この日、都内では東方オンリー「博麗神社例大祭」が開催。多くの同人者が東京ビッグサイトに募ったが、私は、敢えて例大祭を回避。
浜松で開催されたボカロオンリー「VOCALOID GENERATION」(以下「ボカジェネ」と記す)に足を運んだ。
「ボカジェネ」は、4年前より、年1回ペースで、静岡県浜松市で開催されているボーカロイドオンリーだ。
浜松市は、ヤマハの本社がある等、ある意味ボカロの「聖地」とも言える街。
地元にお住まいの方が、地元でボカロオンリーを、と一念発起して立ち上げられたオンリーイベントである。
立ち上げ当初から注目していた存在ではあったが、他の大規模な即売会とかぶり、中々参加も叶わなかった。
特にここ2〜3年は、必ずと言ってよいほど博麗神社例大祭と被る展開。
スタッフもの確保も、アテにしていたスタッフが例大祭に流れるなど、色々大変だったようだ…
私も、このまま例大祭を優先し続けていたら、この調子だといつまで経ってもボカジェネに足を運べないよな…そう考え、思い切って例大祭を回避。このオンリーに足を運んだ次第である。
浜松で開催されたボカロオンリー「VOCALOID GENERATION」(以下「ボカジェネ」と記す)に足を運んだ。
「ボカジェネ」は、4年前より、年1回ペースで、静岡県浜松市で開催されているボーカロイドオンリーだ。
浜松市は、ヤマハの本社がある等、ある意味ボカロの「聖地」とも言える街。
地元にお住まいの方が、地元でボカロオンリーを、と一念発起して立ち上げられたオンリーイベントである。
立ち上げ当初から注目していた存在ではあったが、他の大規模な即売会とかぶり、中々参加も叶わなかった。
特にここ2〜3年は、必ずと言ってよいほど博麗神社例大祭と被る展開。
スタッフもの確保も、アテにしていたスタッフが例大祭に流れるなど、色々大変だったようだ…
私も、このまま例大祭を優先し続けていたら、この調子だといつまで経ってもボカジェネに足を運べないよな…そう考え、思い切って例大祭を回避。このオンリーに足を運んだ次第である。
会場は、アクトシティ浜松。JR浜松駅に直結し、交通至便…と言いたい所だが、アクトシティは意外と縦に長い。
奥の方だと、駅から徒歩10分近くは掛かるので、意外と曲者であるw
今回の会場は、アクトシティはアクトシティでも、「研修交流センター」という施設。「おでかけライブ」が開催されていた時は「イベントホール」という施設だったが、そこから道路を挟んで向かいの建物。
おでライとは、同じ「アクトシティ」であっても会場が異なるので、注意が必要か。
(というか、アクトシティという建物のつくり、慣れるまでに苦労しそうな気がする…)
今回の会場「研修交流センター」は、1階がヤマハの「楽器博物館」となっており、立地的にはボカロオンリー「らしい」会場と言える。
参加サークル数は、例年20サークル前後で安定している。増えもせず、減りもせずで、地味ながらも安定感はあると思う。
初動待機列は50人ぐらいであろうか。参加者層は、男女比半々ぐらいで、これは他のボカロオンリーに似た傾向だと思う。
早速自分も、カタログを購入しようとするが、その値段1500円也。
…えーと、ヤケに高くないっすか?パンフ代。
いやせっかくここまで足を運んだ事だし、一応は買うけど…相場を明らかに飛び抜けているような気がするな…
何でこんなパンフ代高いのか?理由を尋ねる。
すると、スタッフさん曰く、「アフターイベント・声優トークショーの代金も込みだから」との事。
いや、俺アフターまでは居られず帰るつもりなんすが…それでもトークショー代まで払うの?
聞けば、普段はイベントカタログ500円で、トークショーチケットを1000円で、それぞれバラバラに売っているとの事。
それが今回抱き合わせなのは、招聘した声優さんの側から、後になって「両方抱き合わせにしないと出演しない」と言われ、折れたから、との事らしい。
イベントカタログの値付けも、最終的には主催が決めるべき事だ。
私も、可能な限りその判断を尊重していきたい。
しかしながら、「同人誌即売会」というもの、本来はサークル参加者と一般参加者との売買を通じ、「交流」を図る場だと思う。
ここまでカタログ代が高いと、その分会場内での購入意欲が失せてしまうのではないか。そうなれば、サークルも売れなくなる、売れなくなれば、参加する甲斐も無くなり、参加モチベーションの低下に繋がる。
カタログ代を高く設定したがために、サークル作品の売買、という同人誌即売会の本来の意義が損なわれてしまうのではないか?その点が、心配である。
この「ボカジェネ」は、毎回オフィシャルに近い立場の方を招聘し、アフターに持って来ている点が特徴だ。
過去には、ヤマハの方を招聘した事もあるし、今回は、巡音ルカの中の人となる声優さんを招聘している。
これは主催氏が力を入れている「こだわり」の部分でもあり、かつ「ボカジェネ」の特徴でもある。その点は承知している。
ただ、それが今回余り宜しくない方向に向かってしまったようで、そこが残念でならない。
正直、オフィシャル関係者の招聘で結構な費用を食っており、運営費用を圧迫している可能性もある。
主催氏の「こだわり」もあるので踏み切れないかもしれないが、いっその事、オフィシャルの招聘を止めてみてはどうか。
例えば、この会場、流石楽器の街・浜松というだけあって、防音や音響もしっかり備わっている。
それを利用して、人気Pを招聘してのミニライブを実施。アフターに投入してはどうだろうか。
オフィシャル関係者の招聘に勝るとも劣らぬ集客力で、オフィシャル関係者の招聘ほど費用を掛けずに済む可能性もあると思う。
これは一例・一案だが、知恵を絞れば、色々可能性も生まれてくるのではないだろうか。
オフィシャル関係者の招聘に拘らず、様々な可能性を追求する事で、このイベントに新風を吹き込む事も、不可能ではないと思う。
話を戻して、会場内の様子をレポートしたい。
パッと見感じた事としては、この「ボカジェネ」、企画・展示の類が非常に豊富だな、という印象を抱いた。
会場入り口では、ボカロキャラを用いてのVR作品の展示。
会場春と、会場の一角でボカロ本サークルの協力を仰ぎ、ペン入れ展示展示コーナーも。
そしてさらに、別の一角では、ボカロPをお招きしての、ボカロ曲作品制作に際しての講義も行われていたり。
決して広くはない会場の中で、数多くの企画を詰め込んでいる点が、他所のオンリーにない特長だ。
どの企画も、見て楽しめるだけではなく、参加者の「創作活動」にお役立ちをもたらす企画ばかりだ。参加者の創作意欲を刺激するような企画と言っても過言ではない。
こういう企画群も、「ボカジェネ」ならではの独自色だろう。
次回開催は未定だが、サークルも安定して集っている。
ボカジェネならではの特徴もあり、独自性も高い。今後も地道に続けていけば、参加者も集い安定的に開催できると思う。
ただ、個人的には、これまでこだわってきた「オフィシャル関係者の招聘」が、安定的に開催するに当たっての「足枷」となる可能性がある。そんな風にも映った。
奥の方だと、駅から徒歩10分近くは掛かるので、意外と曲者であるw
今回の会場は、アクトシティはアクトシティでも、「研修交流センター」という施設。「おでかけライブ」が開催されていた時は「イベントホール」という施設だったが、そこから道路を挟んで向かいの建物。
おでライとは、同じ「アクトシティ」であっても会場が異なるので、注意が必要か。
(というか、アクトシティという建物のつくり、慣れるまでに苦労しそうな気がする…)
今回の会場「研修交流センター」は、1階がヤマハの「楽器博物館」となっており、立地的にはボカロオンリー「らしい」会場と言える。
参加サークル数は、例年20サークル前後で安定している。増えもせず、減りもせずで、地味ながらも安定感はあると思う。
初動待機列は50人ぐらいであろうか。参加者層は、男女比半々ぐらいで、これは他のボカロオンリーに似た傾向だと思う。
早速自分も、カタログを購入しようとするが、その値段1500円也。
…えーと、ヤケに高くないっすか?パンフ代。
いやせっかくここまで足を運んだ事だし、一応は買うけど…相場を明らかに飛び抜けているような気がするな…
何でこんなパンフ代高いのか?理由を尋ねる。
すると、スタッフさん曰く、「アフターイベント・声優トークショーの代金も込みだから」との事。
いや、俺アフターまでは居られず帰るつもりなんすが…それでもトークショー代まで払うの?
聞けば、普段はイベントカタログ500円で、トークショーチケットを1000円で、それぞれバラバラに売っているとの事。
それが今回抱き合わせなのは、招聘した声優さんの側から、後になって「両方抱き合わせにしないと出演しない」と言われ、折れたから、との事らしい。
イベントカタログの値付けも、最終的には主催が決めるべき事だ。
私も、可能な限りその判断を尊重していきたい。
しかしながら、「同人誌即売会」というもの、本来はサークル参加者と一般参加者との売買を通じ、「交流」を図る場だと思う。
ここまでカタログ代が高いと、その分会場内での購入意欲が失せてしまうのではないか。そうなれば、サークルも売れなくなる、売れなくなれば、参加する甲斐も無くなり、参加モチベーションの低下に繋がる。
カタログ代を高く設定したがために、サークル作品の売買、という同人誌即売会の本来の意義が損なわれてしまうのではないか?その点が、心配である。
この「ボカジェネ」は、毎回オフィシャルに近い立場の方を招聘し、アフターに持って来ている点が特徴だ。
過去には、ヤマハの方を招聘した事もあるし、今回は、巡音ルカの中の人となる声優さんを招聘している。
これは主催氏が力を入れている「こだわり」の部分でもあり、かつ「ボカジェネ」の特徴でもある。その点は承知している。
ただ、それが今回余り宜しくない方向に向かってしまったようで、そこが残念でならない。
正直、オフィシャル関係者の招聘で結構な費用を食っており、運営費用を圧迫している可能性もある。
主催氏の「こだわり」もあるので踏み切れないかもしれないが、いっその事、オフィシャルの招聘を止めてみてはどうか。
例えば、この会場、流石楽器の街・浜松というだけあって、防音や音響もしっかり備わっている。
それを利用して、人気Pを招聘してのミニライブを実施。アフターに投入してはどうだろうか。
オフィシャル関係者の招聘に勝るとも劣らぬ集客力で、オフィシャル関係者の招聘ほど費用を掛けずに済む可能性もあると思う。
これは一例・一案だが、知恵を絞れば、色々可能性も生まれてくるのではないだろうか。
オフィシャル関係者の招聘に拘らず、様々な可能性を追求する事で、このイベントに新風を吹き込む事も、不可能ではないと思う。
話を戻して、会場内の様子をレポートしたい。
パッと見感じた事としては、この「ボカジェネ」、企画・展示の類が非常に豊富だな、という印象を抱いた。
会場入り口では、ボカロキャラを用いてのVR作品の展示。
会場春と、会場の一角でボカロ本サークルの協力を仰ぎ、ペン入れ展示展示コーナーも。
そしてさらに、別の一角では、ボカロPをお招きしての、ボカロ曲作品制作に際しての講義も行われていたり。
決して広くはない会場の中で、数多くの企画を詰め込んでいる点が、他所のオンリーにない特長だ。
どの企画も、見て楽しめるだけではなく、参加者の「創作活動」にお役立ちをもたらす企画ばかりだ。参加者の創作意欲を刺激するような企画と言っても過言ではない。
こういう企画群も、「ボカジェネ」ならではの独自色だろう。
次回開催は未定だが、サークルも安定して集っている。
ボカジェネならではの特徴もあり、独自性も高い。今後も地道に続けていけば、参加者も集い安定的に開催できると思う。
ただ、個人的には、これまでこだわってきた「オフィシャル関係者の招聘」が、安定的に開催するに当たっての「足枷」となる可能性がある。そんな風にも映った。