4月に、姫路市の同人誌即売会「comiporation」にサークル参加させていただいた。
(参照」2017年04月25日付『4/23 姫路市開催・オールジャンル同人誌即売会「comiporation」』)
この時お知り合いになった、萌えキャラを通じて販路拡大に取り組む企業様より、奈良県上牧町開催「さぶらいぶ!ぺが!」へのお誘いを受ける。
同じ日に関西では「こみっく☆トレジャー」が開催予定。当サークルも「トレジャー」参加を見越して帰りの飛行機も予約していた身ではあったが、「町おこし研究してるのならこのイベントに参加してもいいのでは」と勧められて心動かされる。
思い切って一度参加してみるか、と決意し、トレジャー参加予定を急きょ「さぶらいぶ!ぺが!」参加に切り替える。
(売上的にはトレジャーの方が絶対上がるのは間違いないが…色々見てみたいという好奇心が上回った、といったところだろうか)
とは言え、奈良県上牧町とはいったいどこか、という話から始まるw
調べてみると、鉄道も通らない人口2万の小さな町だが、別に過疎ってはいない。都市郊外のニュータウンみたいな雰囲気だろうか。
JR王寺駅からバスが頻発しており、アクセス的には不便はなさそうだ。
「地域応援イベント」と銘打つこのイベント。
上牧町には、二次元サブカルチャーや萌えキャラを通じた事業展開を行う事業者が少なからず存在するとのこと。
実際、このイベントのURLも、町内のオタクバー「NEO ZEON'S BAR MBASE4」のドメイン内に設定されており、同店が中心的役割にて絡んでいることを伺わせる。
そういう事業者が集い、販促やキャラのPRを行うというイベントだ。
同人サークルの参加も可能、ということで、当サークルも出展申込を行なった。
会場は町中心部に立地する「上牧町文化センター ペガサスホール」での開催。ホール内・広めのホワイエに机椅子を並べる形で、40spが集った。
内訳は、萌え系企業で10sp、萌えキャラ関連の事業者で18sp、クリエイター枠(同人サークル)で10sp。
萌えキャラの事業者は、個人が展開する非公式キャラから、自治体が推進する公式キャラまで多様。企業も個人サークルも、ごっちゃに配置されている点も、このイベントならではの特徴だろう。
これに加え、舞台・観客席を有する大ホールでは、随時ステージイベントが開催。
ホワイエとステージが分離されているため、ステージイベント併催でありがちな「大音響」の問題も無く、ホワイエでの頒布も支障は無かった。
当サークルは、16時近くになると他の事業者・サークルの皆さんが撤収モードに入ったのを受け、自分も撤収。大ホールに場所移動し、大辺璃紗季さん・小原誉子さんらによるトークイベント「ついなちゃんの萌えキャラ研究会」を拝聴した。
ご当地萌えキャラ勃興の概要や、聖地巡礼町おこしとの比較論など、興味深い内容が多かったように思える。
ご当地萌えキャラはヤル気のある奴なら個人レベルでもできる、というご指摘や、関西の萌えキャラ業界は横の繋がりの強さがある、とのご指摘が、特に印象深かった。
この手のサブカルイベントでありがちな展開だが、一応コスプレも受け入れている。ただ、見た感じコスプレイヤーは殆どおらず。
コスプレ者のSNS・コスプレイヤーズアーカイブでも、pt数が付くどころかイベント予定にも入っていなかったので…まあ、お察しくださいといったところか(汗)
とりあえずコスプレ者を集めたいのなら、「コスプレイヤーズアーカイブ」にイベント登録ぐらいしても良いのでは。
サブカルイベントではあるものの、やはりこのイベント、「萌えキャラ」関連事業者がメインなのだろう。
そういう性質のイベントなので、参加年齢層は比較的高め。
当サークルの頒布物とも相性は良かったようで、流石に「トレジャー」参加した時の売れ行き想定よりは下回ってはいるものの、地場のオールジャンル即売会に参加するよりは売れ行きも良かった、といったとことか。
ただ、ホワイエは直射日光が直接入り込む構造なので、一部サークルが時間帯によっては(特にお昼の時間帯)太陽をダイレクトに受けて辛かった。
かくいう当サークルも、時間帯によっては大陽直射でしんどく、陽が当たる時間帯だけは屋台村で飯食ったりとかして避難してました…(汗)
構造上の問題なので難しいかもしれないが、可能ならば改善をお願いしたいところ。
あと興味深かったのは参加者層。明らかに非オタの、地元のおっちゃん・おばさんが多かった。
スタッフさんも地元・年配者が多いし、一般参加者もその手の方が多い。
地域のお祭りと同じような雰囲気を感じた。
やっぱり「地域応援イベント」というだけのことはあるな、と妙に納得したw
自分としては、ヒマを見つけて他の事業者の方と名刺交換したり、私が存じなかった地域での取組を教えて貰ったり、コンテンツツーリズム研究面で有意義な情報収集ができ、収穫は大きかっただろうか。
(特に、京都府精華町の萌えキャラ「京町セイカ」を通じた取組に、強い興味を抱いた。機会があれば、この町のことをもっと掘り下げて研究したい)
サブカルイベント・地域振興イベントという特性上、どうしても同人誌サークルはサブ的な扱い。どこまで手ごたえあるか正直不安だったが、思ったよりも手ごたえは感じた。
そして、萌えキャラ関係の皆さんと情報交換したり交流したり、コンテンツツーリズム研究面で今後につながる展開も見られたので、そういう意味でも、自分が参加したことに意義を感じ取れたイベントだったと思う。
(参照」2017年04月25日付『4/23 姫路市開催・オールジャンル同人誌即売会「comiporation」』)
この時お知り合いになった、萌えキャラを通じて販路拡大に取り組む企業様より、奈良県上牧町開催「さぶらいぶ!ぺが!」へのお誘いを受ける。
同じ日に関西では「こみっく☆トレジャー」が開催予定。当サークルも「トレジャー」参加を見越して帰りの飛行機も予約していた身ではあったが、「町おこし研究してるのならこのイベントに参加してもいいのでは」と勧められて心動かされる。
思い切って一度参加してみるか、と決意し、トレジャー参加予定を急きょ「さぶらいぶ!ぺが!」参加に切り替える。
(売上的にはトレジャーの方が絶対上がるのは間違いないが…色々見てみたいという好奇心が上回った、といったところだろうか)
とは言え、奈良県上牧町とはいったいどこか、という話から始まるw
調べてみると、鉄道も通らない人口2万の小さな町だが、別に過疎ってはいない。都市郊外のニュータウンみたいな雰囲気だろうか。
JR王寺駅からバスが頻発しており、アクセス的には不便はなさそうだ。

「地域応援イベント」と銘打つこのイベント。
上牧町には、二次元サブカルチャーや萌えキャラを通じた事業展開を行う事業者が少なからず存在するとのこと。
実際、このイベントのURLも、町内のオタクバー「NEO ZEON'S BAR MBASE4」のドメイン内に設定されており、同店が中心的役割にて絡んでいることを伺わせる。
そういう事業者が集い、販促やキャラのPRを行うというイベントだ。
同人サークルの参加も可能、ということで、当サークルも出展申込を行なった。
会場は町中心部に立地する「上牧町文化センター ペガサスホール」での開催。ホール内・広めのホワイエに机椅子を並べる形で、40spが集った。
内訳は、萌え系企業で10sp、萌えキャラ関連の事業者で18sp、クリエイター枠(同人サークル)で10sp。
萌えキャラの事業者は、個人が展開する非公式キャラから、自治体が推進する公式キャラまで多様。企業も個人サークルも、ごっちゃに配置されている点も、このイベントならではの特徴だろう。
これに加え、舞台・観客席を有する大ホールでは、随時ステージイベントが開催。
ホワイエとステージが分離されているため、ステージイベント併催でありがちな「大音響」の問題も無く、ホワイエでの頒布も支障は無かった。
当サークルは、16時近くになると他の事業者・サークルの皆さんが撤収モードに入ったのを受け、自分も撤収。大ホールに場所移動し、大辺璃紗季さん・小原誉子さんらによるトークイベント「ついなちゃんの萌えキャラ研究会」を拝聴した。
ご当地萌えキャラ勃興の概要や、聖地巡礼町おこしとの比較論など、興味深い内容が多かったように思える。
ご当地萌えキャラはヤル気のある奴なら個人レベルでもできる、というご指摘や、関西の萌えキャラ業界は横の繋がりの強さがある、とのご指摘が、特に印象深かった。
この手のサブカルイベントでありがちな展開だが、一応コスプレも受け入れている。ただ、見た感じコスプレイヤーは殆どおらず。
コスプレ者のSNS・コスプレイヤーズアーカイブでも、pt数が付くどころかイベント予定にも入っていなかったので…まあ、お察しくださいといったところか(汗)
とりあえずコスプレ者を集めたいのなら、「コスプレイヤーズアーカイブ」にイベント登録ぐらいしても良いのでは。
サブカルイベントではあるものの、やはりこのイベント、「萌えキャラ」関連事業者がメインなのだろう。
そういう性質のイベントなので、参加年齢層は比較的高め。
当サークルの頒布物とも相性は良かったようで、流石に「トレジャー」参加した時の売れ行き想定よりは下回ってはいるものの、地場のオールジャンル即売会に参加するよりは売れ行きも良かった、といったとことか。
ただ、ホワイエは直射日光が直接入り込む構造なので、一部サークルが時間帯によっては(特にお昼の時間帯)太陽をダイレクトに受けて辛かった。
かくいう当サークルも、時間帯によっては大陽直射でしんどく、陽が当たる時間帯だけは屋台村で飯食ったりとかして避難してました…(汗)
構造上の問題なので難しいかもしれないが、可能ならば改善をお願いしたいところ。
あと興味深かったのは参加者層。明らかに非オタの、地元のおっちゃん・おばさんが多かった。
スタッフさんも地元・年配者が多いし、一般参加者もその手の方が多い。
地域のお祭りと同じような雰囲気を感じた。
やっぱり「地域応援イベント」というだけのことはあるな、と妙に納得したw
自分としては、ヒマを見つけて他の事業者の方と名刺交換したり、私が存じなかった地域での取組を教えて貰ったり、コンテンツツーリズム研究面で有意義な情報収集ができ、収穫は大きかっただろうか。
(特に、京都府精華町の萌えキャラ「京町セイカ」を通じた取組に、強い興味を抱いた。機会があれば、この町のことをもっと掘り下げて研究したい)
サブカルイベント・地域振興イベントという特性上、どうしても同人誌サークルはサブ的な扱い。どこまで手ごたえあるか正直不安だったが、思ったよりも手ごたえは感じた。
そして、萌えキャラ関係の皆さんと情報交換したり交流したり、コンテンツツーリズム研究面で今後につながる展開も見られたので、そういう意味でも、自分が参加したことに意義を感じ取れたイベントだったと思う。