なのは、虚言を働いた人間である。
そして、色々と情報を得た結果、その虚言を働いた人間も、おおよそ判別している。
ただ、これはもう、当サークルが「イベント評論」の中で批判したり、青龍刀振り回して暴れるって程度じゃ最早収まりが付かないレベルである。
私が出る次元ではない。私などはお呼びではない。もっと怖い人、然るべき人がお出ましになるべき案件である。
正直、二の矢を撃ちたいのは山々だが、私が出て邪魔にならないか?という思いもあるし、タイミング的に大丈夫か?という心配もある。
「答え」に辿り着いている方は多少いらっしゃると思うが、皆同じ気持ちなのだろう。
時が来ればお話できるとは思うが、今はまだその時でも無さそうだ。
もう少し我慢して、時が来るのを待ちたいと思う。
・・・しかし今年って、意味不明な理由での即売会中止が、多くないですかね?
★参考リンク「艦これオンリー「浦賀船渠ノ航跡」中止は、偽の権利者が、偽の権利を盾に追い込んだ悲劇ではないか」
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