過去2年分ぐらい書き溜めていた、即売会レポート群。
2023年5月までに訪問した即売会で、目ぼしい所やクソ即売会・限界即売会の類はおおよそ網羅したつもりだが、2年書き溜めているとどうしても「漏れ」が発生してしまう。
今回は、22年7月に参加したものの、書き漏れた即売会をレポートしたい。
今回レポートする催事は、京都府亀岡市。京都郊外の町で開催された同人誌即売会だ。
開催日7月18日は、月曜日(祝日)。
筆者は、不幸にも7月16日土曜日まで仕事に従事していたため、仕事が終わってから新幹線と夜行バスを乗り継いで京都へ発った。
翌7月17日は、「ゆゆゆ」聖地・香川県観音寺市を巡り、ジャンボフェリーで神戸へ。
18日に神戸から京都まで移動、亀岡の即売会に足を運んだ。
【目次】
1.会場は生涯学習施設と道の駅の合体施設
2.積極的な即売会・コスプレイベント開催を見せる「TeamOrangeroad」
3.会場を巡っての雑感
「道の駅」開催の同人誌即売会、というのも過去東方オンリーで一例だけ存在するが(山梨県富士川町開催の東方オンリー)、道の駅内に即売会に適する施設があれば可能だと思う。
会場の「ガレリアかめおか」は、「道の駅」として地産品の即売所も併設されているが、むしろ公共施設としての色彩が強い。
図書館や会議室、クラブ活動用の小部屋、さらにはデイサービス施設まで併設されている。
今回は、その中に併設されている「コンベンションホール」での開催だ。
「コンベンションホール」は、普段は会議等で利用されることもあり、音響は充実している。
東方オンリーは、時折音楽サークルによるライブも開催される。この会場は、ライブ・即売会両方に対応できる会場と言えるだろう。
アクセスとしては、京都駅からJRで約30分。
亀岡駅から少し離れているが、「ガレリアかめおか」へはバスが頻発しており、そんなに不便することもないだろう。
もちろん、曲がりなりにも「道の駅」なので、駐車場もしっかり完備されている。車組にも安心だ。
今回の催事は、即売会としては、東方永夜抄オンリー『輝夜の京祭』・ウマ娘ONLY『ガールズステークスR1』の合同開催形式。
即売会終了後に、東方ライブイベント『幻想郷の宴』も開催される。
主催の「TeamOrangeroad」は、東方サークルとして長らく活動を続けており、筆者も全国各地の東方オンリーで顔を合わせている。
近年ではコスプレイベント・痛車展示会『コス痛と宴』も全国的に展開しており、23年度は、佐賀県鹿島市・兵庫県淡路島・福井県坂井市・佐賀県嬉野市など西日本各地での開催を予定している。
2022年9月開催予定で、理由も告知することなく、舞鶴市開催の『舞鎮駆逐隊』が中止となったが、これも「TeamOrangeroad」の主催だ。
理由については推測の域を出ないが、過去記事でも少し触れたように、確実に言えることは、【艦これ聖地で、町おこし要素も加えた同人誌即売会は、艦これ公式の事業と「競合」する】ということだ。
あの時は結構炎上し、「TeamOrangeroad」全ページ一時閉鎖。今後の先行きが危ぶまれたぐらいだ。(今はコス痛などだいぶ復活している模様)
そういう「失敗」もあるとはいえ、西日本を中心に、結構精力的に催事を展開している主催ということは覚えておきたい。
参加サークルは、約20サークル。その多くが東方で、ウマ娘サイドは1〜2サークルにとどまっている。
「TeamOrangeroad」の長年の東方ジャンルでの活動が培った人脈の賜物だろうが、大手音楽サークルを中心に、音楽系・グッズ系のサークルが、ほとんどを占めている。
ここら辺は、東方オンリーでありがちな展開だろう。
コスプレイヤーもまあまあ多く、ここはコスプレイベントの経験豊富さも奏功していると思う。
東方オンリーへの参加経験も豊富で、サークル・痛車使い・コスプレイヤーなど多角的・社交的に交流を広げてきた「TeamOrangeroad」だからこそ成し得た集客と言えるだろうか。
コロナ禍も落ち着かぬ環境ではあるものの、多くの参加者を巻き込むことに成功した即売会だと思う。
好評を受けてか、2023年度も7月に開催が決定。
次回も盛り上がりを見せてほしいと願う即売会であった。
ただ、スタッフのメンタリティに若干の微妙さを感じた。
昨年7月時点では、コロナ感染もまだまだ警戒されている最中だ。感染防止策としてマスクの着用が奨励され、当然、この即売会も、参加者のマスク着用が求められていた。
念のため申し上げるが、主催側が参加者にマスクの着用を求めていたわけだ。当時は。
それで受付のスタッフがマスクしてないってどういうことなのよw
筆者は、マスク警察をする気はないし、今となっては5類移行で、マスクの着用も必ずしも「義務」ではない。そんな時世でこの話をするのも「無粋」かもしれない。
でも、参加者にマスク着用を求め、スタッフはノーマスクって、それは示しつかねーべ…
そこを除けば、普通に楽しめた即売会だったと思う。
2023年5月までに訪問した即売会で、目ぼしい所やクソ即売会・限界即売会の類はおおよそ網羅したつもりだが、2年書き溜めているとどうしても「漏れ」が発生してしまう。
今回は、22年7月に参加したものの、書き漏れた即売会をレポートしたい。
今回レポートする催事は、京都府亀岡市。京都郊外の町で開催された同人誌即売会だ。
開催日7月18日は、月曜日(祝日)。
筆者は、不幸にも7月16日土曜日まで仕事に従事していたため、仕事が終わってから新幹線と夜行バスを乗り継いで京都へ発った。
翌7月17日は、「ゆゆゆ」聖地・香川県観音寺市を巡り、ジャンボフェリーで神戸へ。
18日に神戸から京都まで移動、亀岡の即売会に足を運んだ。
【目次】
1.会場は生涯学習施設と道の駅の合体施設
2.積極的な即売会・コスプレイベント開催を見せる「TeamOrangeroad」
3.会場を巡っての雑感
- 1.会場は生涯学習施設と道の駅の合体施設
「道の駅」開催の同人誌即売会、というのも過去東方オンリーで一例だけ存在するが(山梨県富士川町開催の東方オンリー)、道の駅内に即売会に適する施設があれば可能だと思う。
会場の「ガレリアかめおか」は、「道の駅」として地産品の即売所も併設されているが、むしろ公共施設としての色彩が強い。
図書館や会議室、クラブ活動用の小部屋、さらにはデイサービス施設まで併設されている。
今回は、その中に併設されている「コンベンションホール」での開催だ。
「コンベンションホール」は、普段は会議等で利用されることもあり、音響は充実している。
東方オンリーは、時折音楽サークルによるライブも開催される。この会場は、ライブ・即売会両方に対応できる会場と言えるだろう。
アクセスとしては、京都駅からJRで約30分。
亀岡駅から少し離れているが、「ガレリアかめおか」へはバスが頻発しており、そんなに不便することもないだろう。
もちろん、曲がりなりにも「道の駅」なので、駐車場もしっかり完備されている。車組にも安心だ。
- 2.積極的な即売会・コスプレイベント開催を見せる「TeamOrangeroad」
今回の催事は、即売会としては、東方永夜抄オンリー『輝夜の京祭』・ウマ娘ONLY『ガールズステークスR1』の合同開催形式。
即売会終了後に、東方ライブイベント『幻想郷の宴』も開催される。
主催の「TeamOrangeroad」は、東方サークルとして長らく活動を続けており、筆者も全国各地の東方オンリーで顔を合わせている。
近年ではコスプレイベント・痛車展示会『コス痛と宴』も全国的に展開しており、23年度は、佐賀県鹿島市・兵庫県淡路島・福井県坂井市・佐賀県嬉野市など西日本各地での開催を予定している。
2022年9月開催予定で、理由も告知することなく、舞鶴市開催の『舞鎮駆逐隊』が中止となったが、これも「TeamOrangeroad」の主催だ。
理由については推測の域を出ないが、過去記事でも少し触れたように、確実に言えることは、【艦これ聖地で、町おこし要素も加えた同人誌即売会は、艦これ公式の事業と「競合」する】ということだ。
あの時は結構炎上し、「TeamOrangeroad」全ページ一時閉鎖。今後の先行きが危ぶまれたぐらいだ。(今はコス痛などだいぶ復活している模様)
そういう「失敗」もあるとはいえ、西日本を中心に、結構精力的に催事を展開している主催ということは覚えておきたい。
- 3.会場を巡っての雑感
参加サークルは、約20サークル。その多くが東方で、ウマ娘サイドは1〜2サークルにとどまっている。
「TeamOrangeroad」の長年の東方ジャンルでの活動が培った人脈の賜物だろうが、大手音楽サークルを中心に、音楽系・グッズ系のサークルが、ほとんどを占めている。
ここら辺は、東方オンリーでありがちな展開だろう。
コスプレイヤーもまあまあ多く、ここはコスプレイベントの経験豊富さも奏功していると思う。
東方オンリーへの参加経験も豊富で、サークル・痛車使い・コスプレイヤーなど多角的・社交的に交流を広げてきた「TeamOrangeroad」だからこそ成し得た集客と言えるだろうか。
コロナ禍も落ち着かぬ環境ではあるものの、多くの参加者を巻き込むことに成功した即売会だと思う。
好評を受けてか、2023年度も7月に開催が決定。
次回も盛り上がりを見せてほしいと願う即売会であった。
ただ、スタッフのメンタリティに若干の微妙さを感じた。
昨年7月時点では、コロナ感染もまだまだ警戒されている最中だ。感染防止策としてマスクの着用が奨励され、当然、この即売会も、参加者のマスク着用が求められていた。
念のため申し上げるが、主催側が参加者にマスクの着用を求めていたわけだ。当時は。
それで受付のスタッフがマスクしてないってどういうことなのよw
筆者は、マスク警察をする気はないし、今となっては5類移行で、マスクの着用も必ずしも「義務」ではない。そんな時世でこの話をするのも「無粋」かもしれない。
でも、参加者にマスク着用を求め、スタッフはノーマスクって、それは示しつかねーべ…
そこを除けば、普通に楽しめた即売会だったと思う。