本来、この即売会こそ「限界即売会」にノミネートするべきだったが、今日の今日まですっかり忘れていた。
何故この即売会が「限界即売会」かというと…この即売会、主催がコロナに感染したからと前日【開催中止】がアナウンスされていたのだ。
しかし周囲スタッフの尽力もあり、かろうじて即売会は開催された…そういう珍しい、というか肝を冷やした即売会ということで、この即売会の事を書き残しておきたい。
茨城県小美玉市は、茨城県の南部に立地。
平成の大合併で、「小川町」「美野里町」「玉里村」の2町1村が合併して新設された、人口5万弱いの都市だ。
茨城空港にもほど近いロケーションだ。
元々は私鉄・関東鉄道が運行されていたが、21世紀初頭に廃線となり、現在は廃線跡をバス専用道に転用したBRTがJR常磐線・石岡駅を起点に運行されている。小美玉の会場までは、バスで約30分のロケーションだ。
筆者も、小美玉市とは珍しい場所で開催だのう、と思いつつ。
そういう珍しい場所に足を運ぶのがSTRIKE HOLEの流儀。
埼玉への帰省も兼ねて、サークルとして小美玉に急行した。
【目次】
1.前日の急な中止の告知、そしてそれを覆す告知
2.併設イベント側の尽力で主催不在の開催
3.サークル数は健闘、一般参加者はもう少し
当時、東北住まいだった筆者は、交通費節約のため青春18きっぷで帰省するw
仙台までは高速バスを利用。お昼頃仙台に到着、そこから先は東北本線鈍行で南下する。
ようやく白河の関を超え、関東に差し掛かろうとしたとき、メールで「即売会中止のお知らせ」を聞く。
主催がコロナ感染のため中止、とのことだった。
えええええ、今中止と言われてもこちとら関東に差し掛かる頃合いだべwそう言われてもなあw
と今さら引き返すわけにも行かず、実家のある埼玉へ歩みを進める。
ようやく大宮に着いたので、駅近くのラーメン屋で夕食。
食事をしながらメールを見ると、併設イベント側が会場を用意してくれる。主催は不在だが、サークル参加は可能とのことだ。
二転三転してるが、とりあえずサークルとして参加できるのなら、まあいいか。
その日は実家に泊まり、翌日小美玉に足を運んだ。
JR石岡から、茨城空港方面行/BRTバスに乗り約30分。
バス停から若干の徒歩を経て、会場の「小川文化センター アピオス」に到着。
今回の即売会は、地域振興イベントの一環としての開催のようで、1階では「太鼓の達人」などeスポーツ大会と、今回尽力いただいた雑貨即売イベント『かぜのいち』(運営は手作り雑貨PULLさん)が開催。2階で同人誌即売会『COMIたま』という枠組みだ。
恐る恐る会場に入るが、とりあえずサークル用の椅子テーブルが用意されていたので、安心するw
(なお運営スタッフは存在せず、机椅子用意されているだけの「放置プレイ」状態w)
翌週の夏コミで頒布予定の新刊『同人半生之記』も陳列、先行で頒布する。

開場時間になると、1階イベントの主催さんが上がってきて、「本来の主催は不在ですが、即売会始めます」とのこと。
ただ今回は、結局1階イベント『かぜのいち』側が会場を借りる形式になったらしく、『かぜのいち』側からサークル参加費の徴収が入った。
元々『COMIたま』主催側に、当日サークル参加費を払う予定だったので、払う先が変わっただけ。そんな大きな影響はないか。
よくよく考えてみたら、以前都内のイベントでも、主催がインフルで倒れ欠席。まわりの併設イベントが協力し合い、主催不在でも開催し得た、という事例がある。
「横の繋がり」が、万一のリスクを最小限にとどめる「保険」になってるんだなあ、とも感じた。
サークル数としては、『COMIたま』は15サークル程度。
1階の『かぜのいち』も合算すれば、総計30サークルの規模感。
県庁所在地や大都市でもない町での開催、ということを鑑みると、まあまあ健闘したと言えようか。
ただ、まだコロナもおさまっておらず、一般参加者はまばらだったと思う。
徐々に即売会も開催方向に進んではいるものの、主催もコロナに感染してしまうぐらいだし、まだまだ完全には戻り切っていないということ。こればかりは仕方ない、
まずはコロナ禍を乗り越え、主催の病欠すらも乗り越え、開催を実現させたというだけでも充分頑張ったと言えよう。
こういう開催の積み重ねが、同人誌即売会がコロナに「打ち勝つ」ための道なのだから。
何故この即売会が「限界即売会」かというと…この即売会、主催がコロナに感染したからと前日【開催中止】がアナウンスされていたのだ。
しかし周囲スタッフの尽力もあり、かろうじて即売会は開催された…そういう珍しい、というか肝を冷やした即売会ということで、この即売会の事を書き残しておきたい。
茨城県小美玉市は、茨城県の南部に立地。
平成の大合併で、「小川町」「美野里町」「玉里村」の2町1村が合併して新設された、人口5万弱いの都市だ。
茨城空港にもほど近いロケーションだ。
元々は私鉄・関東鉄道が運行されていたが、21世紀初頭に廃線となり、現在は廃線跡をバス専用道に転用したBRTがJR常磐線・石岡駅を起点に運行されている。小美玉の会場までは、バスで約30分のロケーションだ。
筆者も、小美玉市とは珍しい場所で開催だのう、と思いつつ。
そういう珍しい場所に足を運ぶのがSTRIKE HOLEの流儀。
埼玉への帰省も兼ねて、サークルとして小美玉に急行した。
【目次】
1.前日の急な中止の告知、そしてそれを覆す告知
2.併設イベント側の尽力で主催不在の開催
3.サークル数は健闘、一般参加者はもう少し
- 1.前日の急な中止の告知、そしてそれを覆す告知
当時、東北住まいだった筆者は、交通費節約のため青春18きっぷで帰省するw
仙台までは高速バスを利用。お昼頃仙台に到着、そこから先は東北本線鈍行で南下する。
ようやく白河の関を超え、関東に差し掛かろうとしたとき、メールで「即売会中止のお知らせ」を聞く。
主催がコロナ感染のため中止、とのことだった。
えええええ、今中止と言われてもこちとら関東に差し掛かる頃合いだべwそう言われてもなあw
と今さら引き返すわけにも行かず、実家のある埼玉へ歩みを進める。
ようやく大宮に着いたので、駅近くのラーメン屋で夕食。
食事をしながらメールを見ると、併設イベント側が会場を用意してくれる。主催は不在だが、サークル参加は可能とのことだ。
二転三転してるが、とりあえずサークルとして参加できるのなら、まあいいか。
その日は実家に泊まり、翌日小美玉に足を運んだ。
- 2.併設イベント側の尽力で主催不在の開催
JR石岡から、茨城空港方面行/BRTバスに乗り約30分。
バス停から若干の徒歩を経て、会場の「小川文化センター アピオス」に到着。
今回の即売会は、地域振興イベントの一環としての開催のようで、1階では「太鼓の達人」などeスポーツ大会と、今回尽力いただいた雑貨即売イベント『かぜのいち』(運営は手作り雑貨PULLさん)が開催。2階で同人誌即売会『COMIたま』という枠組みだ。
恐る恐る会場に入るが、とりあえずサークル用の椅子テーブルが用意されていたので、安心するw
(なお運営スタッフは存在せず、机椅子用意されているだけの「放置プレイ」状態w)
翌週の夏コミで頒布予定の新刊『同人半生之記』も陳列、先行で頒布する。

開場時間になると、1階イベントの主催さんが上がってきて、「本来の主催は不在ですが、即売会始めます」とのこと。
ただ今回は、結局1階イベント『かぜのいち』側が会場を借りる形式になったらしく、『かぜのいち』側からサークル参加費の徴収が入った。
元々『COMIたま』主催側に、当日サークル参加費を払う予定だったので、払う先が変わっただけ。そんな大きな影響はないか。
よくよく考えてみたら、以前都内のイベントでも、主催がインフルで倒れ欠席。まわりの併設イベントが協力し合い、主催不在でも開催し得た、という事例がある。
「横の繋がり」が、万一のリスクを最小限にとどめる「保険」になってるんだなあ、とも感じた。
- 3.サークル数は健闘、一般参加者はもう少し
サークル数としては、『COMIたま』は15サークル程度。
1階の『かぜのいち』も合算すれば、総計30サークルの規模感。
県庁所在地や大都市でもない町での開催、ということを鑑みると、まあまあ健闘したと言えようか。
ただ、まだコロナもおさまっておらず、一般参加者はまばらだったと思う。
徐々に即売会も開催方向に進んではいるものの、主催もコロナに感染してしまうぐらいだし、まだまだ完全には戻り切っていないということ。こればかりは仕方ない、
まずはコロナ禍を乗り越え、主催の病欠すらも乗り越え、開催を実現させたというだけでも充分頑張ったと言えよう。
こういう開催の積み重ねが、同人誌即売会がコロナに「打ち勝つ」ための道なのだから。