7月26日は、秋田で昨年より立ち上がった同人誌即売会「響灯小町祭」にサークル参加させていただいた。
「響灯小町祭」は、昨年11月に第1回目が開催。
市中心部の「エリアなかいち」を会場とし、同人誌即売会の他、ステージライブ等も盛り込んだ、サブカルチャー系複合イベントとしての位置付けだ。
チラシ絵に東方Project・小野塚小町を起用するなど、東方クラスタを意識した告知が、一部界隈で話題になっていた。スケジュールの都合上参加は出来なかったものの、気になる存在ではあった。
今年の春頃、7月開催「響灯小町祭」の概要が、発表される。
今回は、東方Project音楽系大手サークル「幽閉サテライト」が運営に積極参加。幽閉サテライトの代表が、「響灯小町祭」の副代表を務めるほどに、運営に深くかかわっている。
幽閉主催の音楽ライブイベント「東方楽祭」も併催するとの事。
…これは「夕張まんがまつり」の再来だ。
2014年、死に体の「夕張まんがまつり」が、幽閉サテライト「東方楽祭」効果でかつての盛況を取り戻した。あの光景の再来を直感した。
(参考)6/15 北海道夕張市開催「夕張まんがメロン祭り」
(前編・当日レポート) (後編・論評中心)
6/15 北海道夕張市開催「夕張まんがメロン祭り」
これは行くしかあるまい。私は、早々にサークルとして参加を申し込んだ。
「響灯小町祭」は、昨年11月に第1回目が開催。
市中心部の「エリアなかいち」を会場とし、同人誌即売会の他、ステージライブ等も盛り込んだ、サブカルチャー系複合イベントとしての位置付けだ。
チラシ絵に東方Project・小野塚小町を起用するなど、東方クラスタを意識した告知が、一部界隈で話題になっていた。スケジュールの都合上参加は出来なかったものの、気になる存在ではあった。
今年の春頃、7月開催「響灯小町祭」の概要が、発表される。
今回は、東方Project音楽系大手サークル「幽閉サテライト」が運営に積極参加。幽閉サテライトの代表が、「響灯小町祭」の副代表を務めるほどに、運営に深くかかわっている。
幽閉主催の音楽ライブイベント「東方楽祭」も併催するとの事。
…これは「夕張まんがまつり」の再来だ。
2014年、死に体の「夕張まんがまつり」が、幽閉サテライト「東方楽祭」効果でかつての盛況を取り戻した。あの光景の再来を直感した。
(参考)6/15 北海道夕張市開催「夕張まんがメロン祭り」
(前編・当日レポート) (後編・論評中心)
6/15 北海道夕張市開催「夕張まんがメロン祭り」
これは行くしかあるまい。私は、早々にサークルとして参加を申し込んだ。
会場は、秋田市中心部の「エリアなかいち」。秋田赤十字病院の郊外移転により空いたスペースを再開発して生まれた施設で、商業施設・美術館・集合住宅・駐車場・広場等により構成されている。
「響灯小町祭」は、「エリアなかいち」の街びらき3周年を記念して開催された「ナカイチ祭」内1イベントとしての位置付けでもある。
(「ナカイチ祭」は、他にも駅伝大会・中小企業支援フェスタ・楽天イーグルスファンイベント等があり、7月中〜下旬に「エリアなかいち」で開催されるイベントの、総称的なものとして考えた方が良さそうだ)
「響灯小町祭」の日は、「エリアなかいち」内の屋外広場で、同人サークルによる音楽ライブや、コスプレイヤーによるライブ、ダンスユニットによるパフォーマンス等が観て楽しめる。
午後からは生ビール祭りも併催され、生ビール片手にステージ鑑賞も可能だw
即売会自体は、「エリアなかいち」内の公共施設「にぎわい交流館AU」での開催。
2階の展示ホール・3階の多目的ホールを、即売会会場としている。
今回は、即売会の様子を中心にレポートさせていただきたい。
サークル規模は、51サークル77sp(カタログより集計)。
秋田市内の即売会は初めて故、他即売会との比較は出来かねるが、県庁所在地クラスの都市で開催されるオールジャンルの同人誌即売会だと、50〜60spぐらいの所が多い。それを踏まえると、結構サークルは集まった方ではないかと思う。
東方系サークルは、その内21サークル36sp。全体の4割を占める。
やはりこれは、幽閉サテライトが運営に深く関与し、「東方楽祭」併催等、東方Project色が一気に強まったが故の賜物だろう。
3階に東方サークルを集中配置。2階にその他のジャンルを配置という構成としたため、3階は事実上「秋田初の東方Projectオンリー」と化してしまったw
開場は10時とやや早いものの、250人近い来場者が待機列を成す。
やはり幽閉サテライト「東方楽祭」効果なのだろうが、北東北の同人誌即売会でこれだけの来場者が開場を待つ、というのは前代未聞の快挙ではないだろうか。
まさに先に予見した通り「夕張の再来」である。
最終的には、のべ500人ぐらいはお越しになったのではないか。
(参加層としては若手・男性が多く、東方オンリー参加の主力年齢層とほぼ一致していると思う)
ただその大半が東方目当て、3階に流れてしまった。
賑わう3階、人が余り多くない2階。差が出てしまった事は残念。
2階のサークルも、占い・東北ずん子・とうらぶ・艦これ・ボカロと多様なサークルさんが集っていた。こちらにも目を向けていただきたかった、という思いもある。
14時30分になると、音楽ライブ「東方楽祭」が、3階多目的ホールにて開催される。来場者の多くが「東方楽祭」に吸収され、一気に閑散となるw
これも、「夕張まんがまつり」の光景そのまま。予想の範疇内である。
私は15時のバスに乗って帰宅予定なので、この辺りで撤退した。
総じて見て、「東方楽祭」の効果は相当大きかったようで、東方サークルを中心に多数のサークルを集める事に成功。一般参加者も、地方都市では異例となる多数の来場者に恵まれた。
「賑わい」という名の「響」を、見事に「灯」す事ができた即売会だったと思う。そこは大いに評価すべき部分であろう。
但し、この即売会、良い所ばかりでも無かった。
いや、運営面での瑕疵は、他の即売会に比べて極めて多く目立った。
幽閉効果もあって来場者には恵まれたが、それにあぐらをかいてはいけない。
瑕疵の多さも相当なものがあったので、これを反省し改善せねば、今後サークルが離反する恐れもある。
たくさん人が来た!と喜んで思考停止するのではなく、悪かった点も認識し、今後の改善を図っていただきたいとも思う。
次回は、「響灯小町祭」の反省点について語りたい。
(少し長そうなので別記事扱いとします)
「響灯小町祭」は、「エリアなかいち」の街びらき3周年を記念して開催された「ナカイチ祭」内1イベントとしての位置付けでもある。
(「ナカイチ祭」は、他にも駅伝大会・中小企業支援フェスタ・楽天イーグルスファンイベント等があり、7月中〜下旬に「エリアなかいち」で開催されるイベントの、総称的なものとして考えた方が良さそうだ)
「響灯小町祭」の日は、「エリアなかいち」内の屋外広場で、同人サークルによる音楽ライブや、コスプレイヤーによるライブ、ダンスユニットによるパフォーマンス等が観て楽しめる。
午後からは生ビール祭りも併催され、生ビール片手にステージ鑑賞も可能だw
即売会自体は、「エリアなかいち」内の公共施設「にぎわい交流館AU」での開催。
2階の展示ホール・3階の多目的ホールを、即売会会場としている。
今回は、即売会の様子を中心にレポートさせていただきたい。
サークル規模は、51サークル77sp(カタログより集計)。
秋田市内の即売会は初めて故、他即売会との比較は出来かねるが、県庁所在地クラスの都市で開催されるオールジャンルの同人誌即売会だと、50〜60spぐらいの所が多い。それを踏まえると、結構サークルは集まった方ではないかと思う。
東方系サークルは、その内21サークル36sp。全体の4割を占める。
やはりこれは、幽閉サテライトが運営に深く関与し、「東方楽祭」併催等、東方Project色が一気に強まったが故の賜物だろう。
3階に東方サークルを集中配置。2階にその他のジャンルを配置という構成としたため、3階は事実上「秋田初の東方Projectオンリー」と化してしまったw
開場は10時とやや早いものの、250人近い来場者が待機列を成す。
やはり幽閉サテライト「東方楽祭」効果なのだろうが、北東北の同人誌即売会でこれだけの来場者が開場を待つ、というのは前代未聞の快挙ではないだろうか。
まさに先に予見した通り「夕張の再来」である。
最終的には、のべ500人ぐらいはお越しになったのではないか。
(参加層としては若手・男性が多く、東方オンリー参加の主力年齢層とほぼ一致していると思う)
ただその大半が東方目当て、3階に流れてしまった。
賑わう3階、人が余り多くない2階。差が出てしまった事は残念。
2階のサークルも、占い・東北ずん子・とうらぶ・艦これ・ボカロと多様なサークルさんが集っていた。こちらにも目を向けていただきたかった、という思いもある。
14時30分になると、音楽ライブ「東方楽祭」が、3階多目的ホールにて開催される。来場者の多くが「東方楽祭」に吸収され、一気に閑散となるw
これも、「夕張まんがまつり」の光景そのまま。予想の範疇内である。
私は15時のバスに乗って帰宅予定なので、この辺りで撤退した。
総じて見て、「東方楽祭」の効果は相当大きかったようで、東方サークルを中心に多数のサークルを集める事に成功。一般参加者も、地方都市では異例となる多数の来場者に恵まれた。
「賑わい」という名の「響」を、見事に「灯」す事ができた即売会だったと思う。そこは大いに評価すべき部分であろう。
但し、この即売会、良い所ばかりでも無かった。
いや、運営面での瑕疵は、他の即売会に比べて極めて多く目立った。
幽閉効果もあって来場者には恵まれたが、それにあぐらをかいてはいけない。
瑕疵の多さも相当なものがあったので、これを反省し改善せねば、今後サークルが離反する恐れもある。
たくさん人が来た!と喜んで思考停止するのではなく、悪かった点も認識し、今後の改善を図っていただきたいとも思う。
次回は、「響灯小町祭」の反省点について語りたい。
(少し長そうなので別記事扱いとします)