この日は、他にも色々即売会が開催されていたが、たまには近隣の即売会にも参加しようと思い、秋葉原をテーマとした同人誌即売会「秋コレ」にサークル参加させていただいた。

「秋葉原をテーマにしていればなんでもOK!」という事で、秋葉原を舞台にした「ラブライブ」「シュタインズゲート」等の作品もOK。
メイド喫茶やコスプレ等の「アキバ文化」もOKだし、こじつけでも構わないとの事。
私も、自分がメインフィールドとして評論活動を手掛ける対象の「同人誌即売会」だって、アキバ文化の一つだよねーと「勝手にこじつけ」て解釈。このオンリーに参戦させていただく事にしたw
実際、ジャンル傾向を見ると、我々のような評論系サークルが10サークル近く居り、30サークル規模の即売会にしては、結構な比率だ。
他には、ご当地作品でもある「ラブライブ!」のサークルさんや、コスプレROM写真集のサークルさんもいたが、ネタ系缶バッジのサークルさん・創作擬人化のサークルさん等、と全般的に見て、活動内容/ジャンルのニッチなサークルさんが多く集っていたようだ。
なお、ヘスティア(ダンまち)に扮したコスROM写真集のサークルさんは、例の紐もきっちり活用されていた事も、併せてご報告申し上げたいw

一般参加者も、「秋葉原」をテーマとした同人誌即売会だけに、サブカルチャー本を好む買い手の方が多い印象。
評論ジャンルの当サークルとも、相性は良かったか。
初動一般参加は20人ぐらい、と大した事は無かったが、その割には意外に売れる。


会場は、秋葉原電気街ど真ん中の「通運会館」。勿論、秋葉原駅からも徒歩圏内。アクセス至便なロケーションである。
たまにSDFあたりがオンリーイベントの会場として利用する事もあるので、名前だけは存じていたが、今回足を踏み入れるのは初めて。
いささか古めの建物だが、即売会の会場としては、決して悪くはない。

「通運会館」のユニークな点は、建物外観に、イベントの垂れ幕を張って外にアピールできるところ。こんな感じで、

秋コレ2


秋コレ1


「秋コレ開催中!」と垂れ幕が掲げられる。
こういう地の利を活かしたアピールのお蔭で、午後から尻上がりに、一般来場者も増加!
秋葉原の街を買い物でぶらつく方々が、垂れ幕が目に付いてちょっと顔を出してみよう、というパターンのようで、閉会近くなっても立ち寄りが増える展開。
イベントも盛り上がり、参加者にとっても益となる、上手なアピールの仕方である。


「秋コレ」の特徴としては、単に「同人誌即売会」のみに留まらず、「アキバ的」なものを何でもイベントに詰め込もうとしている所も挙げられるだろう。
地下1階ではニコ生公開収録やサイン会、アフターイベント等の各種企画を敢行。
4階の和室はコスプレ撮影スペースだが、布団や番傘も設置するなど、一種和風のコスプレ撮影スタジオ化。その一角には何故か将棋・囲碁盤も用意され、自由に対局も可能…って囲碁将棋は余り「アキバ」と関係ないようなw
取り敢えず、Twitter上の呼びかけに応じ、サークルスペースを放置して一局指してきたw

流石に一体これは何のイベントなんか、と訳が分からなくなっては来たが、楽しければ、まあいいかw

この「秋コレ!」は、今後も、年2回ペースで開催する模様。
秋葉原という地の利ゆえ、軽い気持ちでぶらりと足を運んでくれる人も多く、あの垂れ幕が地味に利いている。
参加してみて、結構手応えもあったと思うし、企画も多彩で、楽しみ方も色々だ。
今後も、日程の都合次第だが、地方遠征の予定が無い限りは、積極的に参加したい。そう思える即売会であった。