夏コミ後・8月最終週の週末は、全国各地で、数多くの同人誌即売会が開催される。
夏休みラスト・夏コミ後、という事でサークルが集まりやすい側面もあるのだろうが、この週は、普段にも増して即売会の開催件数が多い。その分、魅力的な即売会も多く、私も、どこに足を運ぶべきか、いつも頭を悩ませる。
一昨年は高知、昨年は松本に遠征したが、今年は昨年行けなかったリベンジを果たすべく「小樽」に進路を取った。
北海道を代表する同人誌即売会主催団体「寒軍べくたあ」は、道内で東方オンリー「極・東方神居祭」・艦これオンリー「寒これ!」をはじめ、幾つかの同人誌即売会を期開催している。
これまでも、夏コミ後の時期に「神居祭」「寒これ!」を札幌市内で開催し続けていたが、常用していた会場が営業を終了し閉鎖。
新たな会場探しに難儀する中、小樽市内の商業施設「マイカル小樽」の空きテナントが利用できるという話になり、昨年夏は小樽でオンリーイベントを開催した。
残念ながら昨年の小樽は参加し得なかったが、今年の夏も小樽開催だという。昨年のリベンジ込で、私は小樽への遠征を決めた。
今回は、同日に小樽市内でサブカルイベント「小樽アニメパーティー」が開催されており、これに連動・呼応する形での開催となった。
なお、「小樽アニメパーティー」は、小樽市商店街振興組合連合会青年部を中心とした、商店街へのにぎわい創出を目的としたイベント。「神居祭」「寒これ!」の主催「寒軍べくたあ」とは別主催・別団体だ。
両主催・両イベントが連動し開催することで、相乗効果をもたらす意図があるのだろう。
夏休みラスト・夏コミ後、という事でサークルが集まりやすい側面もあるのだろうが、この週は、普段にも増して即売会の開催件数が多い。その分、魅力的な即売会も多く、私も、どこに足を運ぶべきか、いつも頭を悩ませる。
一昨年は高知、昨年は松本に遠征したが、今年は昨年行けなかったリベンジを果たすべく「小樽」に進路を取った。
北海道を代表する同人誌即売会主催団体「寒軍べくたあ」は、道内で東方オンリー「極・東方神居祭」・艦これオンリー「寒これ!」をはじめ、幾つかの同人誌即売会を期開催している。
これまでも、夏コミ後の時期に「神居祭」「寒これ!」を札幌市内で開催し続けていたが、常用していた会場が営業を終了し閉鎖。
新たな会場探しに難儀する中、小樽市内の商業施設「マイカル小樽」の空きテナントが利用できるという話になり、昨年夏は小樽でオンリーイベントを開催した。
残念ながら昨年の小樽は参加し得なかったが、今年の夏も小樽開催だという。昨年のリベンジ込で、私は小樽への遠征を決めた。
今回は、同日に小樽市内でサブカルイベント「小樽アニメパーティー」が開催されており、これに連動・呼応する形での開催となった。
なお、「小樽アニメパーティー」は、小樽市商店街振興組合連合会青年部を中心とした、商店街へのにぎわい創出を目的としたイベント。「神居祭」「寒これ!」の主催「寒軍べくたあ」とは別主催・別団体だ。
両主催・両イベントが連動し開催することで、相乗効果をもたらす意図があるのだろう。
【小樽アニメパーティー 簡易レポ】
「小樽アニメパーティー」は、小樽駅近辺のアーケード商店街を会場としている。
メイン会場は、商店街内の飲食店「ニュー三幸 小樽本店」。1階・2階は普通の洋食レストランだが、普段はパーティー会場用途で供用されるであろう3階を貸し切る。
ここで、声優トークショー等のステージイベントを行う他、ガンプラ・フィギュアの展示会、企業物販等が営まれている。
コスプレは、この会場で登録を行った後、アーケード内の空きテナントを活用した更衣室でお着替え。
小樽市街地一帯をコスプレフリーとする運用で、小樽の街中をコスプレのまま回遊してもらおうという寸法だ。もちろん、「神居祭」会場へも、コスプレのまま来場可能だ。
私が「小樽アニメパーティー」の様子を見に行った時は、アーケードを東方キャラに扮したコスプレイヤーが闊歩。小樽運河などの観光地に足を伸ばしたレイヤーもいたようだが、実は旧国鉄手宮線の廃線跡が人気あったとかいう話も…
レールも残る廃線跡を背景にできる機会なんて、そう滅多にあるもんじゃない。手宮線人気も、頷けるものがあるw
(手宮線は、港への貨物輸送を主目的に、南小樽〜手宮(小樽港)間に運行されていた路線。役割を終え廃線となったが、跡地はレールも保存された形で公園化している)
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アーケード街では、消防車・戦車など「はたらくくるま」の展示。
これに付随して自衛隊が出店…頒布物は「萌え缶バッジ」という展開。
ちょうどこの日に放映中の「24時間テレビ」も出店、募金活動に勤しむ光景も見られた。
ただ、予定されていたという「痛車」の展示は見かけず…うーむ、招致活動しくったのかしら(汗) 痛車が並んでると見栄えも良く盛り上がりも増すので、伝手をたどって痛車の誘致も頑張っていただきたいところ。
ただ、自分が気になった点としては、人がそれなりに来る割には、商店街や町中を回遊する人がそんな多くなかったところ。
確かに、小樽のヲタショップ「アニメニクス」こそ人が多かったが、他のお店がどうなのか?となると少し微妙。
商店街の回遊を促すタンプラリーや、町内の飲食を促すグルメラリーなどのテコ入れを図っても良いのでは?と感じた。
個々の商店も、小樽アニメパーティー参加者向けに企画やサービスを用意する等(例・コスプレイヤー割引、アニメパーティー参加者向けの商品開発)、誘客にもっと頑張っていただきたい。そして、商店街振興組合にも、それをサポート・フォローいただきたい。
僭越ながら、そうも感じた次第である
【「極・東方神居祭」等3イベント合同】
神居祭会場の「小樽経済センター」は、JR小樽駅から徒歩4分。
小樽商工会議所の持つビルで、ここの貸し会議室・貸しホールも利用しての開催だ。
以前開催した、札幌・200sp規模の時代に比べれば、会場は相当狭い。
コスプレ関連を事実上「小樽アニメパーティー」に丸投げしたため。コスプレに要する面積はカットできたものの、それでも7階に100sp、4階に40sp押し込んでの140sp規模に留まる。
一般参加者も、札幌時代に比べれば少なく、初動は4階70人、7階120人。
今回はイレギュラーなもの、小規模での開催、とのお話も聞いた。
普段のでかい規模の神居祭は、11月札幌開催のものを待つ事になるのだろう。
イベントはは「神居祭」だけの単独開催ではない。
最近は、東方ジャンルと親和性の極めて高い艦これオンリー「寒これ!」との合同開催形式を取ってはいるが、これに加えおそ松さんオンリー「松フェス」も加わって3イベント合同開催だ。
ただ、女性向けの「おそ松さん」と東方・艦これとの親和
性に疑問。同じ女性向けでも、刀剣乱舞ならまだ多少の親和性は残るが、おそ松さんと東方・艦これとの親和性は極めて薄く、一緒にやっていくには相性が合わなかったような気がする。
「小樽アニメパーティー」が土日2日間の開催。これに合わせるように、「神居祭」等の同人誌即売会も、土日2日間での開催とした。
私が参加した日曜日は、東方110sp・艦これ25sp・おそ松さん5spといったところか。土曜日は、日曜日のおよそ2/3の規模だったようだ。
土日両日共に参加のサークルも少なくはなく、前日出店した状態がそのまま残っている光景も…
参加者層は、高校生・大学生ぐらいの男性が中心。これは普段の「神居祭」と変わらぬ傾向だろう。
自分の本は文字ばっかりという事もあり、読者の年齢層は高め。今回の客層で苦戦はするも、それでも昨年の「神居祭」や一昨年の「北海道コミティア」に参加した時当サークルの本を気に入ってくださった方がちょくちょくお越しいただき、ありがたい限り。
長く色々なイベントに足を運んでいると、こういう再会もある、ということか。
7階は普通の即売会な雰囲気だが、4階は少し雰囲気が違う。
4階は枕・タペストリー等大きめなグッズ系のサークルで統一。また、会場中央では、過去イベントのポスターが展示・無料配布されていた。ポスターだけにかさばるのは事実だが、それでもイベント参加の記念にと持ち帰る若い参加者の姿も見られた。
普段の「神居祭」等では、コスプレイヤーの数も相当だったが、今回コスプレは「小樽アニメパーティー」での受付としたこと、また「小樽アニメパーティー」会場側でたむろするケースも多かったことから、神居祭側に足を運ぶコスプレイヤーはそんな多くなかった。
(お見えの方ももちろんいるにはいたが、数えるほどだったと思う)
その分、本の売り買いに専念できる環境が整った、という見方もできるだろうが、コスプレの少ない東方オンリーというのも珍しく、新鮮に映った。
とこんな感じで、普段の「東方神居祭」と雰囲気の違いは感じるものの、小樽観光や「小樽アニメパーティー」も楽しみながら即売会も楽しめた「一粒で何度も美味しい」即売会だったと思う。
普段に比べ人が少なかったのは少し寂しいが、大都市・札幌から少し離れた会場という事もあり、これは仕方ないだろう。
次の機会があれば、札幌での大規模な「神居祭」も楽しみたいと思う。
「小樽アニメパーティー」は、小樽駅近辺のアーケード商店街を会場としている。
メイン会場は、商店街内の飲食店「ニュー三幸 小樽本店」。1階・2階は普通の洋食レストランだが、普段はパーティー会場用途で供用されるであろう3階を貸し切る。
ここで、声優トークショー等のステージイベントを行う他、ガンプラ・フィギュアの展示会、企業物販等が営まれている。
コスプレは、この会場で登録を行った後、アーケード内の空きテナントを活用した更衣室でお着替え。
小樽市街地一帯をコスプレフリーとする運用で、小樽の街中をコスプレのまま回遊してもらおうという寸法だ。もちろん、「神居祭」会場へも、コスプレのまま来場可能だ。
私が「小樽アニメパーティー」の様子を見に行った時は、アーケードを東方キャラに扮したコスプレイヤーが闊歩。小樽運河などの観光地に足を伸ばしたレイヤーもいたようだが、実は旧国鉄手宮線の廃線跡が人気あったとかいう話も…
レールも残る廃線跡を背景にできる機会なんて、そう滅多にあるもんじゃない。手宮線人気も、頷けるものがあるw
(手宮線は、港への貨物輸送を主目的に、南小樽〜手宮(小樽港)間に運行されていた路線。役割を終え廃線となったが、跡地はレールも保存された形で公園化している)
javascript:void(0)
アーケード街では、消防車・戦車など「はたらくくるま」の展示。
これに付随して自衛隊が出店…頒布物は「萌え缶バッジ」という展開。
ちょうどこの日に放映中の「24時間テレビ」も出店、募金活動に勤しむ光景も見られた。
ただ、予定されていたという「痛車」の展示は見かけず…うーむ、招致活動しくったのかしら(汗) 痛車が並んでると見栄えも良く盛り上がりも増すので、伝手をたどって痛車の誘致も頑張っていただきたいところ。
ただ、自分が気になった点としては、人がそれなりに来る割には、商店街や町中を回遊する人がそんな多くなかったところ。
確かに、小樽のヲタショップ「アニメニクス」こそ人が多かったが、他のお店がどうなのか?となると少し微妙。
商店街の回遊を促すタンプラリーや、町内の飲食を促すグルメラリーなどのテコ入れを図っても良いのでは?と感じた。
個々の商店も、小樽アニメパーティー参加者向けに企画やサービスを用意する等(例・コスプレイヤー割引、アニメパーティー参加者向けの商品開発)、誘客にもっと頑張っていただきたい。そして、商店街振興組合にも、それをサポート・フォローいただきたい。
僭越ながら、そうも感じた次第である
【「極・東方神居祭」等3イベント合同】
神居祭会場の「小樽経済センター」は、JR小樽駅から徒歩4分。
小樽商工会議所の持つビルで、ここの貸し会議室・貸しホールも利用しての開催だ。
以前開催した、札幌・200sp規模の時代に比べれば、会場は相当狭い。
コスプレ関連を事実上「小樽アニメパーティー」に丸投げしたため。コスプレに要する面積はカットできたものの、それでも7階に100sp、4階に40sp押し込んでの140sp規模に留まる。
一般参加者も、札幌時代に比べれば少なく、初動は4階70人、7階120人。
今回はイレギュラーなもの、小規模での開催、とのお話も聞いた。
普段のでかい規模の神居祭は、11月札幌開催のものを待つ事になるのだろう。
イベントはは「神居祭」だけの単独開催ではない。
最近は、東方ジャンルと親和性の極めて高い艦これオンリー「寒これ!」との合同開催形式を取ってはいるが、これに加えおそ松さんオンリー「松フェス」も加わって3イベント合同開催だ。
ただ、女性向けの「おそ松さん」と東方・艦これとの親和
性に疑問。同じ女性向けでも、刀剣乱舞ならまだ多少の親和性は残るが、おそ松さんと東方・艦これとの親和性は極めて薄く、一緒にやっていくには相性が合わなかったような気がする。
「小樽アニメパーティー」が土日2日間の開催。これに合わせるように、「神居祭」等の同人誌即売会も、土日2日間での開催とした。
私が参加した日曜日は、東方110sp・艦これ25sp・おそ松さん5spといったところか。土曜日は、日曜日のおよそ2/3の規模だったようだ。
土日両日共に参加のサークルも少なくはなく、前日出店した状態がそのまま残っている光景も…
参加者層は、高校生・大学生ぐらいの男性が中心。これは普段の「神居祭」と変わらぬ傾向だろう。
自分の本は文字ばっかりという事もあり、読者の年齢層は高め。今回の客層で苦戦はするも、それでも昨年の「神居祭」や一昨年の「北海道コミティア」に参加した時当サークルの本を気に入ってくださった方がちょくちょくお越しいただき、ありがたい限り。
長く色々なイベントに足を運んでいると、こういう再会もある、ということか。
7階は普通の即売会な雰囲気だが、4階は少し雰囲気が違う。
4階は枕・タペストリー等大きめなグッズ系のサークルで統一。また、会場中央では、過去イベントのポスターが展示・無料配布されていた。ポスターだけにかさばるのは事実だが、それでもイベント参加の記念にと持ち帰る若い参加者の姿も見られた。
普段の「神居祭」等では、コスプレイヤーの数も相当だったが、今回コスプレは「小樽アニメパーティー」での受付としたこと、また「小樽アニメパーティー」会場側でたむろするケースも多かったことから、神居祭側に足を運ぶコスプレイヤーはそんな多くなかった。
(お見えの方ももちろんいるにはいたが、数えるほどだったと思う)
その分、本の売り買いに専念できる環境が整った、という見方もできるだろうが、コスプレの少ない東方オンリーというのも珍しく、新鮮に映った。
とこんな感じで、普段の「東方神居祭」と雰囲気の違いは感じるものの、小樽観光や「小樽アニメパーティー」も楽しみながら即売会も楽しめた「一粒で何度も美味しい」即売会だったと思う。
普段に比べ人が少なかったのは少し寂しいが、大都市・札幌から少し離れた会場という事もあり、これは仕方ないだろう。
次の機会があれば、札幌での大規模な「神居祭」も楽しみたいと思う。
なんで小樽でアニメ?という感じがしましたが、こっちと絡めた方が良かったかも知れませんね(作品内でも舞台になってたし)。