10月最初の即売会、筆者は「TAMAコミ」にサークル参加させていただいた。
この日は、東京ビッグサイトで「COMIC1」も開催され、筆者もどの即売会に足を運ぶべきか悩んだが、元々東京都福生市の「ポプルスガレージ」で開催を続けていた「TAMAコミ」が、思い切って会場を八王子に移した。
ということで普段と異なる「TAMAコミ」が見られるのではないか。
そう期待して、筆者は八王子の新生「TAMAコミ」にサークル参加を決めた。
前日午前中、愛知県東海市のAIイラスト即売会「和気あいAI」に足を運んでから、埼玉の実家に帰郷。
実家で用事を諸々済ませてから、翌日・八王子開催の「TAMAコミ」に臨んだ。
(名古屋への帰宅も、八王子の中央道バス停から乗れば乗り換えなし+安上がりで済むのも良かったかな)
【目次】
1.福生⇒八王子移転の事情
2.八王子移転で規模拡大!次に繋がる成果
3.八王子に移転しても以前と変わらぬ雰囲気の維持に努める
今回起用された会場「たま未来メッセ」は、JR八王子駅・京王八王子駅両駅の中間地点にあり、どちらの駅からも徒歩3分程度で到達可能。駅から近い施設だ。
2022年10月にオープンしたばかりの新しい施設で、1階の展示棟は中規模の見本市を想定している。
となると当然即売会にも準用可能。オープン翌月の22年11月には、ケットコムがオンリー集合型イベント「アグリゲート」を開催しており、既に即売会としての実績も生まれている。
八王子まで新宿から電車でそれなりに時間かかる距離ということを除けば、決して悪い会場ではないと思う。


ただ元々この「TAMAコミ」は、印刷会社ポプルスが、自社の持ち物である「ポプルスガレージ」を使い、施設の意向に左右されず即売会を開きたい。そして多摩地域で、新しい同人誌即売会をの「柱」を掲げたい。そういう意欲に満ちた即売会だったはずだ。
参考リンク 2020年12月13日付『TAMAコミ』(12/5 東京都福生市開催・創作系即売会)参加レポート』
何故、自前の会場を有し、即売会やりやすいはずの福生を離れると決断したのか。
直近2回の即売会で、募集100spが早期に満了したようで、需要に対し供給が弱い状況に。
ならば、もっと大きな会場で挑んでみよう、ということで八王子開催という「賭け」に出たようだ。
会場に着いて、受付を清ませ、パンフレットを受け取り中に入る。
あれ?会場広くね?
カタログの配置図を見ると、普段と異なる配置…というか、明らかにサークル数も多くね?
数えてみたら、サークル参加数は、約240spと倍以上に規模を拡大している。
これまでの100spとは、異次元の集まり方だ。
それでも流石に、この会場の展示室は広いようで、展示棟の半分を埋めるのが精一杯。
ただ今回は、アナログゲームイベントイベント「ボドゲガレージ」も併設。
ボードゲームは、デモプレイ・体験プレイなどでスペースを取るイベント。参加50サークル程度でも、スペースは展示棟の1/4は埋まる。
残り1/4を、休憩スペースや企業出展、各種企画で埋めている。
両イベント合わせ300sp規模。
コロナ以降に勃興した新しい即売会の中「最大勢力」と言えよう。
会場は移転したが、それでも「今までと同じものを残すようにしたい」との意向あり。
福生のポプルスガレージ時代に「名物」だったキッチンカーの出店は、今回も継続している。
(ただ4台来てるので、福生時代に比べても増えたとは思う…)
「八王子ナポリタン」など、ご当地グルメのキッチンカーも登場し、八王子開催に彩を添えた。

グッズ制作体験コーナーも継続だが、スペースの広さを頼みに、大型最新印刷機を導入。
缶バッジ制作体験のようなかわいいものではなく、トートバッグの印刷実演など無駄に大掛かりになってきたw
てか、これ制作体験というより、主催印刷会社の「デモンストレーション」じゃね?w
初動100人程度、そんな多くない。
筆者を例にとると、開場後1時間の間に、立ち寄ってくれたサークルは「ゼロ」。
ただ時間は、16時まである。「COMIC1」からのハシゴ組もあるだろうし、初動はこんなもんんかもしれない…
実際筆者は、14時30分ぐらいから、声をかけてくれる回数も増え、売れ行きも上がった。
また今回は、新企画として、スタッフが館内のサークルにマイクを向けてのインタビュー企画が登場。
インタビューに参加したいサークルは、スタッフが近づいたら挙手して申し出る。
筆者も立候補して、「コロナになって狂った即売会増えた!」など新刊の話をしたところ、面白そうに映ったのだろうか?
どうやらそれが「人気」らしく、会場内の皆様が筆者の所に買い物で多々訪れてくれた。大変ありがたい。
こういう新しい取組と、福生ポプルスガレージからの変わらぬテイストとがうまく混ぜ合わさり、今回の大きな成功にも貢献したのではないか?という気がする。
この日は、東京ビッグサイトで「COMIC1」も開催され、筆者もどの即売会に足を運ぶべきか悩んだが、元々東京都福生市の「ポプルスガレージ」で開催を続けていた「TAMAコミ」が、思い切って会場を八王子に移した。
ということで普段と異なる「TAMAコミ」が見られるのではないか。
そう期待して、筆者は八王子の新生「TAMAコミ」にサークル参加を決めた。
前日午前中、愛知県東海市のAIイラスト即売会「和気あいAI」に足を運んでから、埼玉の実家に帰郷。
実家で用事を諸々済ませてから、翌日・八王子開催の「TAMAコミ」に臨んだ。
(名古屋への帰宅も、八王子の中央道バス停から乗れば乗り換えなし+安上がりで済むのも良かったかな)
【目次】
1.福生⇒八王子移転の事情
2.八王子移転で規模拡大!次に繋がる成果
3.八王子に移転しても以前と変わらぬ雰囲気の維持に努める
- 1.福生⇒八王子移転の事情
今回起用された会場「たま未来メッセ」は、JR八王子駅・京王八王子駅両駅の中間地点にあり、どちらの駅からも徒歩3分程度で到達可能。駅から近い施設だ。
2022年10月にオープンしたばかりの新しい施設で、1階の展示棟は中規模の見本市を想定している。
となると当然即売会にも準用可能。オープン翌月の22年11月には、ケットコムがオンリー集合型イベント「アグリゲート」を開催しており、既に即売会としての実績も生まれている。
八王子まで新宿から電車でそれなりに時間かかる距離ということを除けば、決して悪い会場ではないと思う。


ただ元々この「TAMAコミ」は、印刷会社ポプルスが、自社の持ち物である「ポプルスガレージ」を使い、施設の意向に左右されず即売会を開きたい。そして多摩地域で、新しい同人誌即売会をの「柱」を掲げたい。そういう意欲に満ちた即売会だったはずだ。
参考リンク 2020年12月13日付『TAMAコミ』(12/5 東京都福生市開催・創作系即売会)参加レポート』
何故、自前の会場を有し、即売会やりやすいはずの福生を離れると決断したのか。
直近2回の即売会で、募集100spが早期に満了したようで、需要に対し供給が弱い状況に。
ならば、もっと大きな会場で挑んでみよう、ということで八王子開催という「賭け」に出たようだ。
- 2.八王子移転で規模拡大!次に繋がる成果
会場に着いて、受付を清ませ、パンフレットを受け取り中に入る。
あれ?会場広くね?
カタログの配置図を見ると、普段と異なる配置…というか、明らかにサークル数も多くね?
数えてみたら、サークル参加数は、約240spと倍以上に規模を拡大している。
これまでの100spとは、異次元の集まり方だ。
それでも流石に、この会場の展示室は広いようで、展示棟の半分を埋めるのが精一杯。
ただ今回は、アナログゲームイベントイベント「ボドゲガレージ」も併設。
ボードゲームは、デモプレイ・体験プレイなどでスペースを取るイベント。参加50サークル程度でも、スペースは展示棟の1/4は埋まる。
残り1/4を、休憩スペースや企業出展、各種企画で埋めている。
両イベント合わせ300sp規模。
コロナ以降に勃興した新しい即売会の中「最大勢力」と言えよう。
- 3.八王子に移転しても以前と変わらぬ雰囲気の維持に努める
会場は移転したが、それでも「今までと同じものを残すようにしたい」との意向あり。
福生のポプルスガレージ時代に「名物」だったキッチンカーの出店は、今回も継続している。
(ただ4台来てるので、福生時代に比べても増えたとは思う…)
「八王子ナポリタン」など、ご当地グルメのキッチンカーも登場し、八王子開催に彩を添えた。

グッズ制作体験コーナーも継続だが、スペースの広さを頼みに、大型最新印刷機を導入。
缶バッジ制作体験のようなかわいいものではなく、トートバッグの印刷実演など無駄に大掛かりになってきたw
てか、これ制作体験というより、主催印刷会社の「デモンストレーション」じゃね?w
初動100人程度、そんな多くない。
筆者を例にとると、開場後1時間の間に、立ち寄ってくれたサークルは「ゼロ」。
ただ時間は、16時まである。「COMIC1」からのハシゴ組もあるだろうし、初動はこんなもんんかもしれない…
実際筆者は、14時30分ぐらいから、声をかけてくれる回数も増え、売れ行きも上がった。
また今回は、新企画として、スタッフが館内のサークルにマイクを向けてのインタビュー企画が登場。
インタビューに参加したいサークルは、スタッフが近づいたら挙手して申し出る。
筆者も立候補して、「コロナになって狂った即売会増えた!」など新刊の話をしたところ、面白そうに映ったのだろうか?
どうやらそれが「人気」らしく、会場内の皆様が筆者の所に買い物で多々訪れてくれた。大変ありがたい。
こういう新しい取組と、福生ポプルスガレージからの変わらぬテイストとがうまく混ぜ合わさり、今回の大きな成功にも貢献したのではないか?という気がする。